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魔王公式ガイドブック 上巻―韓国ドラマ (1) TOKIMEKIパブリッシング このアイテムの詳細を見る |
今までの韓国版「魔王」に関しての記事は、こちらとこちらとこちらとこちらから。
あ、それから参考までに、日本版「魔王」に関しては、こちらとこちらとこちらから。
ストーリーについては、もう、今更なので、書きません。
改めて、感動と言うか、のめり込み度が格段に韓国版が上だと、思いました。
その差の大きな要因は、やっぱり、放送時間数の長さだと思います。
たくさんの些細な事実が現れますが、それらが、いかに関わってくるか、いかに重要かと言う事が、ちゃんと見えてくるのです。
だから、奥深いモノになるし、小さな事も見落とせないわけです。
でも、時間数が少ないと、とうしてもそれらの細かい要因をすべて使う事は出来ませんよね。
大きな事だけに限られてしまいます。
そして、感情表現にしても、これでもかっ・・・と言う風に、ジフンくんやテウン氏の苦悩するシーンがアップで撮られています。
それだけの時間をかける事も出来ないですよね、時間数が限られていると。
まぁ、先を焦って見る場合は、そういった台詞も無い動きも無いシーンと言うのは、まどろっこししだけのモノかもしれませんが・・・。
でも、改めて、じ~っくり観た今回、それらのシーン無しには、この作品の良さは語れないと思いました。
それから、以前の記事にも書いたんですが、やっぱり、シン・ミナさんの存在は大きいものだと思いました。
あどけない笑顔なんだけど、包み込むような母性を感じさせられる笑顔なんです。
日本版の小林さんとの違いは、此処にあると思いました。
小林さんの場合は、単に、”可愛い女の子”としての雰囲気しか描かれてなかったように思います。
でも、ミナさんは、純粋で可愛い”女性”であり、そこに”母”の様な柔らかさも兼ね備えているので、その存在が、とても大きいものなんです。
ミナさん=へインの雰囲気の違いで象徴されるように、日本版と韓国版との大きな違いは、その作品の雰囲気の成熟度にあると思います。
日本版は、やっぱり、”若い”んです。
それに比べて、韓国版は”大人”なんです。
これは単に俳優さんの年齢や、その設定の所為だけじゃないと思います。
今回も、やっぱり、泣けましたね。
かなり、泣きました。