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まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『その男の記憶法(原題)』4話まで

2021-02-24 16:07:31 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

優しくなったジョンフンの口から、突然もう会わないと言う言葉が出るなんて、ハジンには理解出来ませんでした。

この時は、あっけにとられて、質問すら思い浮かびませんでした。

でも、落ち着いてくると、ドラマじゃ叫びまくっているのに、現実に起こると何も言えなかった・・・と悔しく情けなく思いました。

 

一夜明けました。

ハジンは気分が落ち込んだままでした。本当に恋人に振られた気分です。

世間では交際していると皆が思っています。でも、自分は悲しいわけで・・・。

つい、正直な気分をSNSで呟いてしまいました。

勿論、すぐにハギョンに厳しく注意されましたけどね。

余談ですが、実年齢はハギョンを演じてるキム・スルギさんのほうがムン・ガヨンさんより随分年上。でも、小柄で童顔なので、妹役、十分イケます大好きな女優さんの一人です

 

一方、ジョンフンは、自分の言葉がハジンを傷つけたと感じていました。

しかし、会わない方がお互いのためだと思っていました。正しい判断だと。

テウンには、それを話しておきました。

 

幸い、仕事は順調なハジン。

映画も好調です。

ただ、ジョンフンとのことを質問されることも度々あります。やっぱね・・・仕方ないよね。

その度につい正直に答えそうになるのを、ハギョンが必死に取り繕ってます。

それに、悪役ばかり演じてきたハジンの印象がぐっと好転しましてね。人気もうなぎ上り。

交際が嘘だと知らない代表は大喜び。

余計に事実を明かせなくなりました。

 

ジョンフンの方にも、2人の交際を祝うファンがプレゼントなんぞを送り届けてきます。

その量が半端ないので、ジョンフンは困り果ててます。

おまけに、「ニュースライブ」の次のゲストが、ハジンの初主演映画のチ監督と言うじゃありませんか。

チェ局長の意図が見え見えです。

映画が成功して注目度アップしてるチ監督をゲストとして、番組の視聴率をさらに上げようって魂胆なんです。インタビューするのが、主演女優の恋人なんて、注目を集めるのは分かり切ってますからね。

あ・・・本当は付き合っていないということを、チェ局長は知ってるんですけどね。

ジョンフンはゲストを替えてくれとチェ局長にねじ込みましたが、一切聞き入れてはくれませんでした。

 

ところで、テウンですが。

実母は亡くなったようで、父が再婚した継母と異母妹ジウォンが家族です。

父親のユ教授とテウンはあまり仲が良くありません。ユ教授の考え方が、テウンには共感できないようです。

ユ教授はジョンフンのことを研究対象の“患者”としか見ていないようです。

それが、テウンには納得できないのでしょう。テウンにとって、ジョンフンは患者である前に親友ですから。

実家から足が遠ざかっているのも、そういう理由からでしょうね。

しょっちゅう、ジョンフンの家に入り浸っています。

ジョンフンも、テウンのそんな状況を知っているようですね。本当に幼馴染であり、大切な親友です。

 

ジョンフンは深夜一人で映画を見に行きました。

ハジンの主演した映画です。勿論、周囲にばれない様に帽子を目深にかぶって。

チ監督がゲストと言う事で、やっぱり見ておいた方が良いと判断したのです。

ところが、ばれないと思っていたのに、あっさり女子高生にばれちゃった。

突撃取材よろしく迫られて、証拠写真まで撮られちゃった。

こうなると、もう、秘密になんてできません。

あっという間にSNSに載せられてしまいました。

 

ハジンは、ネットでそれを知りました。

会わないと言われてから、ジョンフンには電話一つかけていません。

何を考えているか分からないから、本当は問いただしたいんだけど、やっぱり・・・ねぇ。勇気が出ません。

ただ、嫌いな人も映画を見てファンになってくれたんだから、ジョンフンも見てくれたら気持ちを変えてくれるかもしれない・・・なんて、淡い期待を抱いてはいました。

もち、ハギョンにすぐに否定されましたが。

そんな悶々としてる時、今回の映画鑑賞の一件を知ったわけです。

こりゃ、ジョンフンも自分に会いたかったに違いない、でもああ言った以上、自分からは連絡出来ないんだ・・・なんて、勝手に思い込みましたよ。

だったら、私から連絡しなきゃ・・・ってね。

こういうノー天気と言えるほどに純粋なところが、ハジンの魅力でもあります。

 

そして、そう思ったら、もう体が勝手に行動を開始しちゃいました。

ハギョンにも言わずに一人でジョンフンに会いに行っちゃった。

 

今日は私に話をさせてください・・・とハジン。

もう、ジョンフンの愛情を確信し切っていて、上から目線ですよ

前に言ったことを後悔してるんですね?と言いました。

でもね、ハジンのそんな妄想はあっさり否定されました。チ監督がインタビューゲストに来るので映画を見に行ったと、言われちゃったんです。

あ・・・とガックリしたハジン。

一つだけ聞かせてくださいと言いました。

「私の事を一度も考えませんでしたか?忘れてましたか?」

いや・・・僕は簡単に忘れるような性格じゃないので・・・とジョンフン。本当の事ですね。

ハジンはそれだけで満足でした。

自分に会いたくて映画を見に行ったことにします・・・なんて言いました。

最近映画のお陰で人気が出て、仕事も順調だけど、嬉しくないんです・・・とハジン。

あなたのせいです・・・と。

「各自元の位置に戻るだけで簡単な事だと言いましたよね。私は違います。もっと時間が必要です。自分でも驚くほどあなたとうまくいきたかった。だから、当分は誤解してますね。それに、誤解じゃなく、私に正直になれる時間があなたには必要なのかもしれません。」

 

映画はどうでしたか?とハジン。

「面白かったです。役柄もよく似合ってた。」

それを聞いて、嬉しそうにハジンは笑顔で先に席を立ちました。

 

「ニュースライブ」が、今年の番組賞を受賞しました。

代表で表彰を受けたジョンフン。

ハジンも、プレゼンターとして出席していました。

当然、マスコミは二人に注目します。受賞コメントをしたジョンフンに、司会がハジンへのコメントも要求しました。

スルーするだろうとハジンは思いました。そう言う事を嫌う性格だと思っていますから。

でもね、ジョンフンはコメントしたのです。

「過ぎ去った時間よりこの先の日々を幸せでいてほしい。応援しています。」

ハジン・・・感動しました。初めて、ジョンフンへの想いを意識したかも。

いや・・・まだ自覚してないかもね。惹かれてることだけは分かってるでしょうが。

そして、ジョンフンのコメントは、自分への想いゆえだとしか思えないわけです。

 

ジョンフンに不気味な写真が送りつけられました。

ハジンと一緒のところを隠し撮りしているのですが、その写真に写ってるジョンフンの姿がカッターで切り裂かれているのです。

ジョンフンはそんな写真に見覚えがありました。

ソヨンを殺した犯人の部屋に、同じような写真が数えきれないほど飾られていたのです。

不気味でした。

不安になりました。今度の標的はハジンかもしれないと思いました。

 

携帯をチェックすると、ハジンは深夜だと言うのに映画を見に行くと書いてありました。

ハギョンに問い合わせると、ハギョンはジムにいて、一人だと言うじゃありませんか。

行先も分かりませんが、ジョンフンは飛び出しました。

ハジンの映画を上映している映画館を調べ、急行しました。

その途中、道端でハジンを見かけたのです。

 

反対側に車を停め、歩道で数人の男と何やら揉めてる雰囲気。

ジョンフンは、クラクションを鳴らされつつ、道を横切り、血相変えてハジンに向かって駆けました。

そして、ハジンを力いっぱい抱きしめたのです。

ジョンフンには、ハジンがソヨンと被って見えたのでしょう。


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