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ヨルムとデボムは、これまでに分かった様々な事から、クァク・ドゥヒとムチョル親子に疑念が生まれていました。
ムチョルは、防犯カメラの映像に、グノが写っていたことを知っていたのに、それを公にしてはいませんでした。グノが落書きしたことを知っていたのに・・・。
そして、ソンミンから、デボムの父とドゥヒは親友だったことも聞きました。
デボムの姉が殺された時、デボム父はドゥヒと釣りに行っていたと言ったのに、ドゥヒは否定したのです。
それが決定的な証拠となって、デボム父は逮捕されたのです。
ヨルムとデボムは、クァク父子が犯人だと確信しました。
で、今回、罠にはめようとしたのです。秘密を知っているぞと匂わせることで。
デボムから、姉を殺した犯人はお前だと名指しされ、ムチョルは激しく動揺。激怒してデボムに襲い掛かりました。
「僕らに知られずに逃げ切れると思ったのか?」
とデボムに言われ、怒りと恐怖のあまり、何度もデボムを殴りました。
この様子は、仕掛けておいたカメラにちゃんと写っていました。
ヨルムも、クァク・ドゥヒに犯人だと名指し。
ドゥヒもヨルムに襲い掛かりました。
でも、ヨルム、スタンガンをドゥヒに押し付け、逃げ出しました。
ちゃんと、携帯にドゥヒの自白を録音しておきました。
デボムが撮った映像を見て、グノは過去を思い出す事が出来ました。
デボム姉が殺された時の一切を。
そして、ボム祖母が殺された時の犯人も、指し示すことが出来たのです。
ドゥヒとムチョルは逮捕されました。
デボム姉の事件の直後、ビリヤード場から出て来た人物は、デボム父の上着を着たムチョルだったのです。
デボムは、父に会いに行きました。
父は、教会にいました。
デボムは、父に謝りました。
しかし、一度離れてしまった絆がそう簡単に元に戻る事は無さそうです。
ただ、父の肩から、ふっと力が抜けた感じがしました。
ボムは、デホのことがあった後、更に落ち込むことが起きていました。
立ち直ったと思っていた父が、また借金を作ってしまっていたのです。
そして、家のお金を持ち出し、姿を消したのです。
ずっとお酒を断っていた父ですが、職場の飲み会で断り切れずに飲んだことが切っ掛けで、またずるずると・・・です。
今度は賭博に手を出してしまっていたようです。
朝起きたら、家の中が荒らされていました。ボムは呆然と座り込んでしまいました。
ヨルムがソンミンからその話を聞いて家に駆け付けた時、ボムの姿はありませんでした。
帰って来たハヌルは、学校に行かずに働いていると言いました。
そして、ボムは前日にヨルムに会うと言って出かけたと言いました。
ヨルムもハヌルも不吉な予感に襲われました。
ボムは、ビリヤード場にいました。
練炭をたいていました。死ぬつもりだったようです。
ヨルムが発見し、何とか大事には至らずに済みました。
帰って来たデボムは、俯いたまま部屋に閉じこもりました。
ヨルムは、その表情がボムと同じだと思いました。
何も言わず、そっとしておきました。心の傷は癒えたわけではないと感じました。
ヨルムは街に残る決心をしました。
牛乳配達の仕事を始めました。
少しずつ、街の住人になって行きました。
そして、ボムの家に住んでいます。家賃もちゃんと支払っています。
デボムも相変わらず図書館に勤めています。
ジョギングは、ヨルムの仕事に合わせ、夜になりました。
ホーランド教授とオンラインで仕事をし始めました。
ボムはウェブ漫画の公募展に応募しようとしています。
ジヨンとソンミンも、少しずつ良い雰囲気になっています。
ソンミンの息子ジュンも含めて、もうすっかり家族の雰囲気です。
ジヨンは、街に残る事も考えましたが、せっかく合格した公務員の仕事を捨てる気にはならなかったようです。
ソウルに引っ越しました。が、時々街に戻って来ています。
ジェフンはヨルムにだけ連絡し、アメリカに行きました。
ボムを頼む・・・と。
でも、ある日、戻って来ました。
何度も何度も自分の心を考えて出した結論のようです。
チャンスとオクスンが、パーティを開いてくれました。
これまでの事のお礼ということで。
グノもすっかり明るくなりました。
皆が幸せでした。
幸福とは、不足が無い状態だとヨルムは思いました。
今、自分は十分だと。小さな幸せや好きな事に囲まれていると。
本当に細かなエピソードが詰め込まれていましたね。
それが決して物足りなくは無くて、リアルな人の生活を見ている感じがしました。
私たちの生活と変わらない本当に普通の生活です。
心地よく見ることが出来ました。
お勧めです
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