私的図書館

本好き人の365日

よしながふみ 『きのう何たべた?』

2012-10-04 23:33:08 | 本と日常

すっかり秋らしい空になって、朝晩も過ごしやすくなりました。

頭をたれた稲穂も刈り入れを待つばかり。

スーパーには葡萄や松茸も並び、いよいよ実りの秋本番といった感じでしょうか(松茸は高くて買えませんけどね)

 

秋は食べ物もおいしいですが、何といっても「読書の秋」

最近読んだ本を羅列していきたいと思います。

 

冲方 丁 『天地明察』上・下(角川文庫)

喜国雅彦 『本棚探偵の冒険』(双葉社)

尾田栄一郎 『ONE PIECE THE 17TH LOG "SABAODY"』(集英社)

杉作 『猫なんかよんでもこない。』(実業之日本社)

清家雪子 『まじめな時間(1)』(アフタヌーンKC)

J・K・ローリング 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(文庫版)』3-1、3-2(静山社)

よしながふみ 『きのう何たべた?(1)』(モーニングKC)

 

まずは「ハリー・ポッター」シリーズを文庫シリーズ化している静山社、解説は西村知美でいいの!? ほんとに売る気はあるの? いったい「ハリ・ポタ」をどこへ連れて行く気?

文庫第3弾の解説を、西村知美さんが書いてみえるのですが、もう不安でいっぱいです。

静山社はどうしてしまったんでしょう…

いまいち「ハリ・ポタ」の文庫化が盛り上がらない原因は、ファン心理がわかっていないのと、コレクションとしての魅力がないからだと思うのですが。

単行本の表紙イラストを縮小版で全部並べてカラーページで付けて!

ロンの家「隠れ穴」の見取り図ってのはどう?

せめて作者のインタビューとってきてよ!

不安でいっぱいですが、これからまだまだ出る文庫化シリーズを見守っていきたいと思います。

 

『まじめな時間(1)』はコミックですが、ある日思いもよらず事故死してしまった高校生の女の子が主人公。

最初っから幽霊(?)です。

死んでみてわかったのは、そこらじゅうに死んだ人の霊がいて、会話をしたり飛び回ったりしているってこと…

どうやら成仏するまでの期間、人間の魂は現世にとどまるらしい…

そんな奇抜な設定で展開する、自分の死を見つめる物語。

友人たちの態度。両親の思い。弟や、片思いの相手。そして、霊として主人公に接する様々な原因で死んでしまった人々。

死んでからわかるさまざまな思いや相手の気持ちに、もう答えられない自分がもどかしい。そんなこと、死んでからわかったって何にもならない…

そして、負の感情に支配された怨霊たち。

すべてを失った時に初めて見えてくるもの。生きていなければ伝えられない思いや気持ち。

2巻完結だそうなので、早く続きを手に入れたいと思っています。

 

ちょっと涼しくなったので、衝動的に食べたくなって、2、3日前にすき焼きを作りました♪

暑い夏にはちっとも食べたくなかったのに、食欲とは不思議なものです。

あぁ、久しぶりの牛肉がおいしかったよ~

これからは鍋や炊き込みご飯が美味しい季節ですよね。

『きのう何たべた?』を読んだからそう思うのかな?

こちらはゲイのイケメン弁護士さんが、美味しそうな料理をたくさん作ってくれます♪

スーパーで底値を確認するとか、炊き込みご飯と豚汁だとゴボウがかぶるから味噌汁にするとか、いちいち共感できてうなずいてしまう(苦笑)

こんなこと書いていたら、本当に炊き込みご飯が食べたくなってしまいました。

明日あたり、作ってみようかな?

 

 

角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2012-05-18

 

 

 

 

 

 

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双葉社
発売日:2001-12

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


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