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飛び掛かって来た犬は、噛みつくどころか、ウンハンにじゃれまくり
お腹まで見せて、完全に服従の態度を示しました。
慌てて駆けつけたチャンギは驚きました。自分と妻以外の人に全く慣れていない犬が、こんな態度をとるなんて、これまで皆無でしたから。
転んで泥だらけになったウンハンに、チャンギは妻の服を渡し、着替えるように言いました。
着替えたウンハンを見て、チャンギは初めて気づきました。
ウンハンは、背格好も、声も、妻に似ていると。
不思議な気持ちになりました。
それを、スジンに言いました。
スジンは嫉妬の目でウンハンを見つめました。
ガンウは、ドレッシーな服で屋敷から出て来たウンハンを見て、見違えました。
2人は普通の恋人同士のようにデートしました。
突然、ミン会長がウンハンの実家を訪れました。
離婚届を突きつけ、ウンハンにサインするよう言いました。
チャンギがダメなので、攻め方を変えたってわけですね。
勿論、納得できないウンハン母と弟のスハン。
第一、ウンハンがどこにいるのか分からない今、サインなど、させることは不可能です。
いったい、両家の間にはどんな確執があるのでしょう。単に身分違いとミン会長が思っているだけなのかしら?
ウンハン母の話では、捜索願を出さないのはチャンギに迷惑をかけないためだとか。スハンのためだと言うのは、どーなった
チャンギは、妻を急いで探し出すよう、スジンに命令しました。
猶予は1週間だと言いました。
スジンを傍に置いておく理由は、その任務のためだと言いました。それ以外には理由など無いと。
「プロを求めているんだ。半端な者は必要ない。」
チャンギ・・・あまりにも冷たい言い方ですわ。
スジンは、ウンハンがどうも怪しく思えて仕方がありません。
どういった経緯でウンハンが雇われたのかを調べようと、人材紹介所に話を聞きに行きました。
そこで分かったのは、チャンギ妻が顔も知らないウンハンを屋敷に就職させるよう取り計らったということ。
ますます謎が深まりました。
そこに、キム班長から連絡が入りました。
キム班長は、ガンウの家に忍び込み、手掛かりを探したのですが。
そこで、“ビフォー”と書かれたチャンギ妻の写真を発見したのです。
これまでのガンウとウンハンの態度を思い起こして、一つの結論に達しました。
チャンギ妻はガンウの整形手術を受けて、別人の顔になったと。そして、ファインコスメの会長宅に家政婦として入り込んだと。
スジン、愕然としました。
まさかの答えですから。
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