私的図書館

本好き人の365日

2009年の年間ベストセラー

2009-12-04 20:50:00 | 本と日常
書籍の取次ぎなどを行う会社、トーハンが、2009年度の年間ベストセラーを発表しました。



1位 『1Q84(1)』、『1Q84(2)』 村上春樹 (新潮社)



2位 『読めそうで読めない間違いやすい漢字 』 出口宗和 (二見書房)



3位 『ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人 大冒険プレイヤーズガイド』 Vジャンプ編集部 (集英社)



3位のゲーム攻略本は置いといて、2位はやっぱり漢字の読めなかった、あの日本の元首相の影響かな?(苦笑)

テレビでもクイズ番組が盛んで、漢字検定の人気もウナギのぼり。

漢字検定を行っている財団法人「日本漢字能力検定協会」の元理事親子が背任の容疑で逮捕されるという事件もありました。

5位には日本語教師、海野凪子さんとイラストライター蛇蔵さんのマンガエッセイ

『日本人の知らない日本語』

これは面白かった!

けれど、そんなに売れていたとは!

驚きです。

第2弾の発売も予定されているそうなので、発売されたら読もうと思っています。

そして今年は何と言っても1位 に輝いた村上春樹さんの『1Q84』

1、2巻合わせた累計発行部数は223万部。

文芸作品が1位になるのはランキングを取り始めた1990年以来、初めてのことだそうです。

う~ん、『1Q84』は確かに魅力があったけれど、100年後も読み継がれる物語かな?

あんまりマスコミが騒ぐので、何となく流れに乗りたくない自分がいる…

なんて言いながら、万一続編が出たら、気になって読むと思いますけどね☆

村上春樹さんは短編が好きなので、今度の新作は短編にして欲しいなぁ。

昨年文芸部門のトップに輝いた東野圭吾さんは、『新参者』で文芸部門第4位。

健闘したのが『告白』で文芸部門第2位に入った、湊(みなと)かなえさん。

ゴメンナサイ。
湊かなえさんの作品、読んだことありません。

あとは芥川賞などの受賞作品がベスト10に入っていました。

トーハンのベストセラーなので、どこまで読者の好みが反映されているのかは怪しいところですが、個人的な感想としては、やっぱりちょっと寂しい感じ。

ダイエット本や悩み解決本など、小説家以外のいわゆる専門家の人の書いた本が売れているみたいです。

みんな迷っているのはわかるけれど、小説は人生のヒントにはならないかな?

私は年末年始の読書用に、モンゴメリの

*(キラキラ)*『もつれた蜘蛛の巣』*(キラキラ)*

と、笙野頼子さんの

*(キラキラ)*『幽界森娘異聞 』*(キラキラ)*

を注文しました。

届くのが楽しみ♪


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