夏物語 プレミアムBOX 3枚組 東宝 このアイテムの詳細を見る |
「甘い人生」以来のビョンホン氏の出演作。
スエちゃんとの共演です。
世界史に疎い私にとって、韓国の当時の軍事政権というものが、どういう状態だったのか、イマイチ理解できていませんが、ビョンホン氏は、ニュース映像で見る、日本の”安保闘争”時の学生のようでした。
年齢的に、”学生”には無理があるだろう・・・と、思っていましたが、まぁ、そこそこ見えない事も無い。
彼は、周りの友人達の様に、政権に強行に抗議するわけでもなく、やる気の無さ、情けなさばかりが目立つ、何処にでも居る・・・いや、居たであろう青年です。
そして、友人達と農村に奉仕作業に出かけ、そこでスエちゃんと出会います。
彼女は、両親が建てた図書館で司書をしています。
ど~も、両親が共産主義者だったのか、はたまた疑いをかけられただけなのかわかりませんが、たった一人で暮らしています。
この二人の、淡いラブストーリーかと思いきや
それだけじゃ、時代を、この軍事政権下に設定した意味が無いというもの。
世相を表したような事件に巻き込まれます。
なんと理不尽な
そして、なんと偏った思想
この時代には、きっとこのような言いがかりとしか思えないような騒動に巻き込まれてしまって、人生が狂っちゃった人も多かったんだろうな・・・と、TVの前で、1人強い憤りを感じてしまった私です
映像が、とても綺麗です。
田舎の風景が、濃い緑、淡い緑に染められてて、とても綺麗でした。
その緑の中の古い家を見ると、「ラブストーリー」を思い出してしまいましたよ
ストーリーは、想像はついてしまうようなモノなんですが、いつも見る、冷静で落ち着いた大人の雰囲気のビョンホン氏とは、一味も二味も違った姿を見る事が出来ると言うことで、ファンにはお勧めですな
勿論、スエちゃんは、文句無しに良いです
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