ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

大垂水峠をスタートし、城山から高尾山を歩きました。春のかけらがちょこっとだけ見つかりました。

2016年03月08日 | ハイキング/中央線沿線の山

2016/2/28  H樹さんはS子の姉妹の旦那さん。もともとは山屋さんだったのですが、ながらく山を離れ、オートキャンパーになっていました。それが最近、また山に戻って来たのです。
と言うわけで、前日に電話をして、もし山へ行くのなら僕たちも連れて行ってくださいと、お願いしたというわけです。

ここのところのH樹さんのホームグラウンドは高尾山山域。自宅からは京王線1本で高尾山口終点へ行くことができ、金も時間もかからず、それにコースが多いので通っているのだそうです。週一のペースだとか。最近の僕たちよりはずうっと歩いていますね。


▲高尾山口の駅前からバスに乗り、大垂水峠で下車しました。この峠は東京都と神奈川県の県境です。登山者の大部分がここで下車しました。10:25ころ。


▲ほとんどの登山者は一丁平付近へ登るコースへ向かったようです。僕たちはその登山口よりも少し先、城山へ向かうコースへ行きました。ここが登山口です。10:34ころ。


▲右の沢は案内川(あんないがわ)の源流です。案内川は多摩川の支流、浅川のさらに支流の支流。多摩川の源流域であることを考えれば、この辺りも奥多摩と呼んでもいいのかもしれませんが、何故か多摩川源流であることは考慮されずに、誰もそうは考えません。10:39ころ。


▲沢から離れて、尾根へ向かいます。写真の先に見えている尾根がそれですが、その尾根が東京都と神奈川県の県境なのです。10:47ころ。


▲県境尾根に上がっています。高尾山山域の中でも登山者の少ないエリアなんでしょうね。11:05ころ。


▲メインの登山道へ合流する直前。11:28ころ。


▲登山者の連なるメイン街道へ合流し、電波塔の見える城山山頂がもうすぐです。11:30ころ。


▲城山山頂です。ここの広場には小屋があるのです。人が多い! 写真の中央あたりのテーブルでひと休みしました。11:31ころ。


▲少し食べ、トイレに行き、再スタートです。都心方面は霞んでいて、景色は全然見えません。11:58ころ。


▲もう一度山頂を振り返って、パチリ。昔来たことがありますが、冬にこんなに人が多いなんて、考えられません! 11:58ころ。


▲城山と高尾山の間のメインロードはヤマザクラの花でも有名です。写真に見えるテーブルは花見のためでもあるのでしょうね。12:09ころ。


▲一丁平です。トイレが見えます。その先のテーブルで昼食としました。12:17ころ。

H樹さんからクラムチャウダーとビーフシチューをもらいました。フリーズドライ製品で、なかなか美味でした。彼はトレーニングも兼ねて水を3リットル担いできていますから、バーナーでお湯をたっぷりと沸かしてくれました。


▲食べたものの写真は撮り忘れました。H樹さんとS子。これから出発です。12:51ころ。


▲モミジ台への登り階段です。昔はこんな木の階段などほとんどなくて、登山者がどこでも自由に歩いていました。でも、登山者の数がすごく増えて来ましたから、このように整備して歩いて良い場所を限定することも必要になってきますね。13:14ころ。


▲モミジ台の細田屋さんです。ソバやなめこ汁やお汁粉、甘酒やかん酒などを売っていました。13:21ころ。


▲高尾山への最後の登り。石段になっています13:24ころ。


▲高尾山山頂の展望台。今日は霞んでいて、富士山は見えません。空気が澄んでいたら、この写真の中央あたりに見えると思うのですが。13:30ころ。


▲山頂と言うより、観光地ですね。人は多いし、自動販売機もありますし・・・・ 13:30ころ。


▲山頂は人が多すぎるのでスルーしました。大きなトイレがあるところからメインロードを外れます。13:36ころ。


▲3号路を進みます。あまり標高を変えずにくねくねと山腹を回り込むように歩きます。13:58ころ。


▲ですからこのような木橋をいくつも渡ります。14:04ころ。


▲山に入ってから僕はずうっと春の兆しを探し続けていました。春の花をです。でも、まったく見つかりません。でもついに見つかりました。枯葉にうずもれるような感じで、小さな小さな花がひっそりと咲いていました。
ムラサキの仲間だとは分かりますけれど、正式名は不明です。図鑑やネットで調べました。おそらくヤマルリソウだと思います。ムラサキ科ですね。
本来は茎も立って花もたくさん咲くのですが、葉も越冬用のロゼッタになっていますしね。14:08ころ。


▲同じような木の橋が幾つも続きます。14:19ころ。


▲三叉路へ出ました。ここから下へ降りる登山道は、高尾山では上級者向けなのだそうです。観光客では確かに少し危なそうな登山道ですね。でも、まあ普通の山道。14:33ころ。


▲こんな感じの登山道です。前のめりにつんのめったら大怪我するでしょうね。外人さんグループも歩いていました。14:47ころ。


▲山道から出ると、こんな水場とお地蔵さんがありました。14:54ころ。


▲東京高尾病院があります。14:55ころ。


▲洗心地蔵尊と呼ぶようですね。この写真中央少し右に7体の像が体を寄せ合うように並んでいますよね。この7体は七福神なのです。この場所に地蔵尊がある理由、それに交じって七福神もある理由は調べても分かりませんでした。15:02ころ。


▲京王高尾山口駅に到着しました。朝は気付きませんでしたけれど、駅が新しくなったんですね。木材がふんだんに使われた駅に変貌していました。新しい国立競技場のデザインを考えたあの隈研吾氏が設計した駅なのだそうです。15:13ころ。

H樹さんと山を歩いたのは実に15年ぶりのことでした。前はさほど山を歩かれていない時期でしたから、足は衰えているなという印象だったのですが、今回は「最近は週1くらいで歩いているかな」とのことですから、山の脚力は前回とは見違えるようにしっかりしていました。
これからも時々僕たちと山で付き合っていただきたいと思っています。

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