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兄ヨンの死は、自殺と断定されているようです。ぺク・ボムもそう考えています。
でも、カン検事だけはそれが他殺で、犯人はぺク・ボムだと考えているのです。
婚約者が妊娠していて、結婚間近だったこと、そして左利きなのに、左腕に新しい注射痕があったことなどが理由です。
婚約者というのが、実はぺク・ボムの恋人だったと言う事は知らないみたいですね。
と言うか、本当にぺク・ボムの恋人だったのでしょうか。
もしかしたら、そう思っているのはぺク・ボムだけだったのかもしれません。
それを告げた時の、カン・ヨンの表情、恋人ハン・ソヒの表情、そして、居合わせたイ・へソンの表情が何やら意味ありげでしたものね。
ところで、以前、捜査の過程でセオン病院の家宅捜索をした事がありましたが。
その時、カン検事の指示だと言ってやってきた男性が、病院の何かの資料を持ち去りました。
そのことで、イ・へソンと交渉しています。
台帳に無い向精神薬がかなりの量保管されていることがその資料から分かったようです。
その薬を使って利益を挙げているようですね。イ・へソン自ら関わっているようです。
それを公にしない代わりに、10年前の何かの記録を渡していました。
身元不明の遺体が運ばれて来ました。
まだ若い男性でした。転落死と見られていましたが、気になる点があれこれあって、ぺク・ボムはいつものように慎重に検死を進めていました。
ところがですよ。
身元を確認していた職員が、狼狽してパク院長の元にやって来たのです。
DNA鑑定をしたら、科捜研の職員の一人と親子関係が検出されたと言うのです。
なんと・・・マ課長の息子だったのです。
自慢の一人息子でした。
成績が物凄く優秀で、飛び級をして有名な全寮制の進学校に学んでいました。
妻から、寮に前夜から帰っていないと連絡があったと、おろおろと電話があり、マ課長はすぐに家に帰ろうとしていた時でした。
パク院長が、沈痛な面持ちでマ課長に報告したのです。
マ課長は、驚いて解剖室に駆け付けました。
でも、中には入れません。規則で、解剖の場合、遺族は遺体に近づく事は出来ないのです。
顔だけでも・・・と泣き叫ぶマ課長。
その場に居合わせた者たちは、皆涙を流しました。
あまりにも残酷です。
マ課長の息子ソンジェは、全身のいたるところを骨折していました。
転落死だ・・・とぺク・ボムは言いました。
解剖後、綺麗に整えられた遺体に、やっとマ課長は会う事が出来ました。
顔を撫でながら、泣きました。泣いても泣いても涙は枯れることは無い気がします。
私も泣けましたわ~っ
マ課長の妻は、ソンジェが自殺する筈は無いと主張しました。
何の心配もかけない本当に良い子でしたから・・・と。だから、他殺に違いないと言いました。
転落死だと言う事は確かでしたが、それが自殺なのか他殺なのかの判断はこの時点ではつきませんでした。
いつものように、現場検証を仔細にするぺク・ボムです。
建物の屋上から転落したのは確かでした。
足跡もありましたし、エレベーターの監視カメラに映像も残っていました。
屋上には、ソンジェ以外に4人の友人が一緒に行っていました。でも、降りて行ったのは、ソンジェ以外の4人。
4人が降りた時刻から、ソンジェの遺体が発見された時間までは、約2時間ありました。
試験期間だと言うので、ソルは、4人の母親から事情を聞きました。
が、皆、関わりを否定しました。当たり前ですな。
子供たちの携帯からも、何の手掛かりも得られませんでした。
どうも、母親たちが疑われそうな記録を削除したようです。
友人の中に、ソンジェのルームメイトのジュナという生徒がいました。
彼の父親は著名な弁護士事務所の代表を務めていました。
ジュナ母は、息子が容疑者と聞き、ソルに圧力をかけようとしています。
ノ部長検事とソルを食事に招きましたよ。
でも、ソルはきっぱりとそれを拒絶しました。
ぺク・ボムは、詳細なデータをとり、結論を導き出しました。
自殺だ・・・と。
マ課長は激怒しました。
息子が自殺などする筈が無い、間違って結論だと。
そうでしょうねぇ、親とすると。
いったいどーいうこと
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