人間の体には、元々フィルター機能と言うモノが備わっているのかもしれない。
肉体的、精神的のどちらにも。
自分が初めて妊娠した時、この世の中には、これほど妊婦さんがいたのかと、初めて思った。
介護者となった時、被介護者がこんなに多くいて、それ以上の数の介護者がいることにも気づいた。
それまで気付かなかった自分にも、そして気付いていないように見える世の中の人にも驚いた。
人は、自分が今経験している事実を1つのフィルターとして世の中を見ているように思われる。
妊婦になった時は、妊婦と言うフィルターを知らず知らずのうちに世間にかけて見るので、妊婦の存在が浮かび上がってくる・・・そんな感じ。
経験して見ないと分からないというのも、もしかしたら、そのフィルターを意味しているのかもしれない。
しかし、経験するかしないかでフィルターがかかるのではないようにも思う。
フィルターを入れるスイッチを持っている人もいるんじゃないかと。
私には想像もつかないけれど・・・。
ふと、病室の窓から外を見てて、そんな事を思った私です。
ほんの、どーでも良い呟きです。
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