575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

霊峰の夕焼け雲は七変化   立雄

2013年07月31日 | Weblog
世界文化遺産となった富士山。
作者は、小学生の子供を連れて登ったことがあり、
その時の夕焼け雲を思い出した詠んだそうです。

雲は七変化、という表現のなかに、人間の気持ちが込められているとしたら。
富士山に対する日本人の気持ちが、時代によって様々に変化すると読むことも。

  霊峰は夕焼け 雲は七変化

何年前でしたか?登山者が急増して
富士山のゴミが問題になった事がありました。
今回、再び、ゴミが心配されていますね。
道端にゴミが散らばっている風景は街中でもサミシイもの。
入山料を取ってキレイにするのも一つの方法ですが・・・

                     遅足


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夕焼け染む人も道具も挨拶も    晴代

2013年07月30日 | Weblog
染むは、そむ、しむ、どちらに読むのでしょうね。
私は「そむ」と読みました。

夕焼け色に染まっていくもの。
人間。
人の使っている道具。小さなモノから大きなビル街まで。
そして人が人と交わす挨拶も。
つまり人と人との様々な関係をも。

世界を大きく包み込む夕焼けの美しさとやさしさ。
ほんのひと時だけに身に染(し)むものがありますね。
作者のやさしさを感じました。
                    遅足


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天上へ咲き継ぐ日光黄菅かな   遅足

2013年07月29日 | Weblog
霧が峰高原のニッコウキスゲ。
先日訪れた時は、少し見ごろに間に合わなかったようでした。
10年ほど前に比べると、随分、花の数が減ったように感じました。
以前はあちこちで咲いていたのですが、今ではお花畑は柵の内側だけです。
繁殖した鹿が大切な芽を食べてしまうからだそうです。

ニッコウキスゲの花は一日だけ咲くそうです。
ムクゲや朝顔と同じ一日花なんですね。
花は咲き継ぎ、咲き継いで、種を残そうと一生懸命。
そんなニッコウキスゲの夏も終りに近づいているようでした。
そういえば、立秋は、もうそこまで来ていますね。



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栴檀ちがい   鳥野

2013年07月28日 | Weblog
平安朝の高貴な女性は我慢強かったのか、
その頃の気候が穏やかだったのか。酷暑
に喘ぎながら、「十二単」の図鑑を眺め
ていました。

と、夏の項に「楝の襲」というのが。
色目の決まりは、表の淡紫に裏が青。こ
の上に透ける薄絹を重ねたら、どんなに
か涼し気であったことか。

楝は栴檀の古名、せんだん科の落葉高木
で、夏に白と紫の対比ゆかしい花を付け
ます。
その一方、「栴檀は双葉より芳し」のせ
んだんは白檀科の常緑高木で、2つは全
くの異種。

万葉集や枕草子に登場し、心ある人に愛
された「せんだん」と、その芳香が珍重
される「せんだん」は大違いと言う。
ややこしい話であることよ。 

 ・ 闇に散る楝伝いに帰りけり  

              鳥野
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夕焼けに今日一日を許されて   麗子

2013年07月28日 | Weblog
一日の終わりが描かれてて良いと思います、と結宇さん。

多忙な一日の終わりに、ふっと、こころに隙間が出来ます。
その時、なにか人間より大きなモノを感ずることがあります。
その大きなものに包まれている感覚。
「今、ここにあることの不思議さ」を感ずる瞬間でしょうか。

現代人の私たちは、自分の力で生きていると思い込んでいます。
しかし人間より大きなものの存在を感じた時、
生かされているという気持ちになり、
それを存在を許されている、と表現したと読みました。

ところで俳句では「も」には要注意とよく言われます。

この句、

  夕焼けに今日一日も許されて

としたら、確かに良くないと思います。
何故良くないのでしょうか?        遅足

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夕焼けに磚磨かせて座禅堂   結宇

2013年07月27日 | Weblog
磚(せん)。
中国の建築に用いられた煉瓦(れんが)のこと。
正方形や長方形の厚い平板で、城壁や墓室などに用いられた。
日本でも奈良時代に使われた、と、辞書にありました。

そういえば、禅寺の座禅堂の床には磚が使ってありますね。
夕焼けで床が赤くなっているのを磨かせて、と
表現したところが素晴らしいですね。
座禅を組んで心を磨いている。
そんな気持ちも込められていそうです。    遅足



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夕焼けは優しすぎます要注意   えみ

2013年07月26日 | Weblog
逢魔が時との言い習わしもあるほどに、と鳥野さん。

昼と夜の境界である夕方。
昔の人びとには、異界への入口とも感じられたのでしょうか。
とくに夕焼けは魔力を持っているようです。

現代人にとって、夕焼けは癒しなのかも知れません。
でも、安心して身を任せられるものではないようです。
それを作者は「優しすぎる」と感じています。
優しすぎることは要注意と。

また、この句は、恋なのか?愛なのか?
ちょっと危険な二人の関係を夕焼けに託した句とも読めます。

                         遅足



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暑中お見舞い申しあげます   麗

2013年07月25日 | Weblog
暑さも厳しいですが阿部しょう人さんの「俳句 四合目からの出発」は初心者には厳しい批評ばかり。

句会でもよく話題に上る助詞の「も」の使い方。初心者が不用意に乱用する大変危険な文字とのこと。一字で余韻を持たせられる欲張りな語だそうです。

一例を挙げると

絵葉書に河鹿の声も書き添えぬ
嫁がせて大白菊も空虚なり
世の為に案山子もやせる勤めなり

などが標的にされていますが、並列の「も」はいいそうです。

里なみも世なみも見えて盆踊

初心者にはやはり難しいですね。

また男性陣がよく作る「おっぱい俳句」

豊かなる乳房浴衣に盛り上がる

こういう俳句は一刀両断に切り捨てられています。いやらしいと。。。
おっぱいを詠むのは要注意です。

ちなみに阿部さんは1900年生まれ。三省堂に定年までお勤めされ俳誌「好日」を創刊されたそうです。1968年没。阿部さんの俳句を読んでみなければいけませんね。
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星がみえて青いにほひ豆の筋ひいてゐる   鈴木折嶺

2013年07月24日 | Weblog
山頭火は、知多半島から渥美半島に渡り、芭蕉の句碑や杜国の墓を訪ねています。
そして「砲声、爆音がたえない」と日記に書いています。
当時、渥美半島には、大砲の試射をする陸軍の射場用地があったためです。
「時勢を感じる。非常時日本である。」とも記しています。

そして豊橋の鈴木折嶺宅に宿泊、句会を開いています。
折嶺は、明治43年、愛知県の田原渥美町生れ。
山頭火が訪ねてきた時は、豊橋市の小学校に勤めていました。
この時、鈴木家では、赤ん坊が生れたばかり。

  ほんに生れた来たばかりの眼をあけて   山頭火

鈴木折嶺は、やはり荻原井泉水に師事、戦後は池原魚眠洞とともに
「視界」を舞台に活躍しています。

冒頭の句。
星のよく見える夜。家で妻が豌豆の筋を取っているところでしょうか。
制作年代は分かりませんが、青いにほい、という表現から
まだ若い頃の句かと想像しました。愛妻家だったのでしょうね。

こんな月の句があります。

  月夜の向うを人が通る花どきの馬鈴薯畑

  月が胸をわづらってゐる様な青いかげ葉におく

  夏もすっかりおとろへた月がしわよせてゐる河口

  月があかるく茶の花、くらく茶の花

月を詠みながら、花鳥諷詠を脱した、新しい句への挑戦を感じます。

                         遅足


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クロアゲハ未だ   鳥野

2013年07月23日 | Weblog
蝶々と言えば春、菜の花畑に舞うモンシロチョウ
は春の女神。歓びの象徴です。
一方、夏の季語には「アゲハチョウ」が。
大型で、動きが早く、どこか野性的。中でもクロ
アゲハは、緑の少ない都会の夏に、彩りを添えて
くれるようです。

近郊に住む友人は「よく見かけるよ、いくらもい
るから」と、事もなげ。とは聞いても、ワタシは
今年まだお目見えゼロ。

全体が黒、後翅の裏に真紅の紋。あの魅力的な姿
に見惚れたのは、遠い昔のことだった、のかも。

 ・ 黒揚羽翔ぶ背景は空の青

 ・ 黒揚羽積雲ぐんと引き寄せる

              鳥野

              

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雲が馬のやうで夢のやうなひるで   橋本健三

2013年07月22日 | Weblog
山頭火が知多半島の内海で訪れたのが橋本健三。
この時、健三は27歳。山頭火57歳。
親子ほど歳の差のある二人でしたが、共に酒豪。
年齢を越えた交流があったのでしょう。

  まくらならべて二人きりの波音  山頭火

夜遅くまで飲み明かして、ごろりと寝てしまった二人。
山頭火は当時の健三のことについて、こんな風に句に残しています。

  ひとり兎を飼うてひつそり

健三は大正元年生れ。
家は薬の製造販売をしていました。
早くから自由俳句をつくっています。

  をさなくて雨をてにうけてゐる

  大きな山が夜へすわってゐる裾を汽車が通る

  手にはさらさらとむかしのすなの山になる

  月のなかで蹴ってゐた思想のごむまり

健三には詩集「若年」があります。
そのなかの「河面」という詩です。

  なにすれば橋に倚り
  河面眺めてもの思うものぞ
  雨はいっさんに河へと跳び
  河はしずかにも雨をながす

俳句も詩も若者らしいの抒情詩ですね。      遅足

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長良川波ゆらゆらとあゆもゆれ   山本和輝

2013年07月21日 | Weblog
作者は小学校5年。私の甥の子供です。
「ゆら」「ゆれ」「あゆ」と音の調べの良い句。
また、観察の行き届いた句です。
頭で俳句をつくる私には、とてもこうは詠めません。

   入学に心おどらせ見るさくら  大野敦士

これは姪の子供。小学校6年です。
子供たちの間に静かな俳句ブームが起きているのでしょうか。
名古屋市民文芸祭。名古屋短詩型文学祭の小・中学生の部での市長賞

   ばあちゃんもこうかをうたうにゅうがくしき   伊藤桜子

小学校一年の作です。

大阪の小学6年生の小林凛君は、句集を出しています。

   冬蜘蛛が糸にからまる受難かな(これは、僕が八歳の時の句だ。)

   いじめ受け春も暮れゆく涙かな

小林君は、「ランドセル俳人の五・七・五」のなかで、
学校に行きたいけど行けない自分がやすらぐために、
たくさんの俳句を詠んだ、と書いています。

   雪が解け空地に一つ草の花   山本和輝

                        遅足


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行き場なき拳突き出す入道雲    郁子

2013年07月20日 | Weblog
今月の句会・自由題で、多くの票を集めた句です。
3・11以降の日本・・・。
これまでと同じではイケナイ。変らなければ。
変化を求めている人々の期待に反して、
また同じ道を歩もうとする空気のような圧力がじわっと。
握りしめた拳は、どこへ向かって突き出したら良いのか?

そんなちょっとイライラした気分を掬いとっています。

梅雨明けや耳に気怠き選挙カー  立雄

政治こそが、こうした空気を掬いあげるべきもの。
しかし選挙カーの声も、どこか気だるく感じられます。

「ねじれ国会を解消できるか?が争点」とテレビは報じていました。
そうでしょうか?原発をどうするのか?が本当の争点では?

この国にあり方を、選挙では、変えることは出来ないのでしょうか?
政治家、経済界、マスコミには埋め込まれた遺伝子があり、
それが変化を拒否しているのでしょうか?
国家にも、遺伝子というものがあるとしたら、
日本国の遺伝子はどんな貌をしているのでしょう?

                         遅足

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7月句会の最終結果です。     遅足

2013年07月19日 | Weblog
今回の句会、8人の出席でした。
題詠は「夕焼け」。
わたしは季語は実際のモノやコトと思ってきましたが、
どうも季語はフィクションのようです。
約束事なんですね。
夕焼けも、秋ではなく、夏の季語という約束で句を詠み、かつ読む。
みなさんも夕焼けをフィクションとして読んでみて下さい。

題詠「夕焼け」
①夕焼けは優しすぎます要注意(えみ)能登・鳥野・遅足
②夕焼けに磚磨かせて(瓦磨かせ)座禅堂(結宇)佐保子・狗子・亜子
③夕焼けに今日一日を許されて(麗子)結宇・能登・郁子
④夕焼け染む人も道具も挨拶も(晴代)すみ・えみ・麗子・遅足
⑤霊峰の夕焼け雲は七変化(立雄)
⑥無色になって走る夕焼けの街(静荷)晴代・狗子・えみ・郁子
⑦夕焼けの車窓も知らずスマホかな(亜子)静荷・立雄
⑧夕焼けの中にムンクの叫び声(佐保子)能登・鳥野・静荷・亜子・麗子
⑨夕焼けを見しより人の無口なる(遅足)晴代・結宇・静荷・亜子・すみ・立雄
⑩夕焼けの向こうの明日とハイタッチ(郁子)麗子
⑪夕焼けや日常抜けて別世界(すみ)えみ・狗子・立雄
⑫あかあかと荼毘の火もえし夕日かな(能登)鳥野・佐保子・郁子
⑬夕焼けや待ち人疾く来よ迎え酒(智恵)晴代・結宇・すみ・遅足
⑭血のごとく火星の大地夕焼す(狗子)佐保子

自由題
①趙州の一文字(イチモンジ)の鈍(ニビ)夏館(結宇)
②断崖の白き灯台夏の海(麗子)郁子
③年かさね好みとなりつ鮎の腸(わた)(晴代)結宇・狗子・すみ・えみ
④山峡(やまかい)の湯にひとり来て沙羅の花(静荷)能登・鳥野・佐保子・郁子・遅足・立雄
⑤反抗期の虹かも知れずうつくしき(遅足)鳥野・亜子
⑥露座仏のぐらり傾く暑さかな(亜子)結宇・狗子・静荷
⑦梅雨明けや耳に気怠き選挙カー(立雄)遅足
⑧沙羅の花みな空むきて散りしけり(佐保子)晴代・えみ・麗子
⑨行き場なき拳突き出す入道雲(郁子)結宇・能登・静荷・亜子・すみ・麗子・立雄
⑩かき氷くずした愛はとけてゆく(えみ)狗子・静荷・郁子・麗子
⑪かき氷行列あとの涼味かな(すみ)佐保子
⑫顎の線キリリと勁し藍浴衣(能登)晴代・鳥野・亜子・えみ
⑬ドンドドーン駆け寄る窓辺花火なく(智恵)晴代・能登・佐保子・すみ・立雄
⑭空に向け蝉の一斉射撃かな(狗子)遅足

次回は8月21日(水)午後1時   東鮨
題詠は「新米」です。
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夕焼け句会   麗

2013年07月18日 | Weblog
「夕焼け」には少し早い昼間の句会。なかなか実際の夕焼けを見る機会が少なく頭の中の観念句も多かったかも?では恒例のひとこと講評です。

①夕焼けは優しすぎます要注意(えみ)「要注意」を何か具体的なものに替えた方がいい?という意見あり。えみさんらしい優しい一句。

②夕焼けに磚磨かせて座禅堂(結宇)夕焼けに磚を磨かせるというのがいいですね。格調高い一句。

③夕焼けに今日一日を許されて(麗子)一日の終わりに感謝。

④夕焼け染む人も道具も挨拶も(晴代)「も」の三段重ねもここまで来ると絶品。最後の挨拶がすばらしい。「染む」の読み方は「しむ」か「すむ」か?

⑤霊峰の夕焼け雲は七変化(立雄)富士山の夕焼け。「霊峰は夕焼け 雲は七変化」ではどうでしょう?という意見あり。

⑥無色になって走る夕焼けの街(静荷)無色になったのはなんとランニングハイだったからだそうです!

⑦夕焼けの車窓も知らずスマホかな(亜子)まさに最近の車内の様子。目も首も悪くしますよ。

⑧夕焼けの中にムンクの叫び声(佐保子)トップ賞、おめでとうございます。その手があったか!やられました。

⑨夕焼けを見しより人の無口なる(遅足)ご夫婦そろってトップ賞。こういう光景確かにあります。ななぜか男性はだんまりに。

⑩夕焼けの向こうの明日とハイタッチ(郁子)夕焼けの向こうには明日があります。まだ黄泉の国ではありません(笑)

⑪夕焼けや日常抜けて別世界(すみ)目に見える非日常。まさにマジックアワーですね。

⑫あかあかと荼毘の火もえし夕日かな(能登)震災の句ではないかという意見がありました。

⑬夕焼けや待ち人疾く来よ迎え酒(智恵)人を待つ時間。智恵さん志摩ではお世話になりました。

⑭血のごとく火星の大地夕焼す(狗子)地球だけでなく火星の夕焼けを読んだ壮大な一句。


自由題では郁子さんの

   行き場なき拳突き出す入道雲

がトップ賞に。入道雲のモクモクがみんなの拳に見えるというもの。
現在の日本のもって行き場のない怒りに不満が爆発。これは「怒り新党」に一票ですね♪

来月は遅足さんご欠席とのこと。
ちょっと心配ですが阿部しょう人さんの「俳句」~四合目からの出発~を持っていきます。
カンナはいつも「燃え」「一つ残った」柿は「夕陽」に照らされ、妻は「若く」、母は「小さく」という風に紋切り型の表現から抜けないと「四合目」から上に登ることはできないという俳句入門書ですが、
こんなダメだし本があると結構つらい。。。一合目から地道に行きましょう。

例月のお題、「新米」は水は「少なめ」でしたか?

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