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確かにね
この作品で“ジュニ”に惹かれない女性って、いないんじゃないかと思えるような“可愛くてカッコ良い年下男子”ぶりです。
ジュニに踊っているところを見られたと知ったジナ。
物凄く恥ずかしく思いました。
ジュニは、おそらく昔からジナを好きなんでしょう。最初はキレイなお姉さんに憧れる気持ちだったかもしれません。
成長するにつれて、その気持ちが大きくなってきたけど、姉の親友で親友の姉だということで諦めてる部分もあったのかも。
でも、再会したことで、その気持ちは自分でも思った以上に強く真剣なモノだと気付いたのでしょう。
一方、ジナも、ジュニは親友の弟だけど、本当の家族の様な存在で、でも、血はつながっていない可愛い年下の男の子という感じだったでしょう。ところが、3年の時間を経て再会したジュニは心をときめかせる相手だったと言う事も認めざるを得ないって感じです。
だからこそ、同僚のカン・セヨンがジュニに興味を持っていると知った時、嫉妬心が芽生えたのでしょうね。
本人は、まだそれが嫉妬だとは気づいてない様子ですが。
ジュニと姉のギョンソンは、同じアパートですが別の部屋に住んでいます。
部屋代が勿体無いから、同居すれば?・・・とギョンソンは言いますが、ジュニは断りました。プライバシーが・・・ってね。
それで、敏感なギョンソンは、弟に好きな人がいると気付いた様子です。まだ深刻にとらえてはいませんが。
ジナの勤務する会社では、同僚には女性が多くいます。
それぞれに頑張って仕事をしている人ばかりです。
ところが、直属の上司には恵まれていません。
コンチーム長は、彼女たちの仕事にことごとく難癖をつけます。それが女性蔑視だとは気づいていないんですね。
なのに、飲み会とかでは部下の女性の身体に触ったり、上司に部下の女性をホステスのようにあてがったりするんです。
皆分かってて、する~っと二次会を抜けたりするんですが、それすら会社愛が欠如してるなんて注意する始末。
本当にムカつきます。
ムカつくのはもう一人。
ナム理事と言う男性。
少し前に、新規開店の店舗で配る筈の粗品の手配の決済をし忘れて、大騒動になったにもかかわらず、その書類をシュレッターにかけて証拠隠滅を図るなど、保身だけを考えてるような人です。
チョ代表は、なかなか仕事に対して厳しい人ですから、ナム理事は必死に失敗を隠そうとするのです。隠すだけじゃなく、ジナに責任転嫁するのが本当にムカつきます。
間にチョン部長と言う女性がいてくれるのが、ジナにとっては唯一の救いですかね。
チョン部長は、騒動の原因がナム理事にあるということに気づいていて、それをいつでもチョ代表に告げる事ができるという雰囲気を敢えてナム理事に示しました。ま、一種の脅しでしょうか。
とにかく、コンチーム長とナム理事は、今後もジナを苦しめる存在となりそうです。
カン・セヨンは、積極的にジュニにアプローチしようとしました。
ジュニが、カン・セヨンの個人的な事をさりげなく聞こうとしました。でもそれは、同僚のキム・スンチョルから頼まれての事だったのです。
スンチョルがカン・セヨンを好きでしてね。
ジュニがジナと知り合いだと知って、同僚のカン・セヨンとの間をとりもってもらおうとしてるのです。
そうとは知らないカン・セヨンは、すっかり良い気分。ジュニも自分に興味があると受け取りました。ま、そー見えるよね。
ジナも、そう受け取りました。ちょいと嫉妬です。
ここで一つ分かったのは、ジュニの姉ギョンソンがやってる店は、ジナの会社のフランチャイズ店だってこと。
カン・セヨンは、ギョンソンとお近づきに・・・と考えて、担当を代わってくれとジナに言いました。ジナはOKしていません。
ジナにあ、またギュミンが連絡して来ました。
ジナは、きっぱりと話をつけようと思い、会う事にしました。
それをギョンソンから聞いたジュニは、二人がよりを戻そうとしていると思ってしまいました。周囲が、ジナとギュミンが如何にラブラブだったか・・・なんて情報を入れるもんですからね。
すっかり機嫌が悪くなったジュニです。
勿論、ジナは散々にギュミンを罵倒し、喧嘩して帰宅しましたけどね。
機嫌は翌日になっても治らないジュニ。
偶然仕事帰りに会ったジナと夕食を一緒にしたけど、ジナに突っかかるような事ばかり言ってしまいます。
ジナもその日は、大変な一日で疲れきっていましてね、つい、口げんかのようになってしまうのです。カン・セヨンとの事もありましたし。
ま、大ごとじゃありませんが。
「ジナさんの方がもっと綺麗だ。」
と、ジュニ。その言葉で、ジナは気分が良くなったみたいです。隠してましたけど。
帰り、雨に見舞われた二人。
ジュニはコンビニで傘を一本だけ買ってきました。相合傘をするために。それがトップの写真です。
少し近づいた二人ですね。
カン・セヨンが、ジュニと食事をすると浮かれて帰って行った日。
ジナは後輩のイェウンとお酒を飲みました。イェウンはジナをとても慕っています。
ジナは、さりげなく聞きました。男の言葉と行動、どこまで信じればいいの?・・・と。
「全部嘘ですよ。女を口説くためには何でもやれ・・・と男だらけの工科大学で良く聞いた言葉です。」
唖然としてしまったジナ。ジュニの言葉が嬉しかったもんね。
「でも、口説こうとするのは気があるからでしょ?」
と、弁解するように言いました。
「母が言うには、男は女を拒まないそうです。キープした中から選ぶとか。」
あいやぁ~っジナ、ショックです。
その時、ギュミンから電話が。
何でかけてくるの・・・と怒鳴ったら、出たのはジナ父。
なんと、ギュミン、ジナの両親に食事に招かれていたんですよ。
ジナ母は、知り合いの子供たちがどんどん良い縁を結んでいるのが羨ましくて仕方がありませんでした。ご祝儀貧乏になると常々愚痴っているのです。
だから、両親がソウル大卒で本人は弁護士という好条件のギュミンと早く結婚させたかったんですね。
ジナに任せていたら、遅々として進まないと思ったので、自分たちがお膳立てしようと、ギュミンを呼び出したってわけ。勿論、ジナには内緒で。
激怒したジナは急いで自宅に帰りました。
しゃら~っと座っているギュミンを見て、怒りが湧いて来ました。
でも、その場では怒らず、別の手を使ったんですね。
色っぽい服装に着替え、化粧も濃くしてギュミンの隣に座りました。ギュミン・・・ジナが何をする気なのか分からず、ちょいとびくついています。
ジナは、両親に聞きました。浮気なんて無かったの?・・・と。
ぎくりとするギュミン。
母が言いました。昔そう言う事があった時後頭部を殴ってやったわ・・・と。
「こういうふうに?」
ジナが思いっきりギュミンの後頭部を殴りました。
その瞬間、ジナ母は分かったのです。喧嘩の原因はギュミンの浮気だと。流石です
雰囲気は一気に変わりました。
ジナ父がギュミンに掴みかかり、修羅場に。
そしたらギュミンが、ジナだって浮気をした・・・と言いだしたから、事はもっと混乱しちゃって。
ジナはそれがギョンソンの弟ジュニだと説明するのも面倒だと思ったのか、あいつは誰だとギュミンに言われて、つい言っちゃった。
「好きな人よ。」
その時、ジュニがスンホと帰宅しちゃった。
二人はジュニが帰国して初めて会った帰りだったんです。
家にギュミンが来てると聞いたジュニは、怒りがふつふつと沸いて来てましてね。一緒に家に行こうとスンホに誘われたんだけど、一旦は断りました。
だけど、気が変わって・・・。
ジュニを見て、ギュミンが指を指しました。
あいつだ
ジナの手を掴んだギュミンを見て、ジュニが言いました。
「手を離せ。」
そして、ギュミンを無理やり引っ張って家を出て行ったのです。
皆唖然としました。
スンホは、直前にジュニには好きな人がいて、35歳だと聞いたところです。
ジナと付き合うようなもんだぞ?・・・と驚いて本気かと聞き直したばかりでした。それがジナの事だったと気付いた
ジナの両親も、この展開が理解できずにおろおろしてますし、言ったジナ自身も混乱していました。
ラストシーンのジュニが、とにかくカッコ良いです
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