6月3日、「ミスター」こと長嶋茂雄さんが89歳で亡くなりました。巨人時代の背番号に合わせるかのように3日に旅立たれました。数々の楽しいエピソードと華麗なプレー。あの明るい笑顔は、プロ野球ファンだけでなく多くの人を魅了しました。アンチ巨人の人も長嶋さんは好き!という人が多かったと思います。リハビリに励む様子も多くの方に力を与えました。また一人昭和を代表する方が亡くなり、太陽が沈んだようなまさに日本中が梅雨に入ったような感じでした。
号外が出て須美さんも思わず作られたことと思います。
竹葉さんも「その報道の週はまさしく日本中が梅雨曇りのなかにいたような感じでした。」というコメントを寄せてくださいました。
実は私もミスターのことを詠みたいと思っていました。こんな句が出来ました。
ミスターが星に帰って梅雨曇 麗子
もう一句ご紹介します。こちらは号外ではなく毎日届く朝刊です。
梅雨曇朝刊ビニールに包まれて 佐保子
郁子さん:雨の日、また降りそうな日の新聞にビニールがかけられるようになった。いつ頃からだろうか。取り出すのにひと手間かかって面倒にも思えるが、助かることも多い。あのビニール袋はみなさんどのように活用しているだろう。
須美さん:良い所に目をつけたと思う。
泉さん:梅雨の時期はビニールに包まれている日が多い。
★★★
本当にそうですね。毎朝、雨の日も雪の日も当たり前のように朝刊が届く幸せ。雨の日にはちゃんとビニールに包まれて。。梅雨曇でも心が明るくなる瞬間です。日本はやはりこのような心遣いが出来る素晴らしい国ですね。須美さんの句も佐保子さんの句も中七が字余りなのが、ちょっと惜しい気がしました。
明日からはまた強烈な猛暑がやって来そうです。皆様ご自愛くださいね。 麗子