ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

第12回山行μ 3/3―――白岳を後にし、蕗(つわ)岳登頂し、牟田峠から下山しました

2015年02月16日 | ハイキング/山行μや山行χ

2015/1/5  白岳からの登山道は、海側の右には崖と言ってもいいくらいの急な斜面が続いています。それはつまり、海(八代海)の光景が広がっている、と言うことでもあります。
このコースが「観海アルプス」と言われていることに納得です。


▲白嶽森林公園のキャンプ場です。この青いテントにも泊まることができるのだと思います。14:03ころ。


▲手前の建物は炊事棟のようですね。14:07ころ。


▲トイレを使わせてもらいました。14:09ころ。


▲牟田港が見えています。右の島は舟揚島(ひのがりじま)。珍しい名前の島ですが、ネットで調べても名前の由来は分かりませんでした。14:15ころ。


▲途中こんな場所がありました。Mちゃんが身を乗り出してみます。でも、怖いのでこの程度。もっともっと前に出なくちゃ! 白岳もまだ見えています。14:17ころ。


▲穏やかな山道が続きます。14:38ころ。


▲気候が暖かいのですね。もうスミレが咲いていました。14:39ころ。


▲蕗(つわ)岳分岐が出て来ました。14:49ころ。


▲蕗岳まではすぐでしたが、途中はシダの美しい山道です。14:51ころ。


▲蕗岳山頂320mです。14:54ころ。


▲蕗岳からはこれから進む尾根の様子も見えました。3つ見える鉄塔の真ん中の少し先に牟田峠があるのです。そこからは林道を左へと歩いて下ることができます。写真中央に街並みも見えていますが、その海側に目指す松島バス停もあるのです。14:54ころ。


▲先ほどから見えている牟田港や舟揚島(ひのがりじま)です。左の灯台がある小島やその手前の埋め立て地もよく見えますね。14:55ころ。


▲白岳方向を眺める二人。14:56ころ。


▲蕗岳を後にすると、北方が開けた尾根が出て来ました。北北東の方角に遠く大きな山塊が見えます。島原半島の雲仙岳です。15:08ころ。


▲妙な植物が目に飛び込んできました。本体の木の幹は見当たりません。杉や柳などの房状の雄花に似たようなのも見えています。
あのカニ姫の看板があったそばに唐突に設置してあった説明板を思い出しました。それにはヒカゲノカズラとかヒモヅルとかの名称がありました。ネットでさらに調べると、分かりました。
この植物の名前はヒモヅルです。ヒカゲノカズラ科で、シダの仲間なんですね。南方系の珍しいシダ類で日本においては天草で初めて発見されたのだそうです。15:15ころ。


▲岩場ですが、鉄製の階段がついているので安心です。15:20ころ。


▲岩場はさらに続きます。15:21ころ。


▲先ほど見えていた、送電線鉄塔の下をくぐり、久し振りに枯葉の積もった山道です。海の見える尾根道にはあまり落葉樹は生えていませんでしたから。16:02ころ。


▲牟田峠に出ました。この先にはまだ観海アルプスルートが続いています。いつかこのルートも歩いてみたいものですね。16:08ころ。


▲もうあとは気楽です。車道を下るだけ。16:10ころ。


▲関東の山をよく歩く山屋としては、この檻を見た瞬間、「クマの罠だ」と考えるのは仕方のない性でしょう。ですが、よく考えなおしてみると、九州からはクマが絶滅したとも言われているくらいです。
それに、檻の中に撒かれている米糠のような粉、クマを呼び寄せる餌としてはあまり聞いたことがありません。
そこで調べ直してみました。すると分かりました。イノシシ用の罠でした。
天草には本来イノシシはいなかったそうです。それが近年になって増加し始め、農業被害も莫大なものになってきているのだそうです。16:35ころ。


▲バス停に到着しました。合津中央というバス停です。でも、バスは来そうにありませんから、タクシーを呼びます。16:55ころ。


▲タクシーはすぐに来ました。タクシーに乗ってみて気づいたことですが、歩いても行けるくらいの近い距離だったのですね。徒歩で30分くらいの距離です。
松島バス停に戻って来ました。あまくさ号が見えますが、僕たちが乗るのとは逆方向のバスです。17:04ころ。


▲熊本交通センター行きの快速あまくさ号が来ました。バスに乗って待っていると、きれいな夕焼け空になってきました。写真左の家は食堂なんですが、その店の名前は「バテレン食堂」です。いかにも天草ですね。17:35ころ。

今回初めて天草行きの快速バスを使って山登りをしました。なかなか便利なバスだと分かりました。今後もこの快速バスを使った登山がいろいろと出来そうですね。

家に帰ったときはもちろん真っ暗。でも、家のすぐそばで下車できるので、気分的に楽ですね。

Mちゃんも大人と変わらない歩きようです。今後も、いろいろな山に一緒に楽しく登れることを願っています。

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