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チソンssiが「ニューハート」以来の医療ドラマ出演と言う事で、注目されました。
毎作品で演じている役柄と本人が被って見えるほどにリアルに演じてくれるチソンssi。この作品も期待しています。
そして、同じく見るたびに全く違うキャラクターを見せてくれるイ・ギュヒョンssiも楽しみです。
カン・シヨン=イ・セヨンさんはペインクリニック科のレジデント2年。
でも、今、その職を捨てて逃げ出そうとしていました。地球の裏側マダガスカルに。
荷物もすっかり整え終えていたところに、オ・ジョンナムから電話が入りました。
彼は刑務所の所長をしていて、お金に困ってるシヨンにアルバイトを持ちかけたのです。
アルバイトと言うのは、刑務所の医師。
新しい医師が来ても、少しも長続きせず、今回も患者を見捨てて逃げ出してしまったのです。
で、娘のように思っているシヨンに声をかけたと言うわけ。
シヨンはあっさりOKしました。
長く務めるつもりはありません。短いワリの良いアルバイトだと考えていました。
その日のうちに、韓国を発とうと計画していましたからね。
シヨンは、以前にもアルバイトをしたことがあるようです。
だから刑務所で勤務する場合の注意事項は、ジョンナムが繰り返すまでもなく、ちゃんと承知していました。
でも、ジョンナムは注意事項が一つ増えたと言いました。
それがチャ・ヨハン=チソンssiのことでした。
目を合わせても話をしてもいけない・・・とジョンナムは言いました。
要するに、絶対に関わるなということです。
シヨンは到着と同時に、すぐに受刑者たちの診察を始めました。
一癖も二癖もある受刑者たちを、シヨンは上手く扱っています。優しげに見えて、気が強く、物おじしない性格のようです。
急患の知らせが飛び込んで来ました。
受刑者の一人が突然倒れたと言うのです。
駆け付けたシヨンは、診察し原因は予想できましたが、応急治療が出来ません。
その時、取り囲んでいた受刑者たちの中から、病状や適切な治療方法を指摘する声が。
チャ・ヨハンです。
受刑者であるヨハンがあまりにも腕利きな医師のため、来た医師来た医師がやりこめられて居付かないと言う事で、ジョンナムは常に関わるなと言って来たようです。
でも、この時は急を要しました。このままでは死んでしまうからです。
一刻を争う容体で、迅速な応急処置が必要でした。
シヨンは、ヨハンの指示の元、初めての処置をやり遂げることが出来ました。
ジョンナムはそんなシヨンの姿を見て、ほっとしました。
彼はシヨンの苦しみを知っているからです。
いったい何があったのでしょう、シヨンに。医療事故だと医師仲間は言っていましたが。
ジョンナムは、何とかしてシヨンに医師を続けてほしいと考えていました。
が、どうすればよいのか、彼には分かりませんでした。
シヨンも、本当は続けたいと思っています。でも、自分にはその資格が無いと考えています。
それでは自分は罰を受けられないと。一生白衣を着ない事が、罰だと思っているのです。
ソン・ソッキ=イ・ギュヒョンssiは、検事。
何か、ヨハンに強い恨みを抱いています。
その理由は、スンユという子供に関する事だと思われます。
そして、チェ・ウンジョンという女性も、同じくヨハンに恨みを持っています。
医師として復帰させてはいけないと考えています。
でも、ソン・ソッキはヨハンが医師として復帰したのち、代価を払わせようと思っているようです。
シヨンの母もペインクリニック科の科長です。
相当な腕利きのようですね。
ジョンナムから、シヨンが患者を救ったと言う話を聞き、刑務所に会いに来ました。
その夜海外に行くと言う事を知っていました。あれは・・・シヨンの妹ミレが知らせたの
甘えるなと母は言いました。
でも、シヨンの決心は変わりませんでした。
母はシヨンの気持ちが理解出来たからです。発破をかけて立ち上がらせることが簡単じゃないと、分かっているからです。
母は、ジョンナムからシヨンが本当は病院に戻りたいが、その資格が無いとと考えていると聞き、哀れに感じたようです。
“5353”と言う番号の受刑者が倒れました。
医務室の常連と言われているほどに度々受診している人物です。
だから、刑務官は仮病が上手いと言っていましたが、ヨハンは精密検査を勧めていました。
実際、検査を受けてはいたのですが、これと言う原因は判明していませんでした。
シヨンは様子が気になったので、やはり精密検査を勧めました。
が、急を要するとまでは思わなかったので解熱剤等の薬を処方しただけでした。
そしてその夜、勤務を終えたシヨンは刑務所を後にしたのです。マダガスカルに旅立つつもりでした。
その直後、“5353”が倒れたのです。
実は、シヨンが刑務所を出る前に、ヨハンと言い争いをしていました。
“5353”のために、腎臓内科の医師を直ちに呼べとヨハンが主張したのです。
症状を分析し、ヨハンはその根拠を述べました。
でも、シヨンは、ここにはレントゲンしか無いのに・・・と、ヨハンの診断を信じなかったのです。
その結果、“5353”は倒れてしまったと言うわけです。
刑務所の門の前からタクシーに乗ろうとしていたシヨンは、血相変えて駆けて来た刑務官と共に戻りました。
ヨハンが、シヨンにしか救えないと言いました。
「病気が絶望でも医師が希望になれる。なのに見捨てるのか?」
どうすれば?
シヨンはヨハンをキッと見ました。