575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

天高し何年振りのスキップか  晴代

2020年12月11日 | Weblog

何かとても楽しいことがあったのでしょうか。
それとも手をつないだ子どもにつられたのかもしれません。
須美さんも「どれほど晴れ渡り気分が良いか想像できる」とありました。

辞書に、スキップとは
片足で2歩ずつ交互に軽く飛びながら進むこととあります。
そうです。「飛ぶ」という動作と「進む」という動作、縦と横の移動を同時に
しなければいけません。これが苦手な人もいました。
一緒にスキップしているのに、友だちがちっともついてこない。
振り向くとその場で飛んでいるだけ。(笑)
でもその子の一生懸命な赤い顔が、今何だか懐かしくて愛おしいのです。

我が家の三人娘の真ん中がそんな不器用タイプでした。
ことごとくすんなりいかず、回り道をしましたが、その時かけた時間、努力が彼女の一部になっています。
「何かとつまづく人」を待ってあげる時間を、コロナ禍の今なら作れそうな気もしたのですが、残念ながらどうしても要領の良い人が得するように思えてしまいます。
裏技、お得情報、ポイントゲット・・こんな見出しが目立つ昨今。
大変なときではありますが、本当に大事なものは見失わないようにしたいものです。
あら?
スキップから何の話をしているのでしょうか。郁子
コメント (1)
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