そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

おおどかな放菴とカタロニアのミロ!

2009-03-12 13:25:25 | Weblog
3月11日

 私の「小杉放菴と大観」展チケット2枚・友人の持っている「ミロ」展チケット
 2枚を駆使して、一日楽しんできた。

 たまたま有楽町の出光美術舘と東京駅の大丸ミユージアムでの開催なので、ウオ
 -キングがわりに、銀座ーー出光ーー丸ビルーー大丸と歩き回った。
 こう書くと大した事ないようだが、食事を済ませた丸ビルから大丸へ抜ける道に
 迷って、新しい地下街をウロウロ行ったり来たりして歩き廻ってしまったのだ!

 やはり、目的地の見えない地下を歩くより、遠回りでも北口の通路を利用すべき
 だった!
 しかし、ようやく東京駅の地下街もきれいになってて驚いた。
 その分、はじめは迷ってしまうけれど・・・

 ところで、小杉放菴の絵は油絵といっても、日本画のような洋画である。
 パリに渡って勉強するに従い、日本画へと傾倒していき、ついには大観と親交を
 持つようになって、日本画へと転向したようである。

 どこか人情味のある作風で、「天のうずめの命」などは実におおらかで、いかに
 も楽しそうに踊る様子が素晴らしくて、見とれてしまった。
 13歳も年長の大観と親交を結び、お互いに切磋琢磨し、高めあっていったので
 しょう。それがとてもよく分かる二人展でした。

 出光をでてから、お壕の通りを歩き丸ビルの中のベトナム料理のお店をめざす。
 私が大昔働いてた頃と違い、本当に悉くといっていいくらいビルが変容した。
 私の居たビルは、可愛い塔のあるビルで、つい2年ぐらいまで存在してた。
 今や、新しいビルに変貌中。
 ただ、外壁の石積みが一部分残されていて、びっくりした。
 なんかうれしい。

 前に一度行った事のあるベトナム料理の店も、我が曖昧な記憶では二階のような
 気がしていたが、五階だった。
 何しろ、覚えが悪い。
 私に根気よく付き合ってくれる友人も気長(?)である。

 やっとみつけたお店「カサブランカ」!
 ここで前にコース料理を食べたとき、美味しいと思った。

 今日はランチ1,300円を頼む。食後のティーは蓮の葉のお茶を。
 料理はかに玉のようで、ふわふわと美味しかったが、ベトナムという感じはしな
 い・・・ティはうーんという感じ

 ただ、テーブルと椅子の釣り合いが明らかに悪く、私達は子供のような食べ方に
 なる。食べにくいこと!
 椅子が低いのか、テーブルが高いのか、或いは我々の座高が低すぎるのか?
 平均的と思ってる私達は、もうここには来ないだろう。

 丸ビルの一階の催事場で花畑牧場の生キャラメルを売っていた。
 三箱2500円。
 何で一箱で売らないのだろう?
 オバサンとしては三つも要らないので、「なんで一つずつ売らないの?」と言っ
 てやった!
 私はつくづくケチンボである。

 「ミロ展」
 ミロの絵は楽しい!
 色彩もいいし、煩くないのがいい!
 何も考えないで楽しめばいいのだから、来てよかった。

 大丸が改装されてから初めて足を踏み入れたが、とても明るくなった。
 今、バーゲンのまっ最中だが、催事場以外はお客より店員さんが多いよう。
 デパートは「冬の時代」だわねと、買わないオバサン二人はお店を後にした。
 ごめんなさい。


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