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テソンは、アフリカに行っている間、ずっとハンビョルからの連絡を待っていました。
なのに、荷物はおろか、手紙の一通もハンビョルからは届きません。
しびれをきらして事務所にTV電話すると、チェ理事とカン・ユソンの姿の後ろに小さくハンビョルの姿が写り込みました。
“お”
と、乗り出したのですが、ハンビョルは自分の事などまったく思い出しもしない風で同僚たちと仲良くしてるじゃありませんか。
がっくりしたようですね。
で、帰国して、何故連絡しなかったのかと、ハンビョルに聞いたのです。
「個人的に連絡するような仲じゃないでしょ。」
ハンビョルの言葉は、ぐっさりとテソンの胸に刺さりました。
でも、負けず嫌いでプライドの高いテソンは、そんな様子は微塵も感じさせない態度で返しました。
広報チームに戻ったハンビョルに知らされたのは、例のテソンとのツーショット写真の一件。
ハンビョルは激怒して写真を丸めました。
その様子が、嘘じゃ無いと感じた後輩たち。じゃぁ、いったい2人はどんな関係・・・と更に悩むことになりました。
が、3人は、ハンビョルとテソンの間には愛情があると確信しているようです。
パク・ホヨンが担当している俳優が役に入り込み過ぎて倒れてしまいました。
俳優の体調には十分配慮するようにと、チェ理事が会議で申し渡しました。
この際、メンタルケアをしようとチェ理事。
俳優だけじゃなく、スタッフ全員チェックすることになりました。
パク・ホヨンは、ずっとカン・シドクを説得し続けていました。
しかし、シドクは、今の生活に満足していて、芸能界や俳優に全く興味は無いと突っぱね続けていました。
パク・ホヨンはチェ理事に助言を求めました。
テソンをスカウトし、この世界に連れて来たのは、チェ理事だったのです。
テソンは学生時代から超人気者で、多くの芸能事務所から声がかかっていました。
しかし、全く興味が無かったテソンは、そのすべてを断っていたのです。
それでも、チェ理事は、諦めずに何度も何度もテソンに会いに行きました。
そのしつこさに、テソンは、次に来たら、ストーカーとして通報するとまで言いました。
が、今は俳優なわけで・・・。
気が変わった理由はとパク・ホヨンは聞きましたが、肝心な事をチェ理事は話してはくれませんでした。
もしかしたら、テソンの気が変わった理由にも何か秘密があるのかもね。
テソンは、ストレスチェックも受けないと突っぱねてます。
ハンビョルが頼むことは、一切やらないと、新しくマネージャーになったジョンイルに言いました。
ハンビョルは、テソンのためにストレスが溜まりまくりだとチョ記者とパク・ホヨンに愚痴りました。
ホヨンもチョ記者もそれぞれにストレスを溜めていますから、ハンビョルに共感しました。
ハンビョルのストレス解消法の一つが、一人で映画を見る事。
他に客のいない時を狙っての映画鑑賞です。
その夜も、一人で映画を見ていたのですが、いつの間にか隣の席にテソンが。
これは本当に偶然だったようです。
でも・・・いくらでも空席がるのに、隣に座るかと、私は疑問に思いましたけどね
相変わらず口喧嘩になった2人。
ハンビョルは、この際、テソンの思い込みを訂正しようと思いました。
自分がテソンをアフリカに行かせたと言う思い込みです。
経緯を知ってる行きつけのバーの社長グィノンに証言してもらおうと、テソンを連れて行きました。
1年前のこと。
元々アフリカにボランティアに行きたがっていたのは、テソンの親友俳優イ・ユヌでした。
イ・ユヌがその後どうなったのかはまだ分かりませんが、とにかくそれがアフリカでのボランティアと言う生き方をテソンが知った切っ掛けでした。勿論その時点でテソンには全くその気はありませんでしたけどね。
でも、ハンビョルにちょっとボランティアの話をしたら、似合わないと一刀両断されてしまったのです。
その瞬間、天邪鬼的なところのあるテソンは、
「アフリカに行ってやる」
と叫んでしまったのです。
それを、記者たちに聞かれてしまったから、話は一気に現実になってしまった・・・と、そう言う事なんです。
つまり、テソンはその頃既にハンビョルに対して他の人とは違う感情を持っていたってことですね。
なにせ、ハンビョルの姿を常に目で追っていますからね。
伝説の女優と言われているウン・シウの離婚が報じられました。
テソンはショックを受けています。
ハンビョルもテソンが心配になったようです。
まさか、テソンの母親
役に入り込み過ぎて入院している俳優に、パク・ホヨンが聞きました。
実績の良かった銀行員を辞めて俳優になって、幸せだったかと。
「後悔したことは無い。俳優になって良かった。毎回違う人になれるから、楽しいんだ。道を切り開いてくれた君もいるし。僕を入院させてから倒れてくれるマネージャーもいるし。それから、物凄く余裕のある銀行残高もあるし。」
その言葉を聞いたパク・ホヨンは、カン・シドクの店に駆けて行きました。自信をもってスカウト出来ると感じたのでしょう。
そしたら神様が味方してくれたようです。
店の売り上げの良さを知った大家が、自ら経営すると言ってきたようで。
シドクは、店をたたむ決心をしたところだったのです。
僕に出来るでしょうか・・・とシドク。
ホヨンは胸を叩いて保証しました。
「私はテコンドー選手だったの。前職は警備員。つまり、あなたを最後まで守ってあげられるってこと。」
シドクのスカウト、成功です。
テソンのサイン会が開かれました。
広報チームのホン・ボインと一緒にスタッフとしてハンビョルも参加していました。
ファンたちに愛想を振りまき、すこぶる元気に見えるテソン。
でも、ハンビョルの目には疲れが感じられました。
その時、ジョンイルが持っていたテソンのストレスチェック結果表が目に入りました。
なんと、100%となってるじゃありませんか。
担当俳優が90%で倒れたと、以前パク・ホヨンが言っていたのを思い出しました。
サイン会が終わろうとし、テソンが立ち上がりました。
一歩踏み出した時、表情が曇り、ふらつくのが見えました。
ハンビョル、その瞬間、体が勝手に動きました。