![]() |
プラハの恋人 DVD BOX I エイベックス・マーケティング このアイテムの詳細を見る |
何故今・・・とお思いの方も多いでしょうね。
DVDのリリースも随分前の事ですからね。
ま、言うなれば、衛星劇場での放送が始まったのを切っ掛けに・・・ってとこですか。
それと、最近「ファン・ジニ」で注目したチャン・グンソクくんも出てるって言うし
これも、食わず嫌いだった作品なんですよ。
あまり、チョン・ドヨンさんが好きなタイプの女優さんじゃなかったもんで・・・。
キム、ミンジュン氏も、「チェオク~」での役以外は、ど~も・・・ってんで。
お初のキム・ジュヒョク氏も、イマイチどーかなって感じだったし、「スマイルアゲイン」で、すっごく印象悪かったユン・セアさんも居るし・・・。
いやいや、これまた面白い作品を見逃す所でしたな
一番最初に感じたのは、BGMについて
まず、「パリの恋人」と雰囲気が似てる曲が多いという事。
そして、「ファン・ジニ」で使われている曲に、そっくりな曲もあるって事。同じじゃないですよ
「ファン・ジニ」の方を先に聴いてたので、その曲が流れると、どーしても妓女達が勢揃いしてるシーンを思い出してしまうくらいでしたね。
それから、次に感じたのは、チョン・ドヨンさんの魅力
決して美人じゃないし、見ようによっては、田舎くさい老けた顔立ち(・・・)に見えるじゃないですか。
でも、演じてる姿は、とってもチャーミングで、可愛くて
鼻にくしゃっと皺を寄せて笑う表情なんて、ホントに可愛い
見た目だけじゃなくて、この作品での”ジェヒ”という一人の女性のキャラクターが可愛い
大統領の娘としてのきりっとした公的な顔と、素顔のギャップも面白い。
勇気があり、大胆でもあるのに、おっちょこちょいで失敗や忘れ物も多い。
本当に魅力的なジェヒです
ユン・セアさんは、やっぱ、今回も好きになれない役柄でしたね
純粋で清純そうな見た目とは大違いで、その本質は、ねっちり粘質的なものを感じました。
まぁ、本来は見た目どおりの女性なのかもしれませんが、どんな理由が有るにせよ、借金して留学費用まで出してくれた人を裏切っちゃいけませんよ
自分から裏切ったのにもかかわらず、その後もジュヒョク氏の周りを付かず離れず・・・の状態なのも気に入らない
ドラマなんでしょうがないですが、やっぱ、むかつきましたね
で、目立たないですが、私が注目したのは、ジェヒの警護官を勤める”ドンナム”
彼の、笑わずに話す台詞に、私は一人で大うけ
例えば・・・。
ジェヒが偶然ジュヒョク氏に再会した時の事。
ジェヒがドンナムに聞きます。
「私、顔赤くなってない」
そしたら、運転中のドンナムは、ルームミラーでちらっと彼女の顔を見て
「赤いと言うより、どちらかと言うと、黒いです。」
・・・でしたよ、私は。
その他にも、ホント、くすっ・・・と笑わせてくれる台詞がたっくさん
すっかり、彼とジェヒとの掛け合いのシーンが楽しみになってましたね。
ラストは、新婚旅行にまで、護衛官として付きあわなきゃいけなくなってましたが・・・ご苦労さんです
ジェヒが、ジュヒョク氏と別れて、ミンジュン氏と結婚する事を選んだ時、青瓦台前で別れるシーンがあります。
ここは泣かされましたね
ジェヒが、青瓦台へ歩を進めても、ジュヒョク氏は立ち入る事が出来ません。
警護官に止められてしまいます。
「ジェヒやぁ」
と叫ぶジュヒョク氏に背を向けて、歩き出す彼女の泣き顔。
私も一緒になって、泣きましたわ
これはすっきりハッピーエンドなんで、気持ちよく見終わることが出来ました
ラストシーンでプラハの映像になった時、ふと、
”このシーンは最初に撮っておいたものなんだろうな・・”
と、余計な事を考えてしまったまぎぃです。