まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『奇跡の兄弟』12話まで

2024-09-14 16:30:42 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ドンジュは、焦りました。

サンがいったい何を話すつもりなのかと。

「お父さんの日記を読んで書いたって言ってたじゃない。」

と、サン。

どう言う意味かとパク刑事がドンジュを問い詰めました。

ドンジュは、しどろもどろになりつつも、何とか辻褄を合わせようとしました。

流石小説家です。

パク刑事に知られてる事実を織り交ぜながら、説明しようとしました。

正確じゃないけど・・・と前置きを言いました。

当時、イ・ハヌルが唯一信じられる大人と言うのがドンジュ父で、ビデオテープを預けたのは確かだと。

「サンが時空を超えて現れた日の夜、父は殺されました。」

 

ドンジュ父を殺したのは、やはりピョン議員でした。

イ・ハヌルとサンを追って書店にやって来たピョン議員は、ドンジュ父にけなされて激高。我を忘れてドンジュ父に激しい暴行を加えました。

なのに、ビデオテープは発見出来ませんでした。

結局、その愚行を隠すために、まだ意識のあったドンジュ父を車ではねてトドメを刺したのです

協力させたのは、サンを追っていた十字架の入れ墨をしているあの男ともう一人の仲間。

 

ドンジュは、パク刑事に、父を殺し事故を隠蔽したのはピョン議員だと話しました。

ビデオテープさえ見つかれば、27年前の湖での事件も父の事件も解明できると言いました。

そして、もう一つの重要なこと。

イ・ハヌルとサンがいた保育園の園長が教主の新興宗教団体が関係しているということも。

その宗教団体の十字架の入れ墨をした男が湖の白骨遺体から見えたと、サンも言いました。

実は、チョン・ドゥヒョンとシン監督の遺体から発見された木片が、その十字架の材質と一致したとの鑑識結果が既に出ていました。

その結果を受けて、捜査本部では、テマンたち4人とピョン議員、そして教主のアン牧師が共犯だと犯人が指摘しているのではないかと考え始めていました。

 

ヨンテから、ドンジュに連絡が入りました。

ノ・ミョンナムが自殺したということです。しかし、それは偽装した疑いがあると言う噂があると。

ドンジュは愕然としました。

敵は、人を殺すことに躊躇ない輩だと改めて思い知ったようです。

警察は何をしているんだと、パク刑事に怒りをぶつけました。

パク刑事、サンの能力を利用したいと思いました。

 

ノ・ミョンナムは死んではいませんでした。

意識不明ではありますが、まだ生きていたのです。

意識不明の人でも、その人の経験を見ることが出来るサンの能力が必要だとパク刑事は考えたのです。

ドンジュは反対しました。

カイから言われたのもありますが、サンを危険な目に遭わせたく無いし、苦しめたくも無いからです。

が、サンは協力すると言いました。

ドンジュは、パク刑事にサンの力はコントロールできないと言いました。だから、危険な状況になるかもしれないと。

パク刑事は、充分気を付けると約束しました。

 

サンは、ノ・ミョンナムの手を取りました。

すると、ノ・ミョンナムが吊るされているチョン・ドゥヒョンを助けようともがいている姿や、ピョン議員から暴行を受けている姿、何者かがクリーニング店にやって来たこと、そして、カイと話している姿が脳裏に浮かびました。

直後に、サンの両手が、消えそうになりました。

以前、ドンジュの手にも起こったのと同じような現象です。

サンには分かりましたが、パク刑事には見えなかったようです。

サンは、ノ・ミョンナムが親身になって話していた相手が兄だと感じたようです。

パク刑事には、カイの事を除いた他の事を、報告しました。

 

DVとノ・ミョンナムの事件と、立て続けに事件を起こしたピョン議員を、チェ検事はもうこのままにしておくのは自分たちにとっても危険だと苛立っていました。

テマンに、それとなく始末を・・・と言ったのですが、テマンは笑い飛ばすだけでした。

それよりテマンが今気になっているのは、ドンジュと同居している青年のこと。サンです。

既に、27年前のサンの写真も入手していました。

あまりにも似すぎていることが、理解出来ないでいたのです。

で、チェ検事に写真を見せました。

チェ検事も、同一人物かと思えるほどに似ていることに混乱しました。

 

ピョン議員が拉致されました。

カイの仕業です。ヘギョンの秘書が協力しています。もしかしたら、ヘギョンも

ピョン議員の妻は、教団のアン牧師に相談しました。

すると、アン牧師は、警察に届けるのは止めた方が良いと言いました。事が公になるのは避けた方が良い、しばらく待つように・・・と。

ところで、娘のハヨンは、現在教団にいるようです。アン牧師は懺悔中で元気だとか言ってますが、怪しさ満載です。

 

パク刑事が防犯カメラの映像をコピーしていたことが分かると、キム刑事は動揺しました。

連絡を取ろうにも、ピョン議員は出ません。

 

ミョンソクは、これまでの事から、ドンジュの小説に書かれている事件が、27年前の事件だと察するようになっていました。

そして、その事件が兄テマンに関係があるんじゃないかと。

古くから父に仕えていた人に確認しましたが、その人は言葉を濁しました。

「小説は小説にすぎない。過去はそのままにしておいた方が良い。」

その言葉で、ミョンソクは自分の疑いが事実だと確信したようです。

常々、ミョンソクがテマンに物凄く気を遣っているのは、彼がテマンとは異母兄弟だという理由からでしょうね。でも、そんな立場に甘んじているのも、もう限界なのかもしれません。

兄の弱点を掴みたいと思ったのでしょう。

ミョンソクは、ドンジュがこの一連の事件について何か知っているに違いないと思っています。

だから、ちょいと小細工を仕掛けました。

盗作騒ぎが収まったことと、疑ったことのお詫びにとプレゼントした高級時計に盗聴器を仕掛けたのです。

 

パク刑事は、迷った挙句、イ刑事にサンの秘密を打ち明けました。

流石にすぐには信じられないイ刑事。

パク刑事ですら、未だに信じられないでいるのですから、当たり前ですよね。

「悲しいことだな。兄弟がいつか出会うだろうに・・・。」

と、イ刑事が言いました。

 

サンは、ウジョンに会いに行きました。

ウジョンの前では、27年前のイ・カンサンでいられます。

「ハヌル兄さんは生きてる。」

と、サン。

最高に嬉しい事なんだけど、兄さんがとても悲しそうに泣いてた・・・とサン。

ノ・ミョンナムの前で泣いている幻影を見たからです。

僕が過去に行ってれば、兄さんに起こる事も防ぐことが出来たし、ドンジュさんのお父さんを救う事も出来たのに・・・とサンは泣き出しました。

ウジョンは優しくサンを抱きしめました。

 

ドンジュはヨンテに会いに行きました。

母から、父が作った手作りの木製の車を挙げたのはヨンテの親だったと言う連絡が入ったのです。

でも、間違ってたようですね。見つかってません。

その時、ドンジュはミョンソクから貰ったばかりの腕時計をヨンテにプレゼントしました。

27年前の湖での事件とドンジュ父のひき逃げ事件の関係をヨンテに聞かれたので、ドンジュは簡単に説明しました。

事件を映したビデオテープが木製の車の中にあると思っていると。27年前の事件の犯人を知ってるし、父を殺したのはピョン議員だと言う事も分かってると。

盗聴していたミョンソクは愕然としました。

思いもよらない展開ですからね。

 

ヨンテは、ピョン議員を尾行して撮った映像をドンジュに見せました。

キム刑事の顔がハッキリと映っていました。

その映像を、ドンジュは送信してもらいました。

そして、パク刑事に差し出したのです。

 

オチーム長とイ刑事、そしてパク刑事はキム刑事だとハッキリ認識しました。

これをどうするか頭を悩ませている時、ピョン議員の秘書が現れ、拉致されたと告げました。

 

ドンジュにウジョンから電話が入りました。

サンのことが心配になって連絡してきたのです。

ドンジュは、サンのことを聞いたようです。

 

帰宅したドンジュを、サンが笑顔で迎えました。

その健気さや、これから待ち構えているであろう苦しみを考えると、ドンジュは胸が痛くなるほどでした。

涙がこぼれそうになるのを堪えて、ドンジュは言いました。

「お前は本当に俺が大好きなんだな。外で待ち構えているなんて。しょうがないな。もうこれからはずっと一緒に暮らそう。」

サンも言いました。

「ドンジュさんも僕が大好きなんだね。気まずいよ。」

「イ・カンサン

と、ドンジュが呼びかけました。

なんだよ~と、サンが振り向くと、

「たった一人の弟を呼んでみた。俺とお前、何があっても失望しない事にしよう。これからが始まりだ。過去は変えられないけど、重要なのはこれからだ。今日が明日の過去になる前に、この瞬間から何をするかが重要だ。」

泣きそうでした、あたくし

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有名なの?!(◎_◎;)

2024-09-13 15:59:51 | 食べ物関連

昨日も今日も、『堤製パン』さんの前を通りかかった私たち。

で、昨日も今日も、お客さんがたくさん来てるのを目撃

少し前には、既に完売してましたし。

派手に宣伝してるわけでもないのに、それも、一見工場としか見えなくて、幟が立ってなければ、冷凍パンを販売してるだなんて、絶対に気づかれない筈なのに・・・。

知る人ぞ知るって感じだと思ってました。

でもね、今日、分かったんです。

買っていく人は、1袋じゃなくて、何袋も購入していくってこと。

そして、リピーターが多いということに。

 

で、私たちが今回買った袋に入っていたのは、上の8品。

〆て、定価は1200円超。

様々な種類が入っています。

冷凍なので、賞味期限が長い。

私たちも2袋くらい買って来れば良かったねと、後で話しました。

明日の朝、アルフィーは“餡&マーガリン”を。私は“粒あんドーナツ”を食する予定で、冷蔵庫の中でゆっくり解凍しています。

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連日のうどん遍路( *´艸`)

2024-09-13 15:42:14 | 食べ物関連

今日も出かけて来ました

計画が予定通りに行かなくて、結局、2日続けて香川県へGo

何とか予定をこなせたので、ほっとして帰路に就いたアルフィー&まぎぃ。

『鳥越製麺所』がリニューアルしているとの情報をゲットしていたので、

「確認しなくちゃね

と、立ち寄りました

上がアルフィーの“ぶっかけ 並+ゲソ天”。

下が私の“冷やかけ+鶏天”。

〆て1190円也。

 

美味しかった~っ

麺が細目になっていて、とても伸びが良い。

コシもあり、もちっと感もありました。

出汁は、イリコのようです。

冷やかけの出汁も、しょっぱくありませんでした。

ぶっかけの出汁は、他店と同様、少し甘みがあります。

そして、量が多い

 

実は、これまで鳥越製麺所さんに何度も伺ってますが、可もなく不可もなくと言う印象を持っていまして。

でも、今日は、満足しました。

丁度、天ぷらの種類が少なくなってる時間帯だったので、天ぷらの選択肢が無かったのが残念です。

 

昨日行った『上戸』さんとは、全く違う麺です。

差別化を図るには、良いと思いました。

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朝うどん&昼マック( `ー´)ノ

2024-09-12 14:08:36 | 食べ物関連

用事があったので、ついでに久しぶりの“朝うどん”を決行しました

行先は、これまたお久しぶりの『上戸』さん。

先客に、うどんタクシーさんがいらっしゃいましたよ

上がアルフィーの“ぶっかけ並+ゲソ天”。

下が私の“冷やかけ+ちくわ天”。

〆て、710円

ご存じでしたか?

上戸さんは、今月いっぱい、火曜日と木曜日は半額サービスだってこと

 

久しぶりだったので、ここまで剛麺だったってことを忘れていましたよ。

自分たちが歳をとって、咀嚼力が低下したのも理由かもしれませんが、本当に固めでコシも強ぅございました。

以前醤油味が強めで気になった出汁は、今日は本当に美味しゅうございました。

わしわしと咀嚼したので、満腹感も倍増したみたいです。

 

帰りが丁度お昼時になったので、帰りに御用達マックへ

月見バーガーの季節がやって来ました。

シーズン中、一度は食べなくちゃ気が済まないアルフィー&まぎぃは、今回初登場の“芳醇ふわとろ月見”のセットにチャレンジ

その名の通り、柔らかかった~っ

バンズが黄色くて、ふわふわ。

卵は、目玉焼きとクリームのようなフィリングの二種類入ってました。

食べ応えはありましたし、美味しゅうございましたが、私の好みは、普通の月見バーガー。

シーズンが終わる前に、もう一度、次は普通の月見バーガーを食べてみたいと思っています。

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『奇跡の兄弟』11話まで

2024-09-11 16:29:39 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヘギョンが置いて行ったメモリに入っていたのは、テマンが有力者にした多額の献金のリストでした。

勿論、違法です。

何故自分に?と、ドンジュは思いました。

サンは、いっそのこと、マスコミ等に公開すれば良いと言いました。

が、ドンジュはそれが無駄になることが容易に想像できました。始めは世間の目を集めるだろうけど、権力者が本気でやれば、あっという間に問題は有耶無耶なまま闇に葬られてしまうのがおちだと。

「重要なのは、タイミングだ。」

と、ドンジュは言いました。

 

ヘギョンは、ドンジュに身を守る盾として渡したのです。

ヘギョンの盾でもあったのですが、今、それが必要なのは、ドンジュの方だとヘギョンは考えたのです。

ここで明らかになったのは、ヘギョンの秘書が、カイと繋がっていること。

ヘギョンは、イ・ハヌルが生きていると信じて来たようですし、秘書が繋がっていることも察していますが、秘書は・・・と言うか、カイも、ヘギョンを守るためにそれを明らかにしていないようですね。

 

ノ・ミョンナムは、カイに言いました。27年前の目撃者の学生イ・ハヌルだろ?と。

パク刑事から見せられたモンタージュで気づいたと。

2年前、チョン・ドゥヒョンの事件を目撃してしまったノ・ミョンナムは、慌てふためいてカイに相談を持ち掛けたのです。

家庭菜園仲間でもあり、何かと気を遣ってくれるカイを、信頼していたのです。

警察での供述は、カイの助言に従ったモノでした。

本当は、チョン・ドゥヒョンが吊るされた現場まで行っていたのです。

パニックになって、結果的に現場を荒らしてしまったと聞き、カイはノ・ミョンナムに疑いがかからないように偽装工作をしたのです。

ポケットにテマンたちの写真を入れたり、口に木片を押し込んだりという。

ノ・ミョンナムは、自分が頼ってしまったことで、25年間ずっとカイが自らを支えてきたことを壊してしまったと、カイに謝りました。

確かに、チョン・ドゥヒョンの遺体を見た時、カイの中で堪えて来た怒りが噴き出してしまったようです。

復讐を決意した瞬間だったのかもしれません。

 

サンは、ピョン議員の娘ハヨンが、ノ・ミョンナムに無実の罪を着せたのは父親だと言っていた事を思いだしました。

27年前の事件を捏造したのが、ハヨンの父だと言う事です。

検索してみてドンジュは知りました。

昔、自分の家でビデオテープを探していた刑事、そして、ドンジュ父の書店に来た刑事がピョン議員だということを。

と言う事は、ドンジュ父を殺したのも、ピョン議員じゃないかと。

 

パク刑事がドンジュを訪ねて来ました。

サンのDNA鑑定をするためのネタ探しが目的だったようです。歯ブラシをゲットしたようですね。

パク刑事は、27年前のイ・カンサンの写真を2人に見せました。

名前も同じだと。

そして、湖の白骨遺体の傍からイ・ハヌルの学生証が見つかったと言いました。

答えに窮した2人。

サンが黙っていられず、とうとう言ってしまいました。

「兄さんは死んでません。僕は、イ・カンサンです。27年前から来たんです。」

当然、パク刑事は大混乱します。

ドンジュも、腹をくくって言いました。

「事実です。」

 

ピョン議員がチョン・ドゥヒョンを車に乗せる映像が入ったUSBが無くなりました。

キム刑事です。

まだコピーもとっていない状況だったので、オチーム長やイ刑事は焦りました。

勿論、キム刑事はしらばっくれました。

イ刑事は、パク刑事に連絡しました。事情を話して、コピーを取っているかと聞きました。

すると、流石です、パク刑事。コピーとってたんですよ

でも、イ刑事は、オチーム長とカン刑事に、そうは言いませんでした。パク刑事もコピーは取ってないらしいと言ったのです。

万が一のため、証拠が失われたと思わせておこうと考えたんじゃないでしょうかね?

イ刑事の受け答えが変なので、何度か見直して、そういう事かと、思いました。

 

ところで、イ刑事は、USB紛失の一件でキム刑事を疑い始めたようです。

で、ハン刑事に映像のコピーを入れたUSBを渡した女性職員に確認を取りました。

ハン刑事より先に映像を受け取りに来た刑事はこの人物かと。

すると、違うと言う返答が来ました。

でもね、その時、既に女性職員にもピョン議員の手は伸びていたのです。

脅して、偽証させたってことです。

まさかそこまでとは思っていないようなイ刑事。ほっとした表情を浮かべていますが・・・。

 

キム刑事は、くすねたUSBを、ピョン議員に渡しました。

そして、もうこのような事は出来ないと、頭を下げました。

しかし、それで解放してあげるようなピョン議員じゃありません。

散々弱みを突っついて、今後も指示に従わせようとしています。

 

この様子を見ていたのは、ヨンテ。

何とヨンテ、ドンジュ父の事故を有耶無耶に処理したのがピョン議員だと知って、尾行していたようです。

そして、キム刑事と会うのを、目撃しちゃったってこと。

以前、キム刑事のことは、捜査本部で見て知っていますからね。

すぐさま、ドンジュに連絡を入れました。

 

ヨンテとの会話を聞いたサンは、この時初めてドンジュ父が殺されたということを聞かされました。

それも、自分と別れた直後に。

ビデオテープを隠せるのは、時間を考えたら、書店しかないとドンジュは思いました。

まだ幼かったドンジュは当てになりませんが、サンなら隠し場所になりそうなところを思い出すかもしれないと、ドンジュは言いました。

ドンジュ父は器用で、幼いドンジュのために、木でおもちゃをよく作ってくれていました。

ドンジュが乗れるくらいの木製の車もありました。

母に確認すると、誰かにあげたかもしれないとのこと。

誰にあげたのか、思いだしてくれと、ドンジュは言いました。

 

ノ・ミョンナムが自殺に見せかけて殺されました。

その知らせが、ヘギョンの秘書からカイに届きました。

カイは怒りで震えました。

覚悟を決めたようです。本格的に復讐を始める・・・。

そのために、サンを安全な状態にしておかなくてはいけないと思ったのでしょうね。

ドンジュに連絡して来ました。

サンには、自分と会った事を言うな。思い出させることもやめろ、記憶喪失のままでいさせろ・・・と。

しかし、ドンジュは言いました。

サンは、既にいろいろ思いだしているし、昔の状況を理解していると。

それでもカイは言いました。

「カンサンの秘密は誰にも話すな。平凡に生きられるよう助けてやってくれ。」

 

テマンは、チェ検事を呼びつけ、シン監督の妻のスキャンダル写真を渡して言いました。

告訴を取り下げさせろと。

何故検事の自分に?と、チェ検事。

そんな下っ端がやりそうな仕事を何故自分にさせるのかと言う事です。

が、テマンは全てお見通しといった態度で、チェ検事を脅しました。そうとハッキリ言わなくても、言葉の裏に隠されている脅しが、チェ検事には恐怖に感じられました。

つまり、自分に隠れて何かをしようとしても無駄だぞということですね。

結局、ドンジュへの告訴は取り下げられ、パクリ疑惑は一件落着しました。

 

ミョンソクは、あまりにもあっさりと決着したことに驚き、兄のテマンが関わっているのではないかと、疑惑を感じているようです。

 

パク刑事がまたドンジュの家にやって来ました。

話が途中になっていたので・・・と。

タイムトラベルして来たと言うサンに、証明できるのかと問いました。

「あの人は誰ですか?」

と、サンが聞きました。

サンは見えていたのです、パク刑事が事故直後に血まみれのハン刑事を抱きかかえて泣き叫んでいる姿が。

信じられないと言う表情で狼狽するパク刑事。

サンと初めて会ったのは、事故の時で、その時サンは時空を超えて来たんだとドンジュは言いました。

じゃぁ、どうやって事件のことを小説にしたんですか?と、パク刑事はドンジュに聞きました。

ドンジュが躊躇していると、サンが口を挟みました。

「どうやって書いたのか、僕が知ってます。ドンジュさん、本当の話をしよう。」

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井の中の蛙・・・

2024-09-09 22:00:58 | 今日のつぶやき

私は小さな狭い井戸の中の蛙だったと思います。

未だ、井戸から出られてはいないと思うのですが、その井戸は昔と比べると、少々は広くなったかと思います。

いい年をして・・・と思われるかもしれませんが、自分を冷静に、出来るだけ公平に観察しての結論ですので、間違いは無いです。

・・・何を偉そうにって感じですが。

 

井の中の蛙は、怖いモノ無しです。

恐怖を知るのは、大海の存在を知ってからのこと。

大海を知ってもなお、強気で突き進めるのは、蛙などではなく龍の子か、或いは、勘違いも甚だしい蛙か。

 

ただ、ふと思うのは、誰もが井の中に住んでいるんじゃないかということ。

大きさに違いはあれど、それぞれのテリトリーと言える井の中に住んでいて、それがある時はくっついたり離れたり、重なったりしながら生きて行くんじゃないかと。

 

ふと、ウォーキングをしながら思った事です。

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『奇跡の兄弟』10話まで

2024-09-08 16:00:02 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

カイはドンジュが言っていた“カンサンと一緒に暮らしている”と言う言葉が、忘れられませんでした。

信じられない話だし、どういう事なのか正確な意味も理解出来ません。

カイは、ドンジュの部屋から盗み出した・・・正確に言うと、取り戻したリュックの中に入っていた石ころを見つめています。

この石ころ、どういう意味を持つ物なんでしょう。

 

ヨンテから連絡が入りました。

父の事故の記録を調べてほしいと頼んでいたのです。

が、データが無いとヨンテは言いました。

ある筈なのに・・・とヨンテ。

ドンジュは、書店に来た刑事たちが奪ったに違いないと思いました。ピョン議員のことですね。

 

ヨンテはこの事情を探ってみました。

すると、当時の担当警官は、現在ヨンテが勤務している交番の所長だったと判明。

しかし、初動捜査をしていると、所轄の刑事が来て、全て持って行ったと所長は言いました。

誰ですか?と、ヨンテが聞きました。ピョン議員だと答えたんでしょうね、所長は。

 

ところで、キム刑事、やはりピョン議員のスパイのようです。

捜査状況を逐一報告しているのは、キム刑事ですよね?

 

ノ・ミョンナムの証言をもとに、ピョン議員を召喚しようとしたのですが、上からストップがかかりました。

悔しがるオチーム長とカン刑事。

キム刑事だけは、ほっとしてる感じがします。そして、証言は信用できるのかと、捜査方向を変えたいとでも言う様な発言を繰り返しています。

ビデオテープさえあれば・・・とオチーム長は呟きました。

するとそこに戻って来たイ刑事が、あると言いました。

ハン刑事が持っていたと。もうすぐ手に入ると。

ハン刑事の妻に遺品を探してもらうよう頼んでいるのです。

 

ここで、イ刑事は、オチーム長に内々で話があると言いました。

イ刑事は、署内にピョン議員のスパイがいると言いました。確かな話だと。

オチーム長は、チーム員で共有しなくてはと言いましたが、イ刑事は反対しました。チーム員も例外じゃないと言う事です。

流石

 

湖で白骨遺体が発見されたと言うニュースは、まだ公にはなっていません。

しかし、ヘギョンはチェ検事からその話を聞きました。

イ・ハヌルだと断定されそうだということも。学生証が証拠となっているということまで。

テマンは、ヘギョンからこの話を聞かされました。

チェ検事が自分には報告せず、ヘギョンに話したことが、気に障りました。

 

チェ検事は、テマンに対して疑念を抱いていたのです。

この遺体がイ・ハヌルだとしたら、シン監督を殺したのは誰かと言う事になります。

行方不明のナ教授もシン監督も27年前の一件をしょっちゅう口にしてはテマンの機嫌を損ねていたようです。

「テマンはソシオパス(反社会性パーソナリティ)だ。」

と、チェ検事は言いました。

要するに、チェ検事は、テマンに殺されるかもしれないと言う恐怖を覚えていて、それを防ぐために、ヘギョンからテマンの弱点を仕入れようと考えたってことです。

でもね、ヘギョン・・・すべてをテマンにばらしちゃった。

 

ヘギョンがテマンに会いに来たのは、もう一つ理由がありました。

ミョンソクの出版社がドンジュの小説のパクリ疑惑でシン監督の妻に訴えられている件を、裏から手を回して解決しようと考えたようです。

何やら、シン監督の妻の不貞の証拠写真をテマンに渡していましたよ。

写真と言えば・・・と、テマンもヘギョンに写真を見せて聞きました。見覚えがあるんだが・・・と。

サンの写真です。

ドンジュの事を探っている過程で、同居するサンの写真を撮ったのです。

ヘギョン、一目で分かったようです。

その表情を見て、テマンはヘギョンが気づいたと察したようですが、ヘギョンは誤魔化しました。

 

カイはやはり確かめずにはいられなかったようです。

ドンジュの家を見張っていました。

サンが帰宅するのを目撃。

昔の姿のままのサンを見て、ドンジュの話は本当だったと、カイはほっとしたようです。

 

サンは、家に入るなり、泣き出しました。

子供のように声を上げて泣くサンを見て、ドンジュも涙が出て来ました。

優しくサンを抱きしめました。

どれほど不安なのか、ドンジュには想像できました。

 

チョン・ドゥヒョンを殺したのは、ピョン議員だと断定してもよさそうですが、シン監督は?と捜査チームは悩みました。

27年前の事件を仕組んだ当事者であるピョン議員が、わざと2つの事件が繋がる証拠を残す筈は無いとパク刑事は言いました。

イ刑事は、2つの事件の犯人は別々じゃないかと言いました。

共通するのは、“金”だと。

先日カイがかけて来た電話で、そう指摘していたのです。

 

2つの事件は木片が口に入れられていたと言う事は共通しているが、チョン・ドゥヒョンは死後入れられていて、シン監督の場合は殺される前に押し込まれていると判明していました。

シン監督の現場は緻密な感じがするが、チョン・ドゥヒョンの現場は粗雑だとイ刑事は言いました。

 

イ刑事に電話をかけて来た人物は、イ・ハヌルじゃないかと、イ刑事とパク刑事は考えていました。

万が一、湖で見つかった白骨遺体の主がイ・ハヌルだったら、電話は誰だ?と、また悩みが増えました。

その時イ刑事は、思いだしました。

ハヌルには弟がいたことを。

記録を調べてみると、“イ・カンサン”と言う名前が見つかりました。

それを聞いて、パク刑事は驚きました。

記憶喪失の少年が思いだした名前と一緒だったからです。

イ刑事も気に掛かっていたことを思いだしました。

湖でサンを見た時、見たことがあると思ったのに、思いだせなかったのです。

イ・ハヌルの弟とそっくりだということです

「似てるどころか、同じ顔です

パク刑事も驚きました。

白骨遺体を発見したこともあるし、サンがイ・カンサンと関係がある事は確かだと、2人は思いました。

白骨遺体とサンのDNA鑑定を・・・とイ刑事は言いました。

 

ハン刑事の妻が、イ刑事を訪ねて来ました。

防犯カメラの映像が入ったUSBを見つけたのです。

キム刑事、狼狽しています。

 

映像をチェックすると、ノ・ミョンナムの話した通りの事が写っていました。

ピョン議員が必死にぐったりして動かないチョン・ドゥヒョンを車に乗せようとしていますが、助手席の男は車から降りる事もせず、全く手伝いません。

だから、残念ながら顔が分かりません。

 

落ち着いたサンは、ドンジュに湖で見た白骨遺体の話をしました。

また、殺された時の映像が見えたと、サンが言いました。

手首に十字架の入れ墨のある人物が、ナイフで刺していた・・・と。

ドンジュ、不意に思いだしました。先日のサイン会の時に話しかけて来た男の手にも同じような入れ墨があったのを。

サンは、その入れ墨は、保育園のモノと同じだと言いました。

ドンジュは、全てが27年前の事件に繋がっていると思いました。

「一緒に捜そう。ビデオテープ、十字架の入れ墨の男。27年前の真実を証明する証拠だ。」

 

保育園の所属する教会について調べていると、サンの様子がおかしくなりました。

怒りを必死に押さえている様子です。

ドンジュは、サンの体に虐待の痕があるのを思い出しました。

サンにとって、教会や保育園は悪い思い出に繋がるところだとドンジュは察しました。

「悪い思い出は忘れていいんだ。」

と、ドンジュはサンを宥めました。

サンは、言いました。教会の牧師は悪魔だと。

そして、虐待の実態を話し始めたのです。

「あの悪魔、手にした力で殺してやる。」

と、サンが言いました。

すぐに冗談だと言いましたが、本気も交じっていたように思えます。

神が僕に超能力をくれたのは、そのためでは?と、サンが言いました。

 

真実を明かすというのは、原稿泥棒のことも明かすと言う事だと、ドンジュは言いました。

しかし、詐欺師になってしまったら、俺が話す全てが信頼を失うから、今じゃないと。

「大丈夫なの?」

と、サンは心配そうに言いました。

大丈夫じゃない・・・とドンジュ。だけど仕方がない、自分がした事の代価だから・・・と。

 

その時、突然、ヘギョンが訪ねて来ました。

理由が全く分からないドンジュ。すぐさま、サンに隠れるよう言いました。

ヘギョンは意味の無い会話を交わしたあと、サンに会いたいと言いました。

テマンが写真を持っていたと言いました。

そして、ドンジュの車にGPSが付けられていたのを指摘。既にヘギョンが部下に指示して外させていますが。

知り合いに似ているサンに会いたいと重ねて言いました。

勿論、ドンジュが会わせる筈はありません。

ヘギョンは、テマンを甘く見ないようにと警告し、帰って行きました。

ドンジュは気づきました。

小説に書かれていた目撃者の女子高生が、ヘギョンではないかと。

ヘギョンは言葉を濁しただけでした。

ただ、重要な物を置いて行ったようです。プレゼントだと言って持ってきた高級洋酒は空で、空瓶の中に、USBが

 

カイは27年前の事を思いだしていました。

ドンジュ父は自分がビデオテープを渡したせいで殺されてしまったこと。ビデオを受け取ったと思われるカンサンも姿を消してしまったこと。

自分を匿ってくれていたのはヘギョンで、しかし結局、テマン父の手下によって拉致されてしまったこと。

持っていたテープのコピーを奪われたカイは、そのまま始末される筈でした。

テマン父から指示を受けたのが、ピョン議員。

ピョン議員は、教会員の男・・・手に十字架の入れ墨のある男に、カイの拉致と殺害を指示したのです。

男は、前日、目の前でカンサンが消えると言う奇跡を目撃していました。

サンは神に選ばれたんだと考えた男は、カイを生かしたのです。

カイの代わりに殺されたのは、仲間でした。

ドラム缶の中の遺体は、その仲間の男のようです。

カイは今、その時の男の言葉の意味が理解出来ました。

27年前の姿のまま、ドンジュと一緒にいるサンを見たことで・・・。

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『奇跡の兄弟』9話まで

2024-09-07 21:37:38 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

こまごまとしたエピソードが続き、そのどれ一つを逃しても話が通じない展開です。

まとめるのが、本当に難しい作品です。

長くなってしまいますが、お許しのほどを

 

突然、ミョンソクがドンジュの家にやって来ました。

ついさっき、テマンと一緒に会ったばかりだと言うのに。

ミョンソクは、『神は死んだ』を、シン監督より先に書いたと言う証拠が欲しいのです。

シン監督の遺族が、パクリを主張しているので、反論の証拠が是非ともほしいわけです。

分かります

ドンジュが拒否するばかりなので、ミョンソクも、疑い始めています。

このまま裁判になったら、形勢が悪くなるのは目に見えています。

ドンジュは、PCのデータは削除して無いし、他にノートも作っていないから、証拠と呼べるものは無いとはっきり言いました。

ミョンソクは、その態度に、疑いを強くしたようです。

「本当にお前が書いたのか?」

一瞬の沈黙の後、ドンジュは言いました。いいや・・・と。

「稲妻が書いたんだ。稲妻が光った日に完成したから。」

呆れたように、ミョンソクは言いました。だったら、証拠を作ろうと。恥をかきたくないのです。

が、ドンジュはそれも拒否。

「いっその事、パクリ作家になる方がマシだ。」

ドンジュは、少し待てと言いました。ミョンソクが望む証拠を見せてやるからと。

そして、それは真実だと。

 

パク刑事は、ノ・ミョンナムに、27年前の事件の関係者と思われる人物の写真を見せました。

が、暗くて顔まで見えなかったと言いました。

次に、イ・ハヌルの成長した顔のモンタージュを見せました。

当時、暴行を止めようとした人物がいたようだが、それがこの人物だと思うと、パク刑事は言いました。

見覚えがありました、ノ・ミョンナム。

いつも親切に接してくれる人に似ていました。

が、知らないフリをしました。

パク刑事は、自分に本を送った理由を聞きました。

パク刑事は信用できる人だと聞いたからだとノ・ミョンナムは言いました。

「ハン・ミヌ刑事から。」

なんと、ノ・ミョンナムは死んだハン刑事と面識があったのです。

2年前、チョン・ドゥヒョンが殺された直後に会いにきたようです。

オチーム長やイ刑事、カン刑事も知らない事でした。捜査記録にも載っていなかったようです。

 

ピョン議員が、ノ・ミョンナムを脅迫と名誉棄損で訴えました。

だから、ノ・ミョンナムを引き渡すよう、別の署から刑事がやって来ました。既に、この警察署の署長と話はついていると言いました。

国会議員の権威を振りかざして、先に手を打とうと考えたのが見え見えです。

話を聞いたノ・ミョンナムは、恐怖で震え始めました。殺される・・・と。

 

オチーム長が対応している間に、イ刑事とパク刑事はノ・ミョンナムからハン刑事のことを聞きだしました。

ノ・ミョンナムは、ハン刑事が会いに来た時、自分が無実だということを話したようです。

ハン刑事も、27年前の事件の捜査に不審な物を感じていたようで、捜査会議にかける前に、話を聞きに来たと言っていました。

ノ・ミョンナムはハン刑事を信用し、自分だけが知っている事を、打ち明けたのです。

出所した後、ノ・ミョンナムはピョン議員に復讐しようと考えていまして、ずっと家の近くでチャンスを狙っていました。

するとある夜、チョン・ドゥヒョンが訪ねて来たのを目撃。

数時間後、ぐったりとしたチョン・ドゥヒョンを運び出して車に乗せるピョン議員の姿も目撃したのです。

運転者は別の人物でした。

尾行したのですが、途中で見失ってしまったと言いました。

この供述を、別室で見ているキム刑事の顔が緊張してます。

以前、ノ・ミョンナムが言っていた“防犯カメラを見ろ”と言うのは、これが理由でした。

ハン刑事も確認すると言っていたのに、翌日死んでしまったそうで。

ノ・ミョンナムは、とても警察に訴え出るなんてことが出来なくなってしまったのです。

 

この供述で、事態は一変。

ピョン議員の訴えなど吹っ飛びました。

重要な証人として、身辺保護をするとオチーム長が決定。

ピョン議員の件も、ついでに自分たちが行うと他署の刑事を帰らせました。

 

しかし、実は、ノ・ミョンナム、全てを供述したわけではないようです。

ピョン議員の車を尾行し、木に吊るされたチョン・ドゥヒョンを発見していたようです。

必死に降ろそうと試みたけど無理だったみたいですね。

それを、カイに打ち明けたようです。

すると、カイは、警察に聞かれたら、自分の言うとおりに話すようにと指示したのです。

・・・ん? となると、遺体の口に入ってた木片は、誰がいつ入れたの

 

サンは、ドンジュに話しを聞きました。事実を知っていたのに隠していた理由も。

ドンジュは気づいた経緯を話して聞かせました。

すぐに話さなかったのは、サンが記憶を失って混乱していたからだと言いました。

「兄さんから先に捜す。」

と、サン。危険な状況にあると、ドンジュ父から聞いていたからです。

パク刑事に事情を話して協力してもらうとサンは言いましたが、ドンジュは止めました。

兄さんは今も隠れているのかもしれないと言いました。そして、つい、呟いてしまったのです。

「警察への連絡は、カイを危険にするかも。」

“カイ”と言う名にサンは敏感に反応しました。

その瞬間、ドンジュは兄に何があったのか、知ってるに違いないとサンは思いました。

「隠さずに全て話して

ドンジュは、知らない方が良い事もあると誤魔化そうとしましたが、サンは引きません。

仕方なく、ドンジュは本を読めと言いました。27年前、お前の兄さんに起きた事が書いてあるからと。

サン、それでは辻褄が合わないとすぐに気づきました。

ドンジュが27年前の事実を知る筈が無いからです。だから、小説に出来る筈が無いと。

 

追求すると、ドンジュはとうとう口にしました。

「盗んだんだ。お前のカバンの中にあった原稿を。」

一旦話し始めると、ずっと吐き出したいのに出来なかった事が、ドンジュの口からこぼれ落ちるように後悔や弁解、苦しみ等々の言葉と共に出て来ました。

小説のうち、1部はカイが、しかし2部はドンジュが書いたと言いました。

どうしても、カイが殺人を犯した事はサンに隠し通したかったのです。

と言う事は、2部に復讐が書かれているんですね。それも本当は、カイが書いたの

サンは、結局、全てを読みました。

 

翌朝、ドンジュが目を覚ました時、既にサンの姿はありませんでした。

連絡も取れません。

ドンジュは心配ではありますが、カイとの約束を優先しました。

“文学ベストセラーコーナー 明日の3時に カイ”と言うメモの。

 

カイは、ちゃんと現れました。

「カバンは今までお前が保管を?」

と、カイ。

「カンサンが持って来ました。」

その答え、カイも予想していませんでした。驚き、立ち尽くしていました。

 

「カンサンは今僕と一緒にいます。」

と、ドンジュ。

カイは、弟が生きているとは思っていなかったようで、驚愕の表情を浮かべました。

その上、1995年の姿でいると言われても、混乱するばかりです。

タイムスリップなんて・・・ねぇ。信じられないのが当然です。

 

ドンジュは、復讐などやめて、サンと一緒に遠くに行って穏やかに暮らしてほしいと言いました。

小説の印税等の収入は全て渡すからと。

カイは、小説の盗用をばらす気は最初からありませんでした。

ドンジュに連絡したのは、その選択によってドンジュ自身を危険にしたと言う事を言いたかっただけなのです。

恩のある人の息子ですからね、ドンジュは。

ただ、サンの話は、信じられません。

 

「ビデオテープは持ってるか?」

と、カイ。

しかし、最初から無かったとドンジュが言うと、カイは信じられない表情になりました。

「そのせいで父が死んだのに、嘘など言わない

と、ドンジュは叫びました。

カイは、ビデオテープを探すなと言いました。もうドンジュと会う事も無いと。

危険な事から手を引けと言う事ですね。

が、ドンジュは、カイの復讐のやり方を非難しました。

どんな理由があろうと、殺人は正当化できないとね。

だったら、何故通報しなかった・・・と、カイ。

「殺人犯だと知りながら通報しなかったのは、私のためじゃなく、お前自身のためだ。非難はしない。自分の選んだ道の代価は結局自分が払うものだから。お前も私も。」

そして言いました、すまない、ドンジュ・・・と。

 

行こうとしたカイの腕を取って引き留めたドンジュ。

「カンサンの話は事実です。僕と暮らしていて、兄さんを探してます。」

すると、カイが言いました。

「お前は私がイ・ハヌルだと確信を持てるのか?」

ですよね、ドンジュ。

別人だなんて、考えた事無かったドンジュです。

 

この直後、ドンジュがシン監督のシナリオをパクったと言う記事がネットに流れました。

カイの言う“代価”を払う時が来たかと、ドンジュは感じたでしょうね。

しかし、ミョンソクには、はっきりと言いました。

「これは確かに創作物だ。これが俺の公式意見だ。」

 

ピョン議員の家の近くの防犯カメラの映像を調べようとしていたイ刑事とパク刑事。

ところが、映像の原本は、ハン刑事より先に来た刑事に渡したと区役所職員は言いました。

それは区長からの指示だったと。

でも、原本を渡せと言う指示に釈然としなかった女性職員は、こっそりと映像をUSBにコピーしておいたんだそうで。で、そのUSBをハン刑事に渡したそうです。

その作業の過程で、女性職員は映像の中身を見たと言いました。

イ刑事はパク刑事と顔を見合わせて満足そうに頷きました。

 

サンは、湖のほとりにいました。

そして、打ち上げられたドラム缶の中の死体を発見していたのです

ふと手を伸ばしたサンの脳裏に、またシーンが浮かびました。

手に十字架の入れ墨をしてる人物が、被害者を背後から刺すシーンです。

サイン会の後、ドンジュに話しかけた男ですね、きっと。サンを追いかけて目の前で消えたのを目撃した人物。

 

通報を受けて、オチーム長たちがやって来ました。

ドラム缶の中から、ハヌルの学生証が見つかりました。

 

サンは、パク刑事に、ふと見えたシーンのことを話しました。

が、パク刑事は、またおかしなことを言っていると、信じられません。

イ刑事は、サンの顔に見覚えがある気がしました。が、思いだせません。

 

カイは療養所のようなところに、“父”を訪ねて行きました。

“チャングン”と名乗っています。

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『青春ウォルダム 呪われた王宮』完観

2024-09-06 16:10:37 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

王妃は、ヨニと言う名前でした。

碧川の仇を討つため、チョ右議政に近づいたのです。

チョ右議政は、その美貌を見て、使えると思いました。

丁度その日、王を招いての宴が開かれる予定でした。

そこにヨニをチョ一族の娘と偽り侍らせ、王の気を引こうと考えたのです。

その作戦は見事成功し、王妃となったのです。

 

クォン尚宮を殺したチョ右議政は、王妃の部屋に乗り込みました。

開き直る王妃に、チョ右議政は言いました。

谷に隠れ住む碧川の住民を皆殺しにすると。そして、戻ってから王妃とミョンアン大君の始末をどうするか考えると。

それを聞いた王妃は、小刀でチョ右議政に襲い掛かりました。

顔に傷を負わせることは出来ましたが、そこまでです。

あっさりと、チョ右議政に抑え込まれてしまいました。

 

チョ右議政は、言いました。

谷に向かっているファンももろともに始末してしまわないと、王妃とミョンアン大君だけじゃなく、自分の身も危ないと。

「ソン・スチョンの息子だろうとかまわない。大君が世子になり、いずれ王位に就く。お前は王の母となるのだ。それでこそ、私が王の支配者になれる。」

王妃は絶望しました。

 

それでも、王妃は諦めませんでした。

こうなったら、王に全てを打ち明け、チョ一族を罰してもらおうと考えたのです。

王妃は証拠の品々をハヨン公主に託しました。

王様に渡してくれと言いました。

そして、大君を頼むと。

 

ファンたちは、ミョンジンとガラムと合流し、ソンオン、ジェイ、テガンの7人で碧川の住民が隠れ住む谷に向かっていました。

ソンオンが王妃から預かったファンへの“お茶”。

中に入っていたのは、例の怪しい魚の卵の入ったもの。

その卵を食べたら、人は正気を失うと言われていました。

碧川に住む魚ということで、その話を知っていたテガンは慌ててファンの手から払い落しました。

 

あと少しで谷というところで、テサン率いる碧川の者たちに取り囲まれました。

「刀を捨てよ。」

と、ファンは、ソンオンやテガンに言いました。

 

そのまま谷のアジトに連れていかれたファンたち。

ファンは、テサンたちに自分は世子だと名乗りました。

ファンを知ってる元役人や宮女もいましたので、それが嘘ではないと、民たちは知りました。

しかし、信用は出来ません。これま散々苦労して来ましたから。

マンドクやボクスンがファンたちは信頼できると言いましたが、それでも信じる者はあまりいません。

 

ファンは彼らが無実で盗賊でも謀叛を起こした訳でもないと、知っていると言いました。

彼らは、チョ・ウォノのあまりにも酷いやり方に反発し、その実情を王に訴えようとしたのです。

それを知ったチョ・ウォノは、彼らを捕まえて直訴状を取り上げました。

痛め付けられて、今にも死にそうになっている仲間を見ていられず、民が役所に押しかけました。

その時には、既にチョ・ウォノたちは逃げ出していたのです。

そして、自ら体を切りつけ、襲われた体を装い、碧川で謀叛が起こったと訴え出たのです。

それを口実に、自分たちの罪を闇に葬るため、チョ一族は兵を率いて、碧川の村を襲い、皆殺しを企てたというわけです。

 

目の前で夫のソン・スチョンを殺されたヨニは、復讐を誓ってチョ右議政に近づいたと言うわけです。

 

ファンは、自分がここに来たのは王の許可を得ての事だと言いました

つまり、王は事件の事も、チョ一族の罪も全て承知だということです。

民はそれでも半信半疑でした。

 

チョ右議政が動きました。

私兵を集め、谷に向かったのです。

この動きは、王に伝わっていました。

領議政たちと、計画通り、左議政に兵と共に動くよう指示を出すことにしました。

その時、ハヨン公主がやって来たのです。

 

王は、ハヨン公主が持ってきたモノを見て、王妃の覚悟を知りました。

で、すぐに王妃の元に向かったのですが、その時には既に王妃は、例の魚の卵を飲んだ後でした。

血を吐きながら、王妃は倒れました。

死んだのかと思いきや。

噂は本当でした。王妃は精神を犯され、幸せだったソン・スチョンとの思い出だけが残ってしまったのです。

王は、王妃をこれまで通り傍に置こうと考えていたのかもしれません。王妃の本来の性格は穏やかで優しい人です。だから、どれほど王は癒されて来たかわかりません。

しかし、やはり罪は処罰しなくてはなりません。

そして、何より、王妃が夫が待っているからと自由を求めているのを見て、それを叶えてやることにしました。

王宮の外に出る事は、今の王妃には辛い事ばかりが待っていると分かっています。生き残れるかどうかもわかりません。

しかし、それが罪を償うことになると王は思ったのかもしれません。

 

アジトをチョ右議政率いる私兵が取り囲みました。

襲い掛かろうとしたとき、チョ右議政たちに襲い掛かった者たちが。

左議政が率いる兵たちです。

「王命を受けてやって来た。」

と、左議政。

 

戦いになりました。

が、チョ右議政たちは抑え込まれました。

チョ右議政も、ファンとの一騎打ちの末、取り押さえられたのです。

が、最後のあがきを。

落ちていた剣を、ファン目掛けて投げつけたのです

テガンがファンの前に立ちはだかりました。

しかし、テガンの前にテサンが

剣はテサンの胸に

 

息を引き取る前に、テサンは言いました。

テガンのフリをして王宮にいた時、人間らしく笑えることが多かった・・・と。

ファンやジェイと触れ合う中で・・・です。

 

チョ一族の罪が暴かれ、チョ右議政とチョ・ウォノは死罪となりました。

ミョンアン大君は流刑となりました。

しかし、本当は、碧川の民と一緒に暮らしています。

そこに、王妃が・・・ヨニが辿り着きました。偶然です。

彷徨い歩いているうちに、辿り着いたのです。

ヨニを見て、ミョンアン大君はすぐに母だと分かりました。

2人は、碧川の民と一緒に、穏やかに暮らしていけるでしょう。

 

そして、ジェイとガラムも無実が証明され、晴れて無罪放免となりました。

2人は、ファンが用意してくれた家で一緒に暮らしています。

ジェイは、子供たちに読み書きを教えながら。

そして、ガラムは相変わらず、ミョンジンの研究所で一緒に楽しく働いています。

ミョンジンの両親は、口では勘当すると言いましたが、内心では、2人を認めているようですね。

 

ジェイは、この一連の事件の真相が明らかになり、碧川の民たちが如何に酷い目に遭って来たかを知っても、自分の家族が殺されたことを思うと、釈然としない思いでいました。

同情など、出来ませんでした。

「過ちの始まりはどこか考えて見よ。」

と、ファンは言いました。

本物の悪人は他にいるのに、被害者同士が互いにに憎み合ってはいけないと。因縁を断ち切らないと・・・と。

「悪人どもに負けないという思いで、あの人たちを許します。」

と、ジェイは言いました。

 

御医は、ファンの体調がイマイチなのを見て、恋煩いだと診断

周囲の者たちは皆、と~っくに気づいていました。

治す方法はたった一つ。ジェイを迎えに行くこと。

1年も経って、ようやくファンはジェイの前に現れました。

ハッピーエンドです

 

最終話になって、何か、バタバタと事が進みましたね。

途中が、ちょいとまどろっこしい感じがしました。

でもま、パク・ヒョンシクssiの上品な世子姿が、なかなか素敵でしたし、ジェイとの掛け合い漫才のようなセリフも楽しかったです。

ラスト、ジェイは何故か内官姿の方が似合ってるように思えて仕方がありませんでした。

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「オアシス」アジアドラマチャンネルで放送決定

2024-09-03 14:04:16 | 番組放送予定、DVD等発売レンタル予定

チャン・ドンユンssi、ソル・イナさん、チュ・ヨンウssi出演の作品。

1980年代から1990年代と言うので、私には懐かしい時代です。

 

放送開始:11月

1話先行放送:10月27日(日)

話数:16話

 

詳細は、こちらから。

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