私的図書館

本好き人の365日

オーダースーツ

2012-05-09 16:01:12 | 日々の出来事

先日、夏用のスーツを仕立てに行って来ました。

実はテーラーに行くのは初めて。

ネットで調べて初めて行ったお店だったのですが、なかなか雰囲気がよくて、初老の男性店員さんが親切にいろいろと説明してくれました。

スーツはめったに着ないので、数も持っていないのですが、最近ちょっと痩せたので、それまでのサイズが合わなくなってしまったんですよね。

この間着てみたら、まるで大き目の制服を着せられている中学生みたいでした(笑)

そこで思い立ったのが遅まきながらのオーダースーツデビュー♪

今までは既製品で満足していましたが、ちょっと心境の変化もあって☆

 

どういう用途のスーツを作りたいのかを説明し、最近の流行などのアドバイスを受けながら生地選び。

予算と相談しながら生地を決めたら、ボタンをあれこれ比べたり、裏地をサンプルの中から選んだり、ポケットやパンツの細かいデザインを決めていきます。

こういう時間がけっこう楽しい♪

もちろん経済的なしばりがあるので、何十万円もする物には手が出ませんが、オーダーといってもピンからキリまであるので、イージーオーダーだと、そのお店の場合、2万円台から注文できるみたいでした。

想像していたよりもリーズナブル。

私は何となくオーダースーツって敷居が高いような気がしていましたが、実際に作ってみて、すごくいい経験になりました。大袈裟ですが「こんな世界もあるのか」みたいな(笑)

長く使うことを考えたら、若いうちからオーダースーツを作ることをオススメしますね。

やっぱり本物に触れるって大切です(既製品もいいところはたくさんありますよ。必要です。ただ、全部じゃなくてもね)

 

何だかおのぼりさんみたいな日記になってしまいました。

こいうことを日常的にこなしている人たちにとっては、いい大人が「何をいまさら」って感じなんでしょうね。

誰にだって初めてはあるんだから、大目に見て下さい。

「何をいまさら」ってことは実はまだたくさんあります。

私はまだ美容院って所で髪を切ったことがありません(いつも床屋なので)

碁も打つのですが、碁会所にも入ったことがありません。(雀荘にも入ったことはありませんが、麻雀はできないので)

旅行代理店も利用したことがありません。(ひとまかせにして便乗するのみ)

教会の日曜礼拝も外国小説によく登場するのでのぞいてみたいのですが、どうしたらいいのかがまずわからない。

競馬場や競輪場にも入ったことがありません。

 

自分の行動範囲からはずれた場所って、なかなか入り辛いんですよね。

そういうことに、ひとつひとつ挑戦していくのって、何だか楽しい♪

「何をいまさら」と自分の中で切り捨てるんじゃなくて、どんどんやってみると案外簡単だったりします。

もっとも、中には知らない方がいいこともあるかも知れませんけど(苦笑)

 

今回注文したスーツは3週間ほどで出来上がるとのこと。

袖を通すのが楽しみです♪

 


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
スーツ (春庭)
2012-05-12 15:35:31
普段は着なくても、いざっていうときの勝負服、ホークさん、きっとばっちり決めてすてきでしょうね。

アニメや漫画にもアンテナ張っているホークさんですから、読んだことある本かもしれませんが、モーニング誌に連載された高梨みどりの『オーダーメイド』面白かったです。上原美佐が主役楠花梨を演じたNHKドラマ(2004年)も、全部じゃないけれど、見ました。

それで、夫は安売りスーツ店専門でかまやしないけれど、いつか息子にはちゃんとしたオーダーメイドの紳士服を仕立ててやりたいなあとずっと思っていました。でも、お高いだろうなあ、私には高嶺の花と今だ注文したこと無かったですけど、ホークさんの記事をみて、来年あたりには息子にプレゼントしてやろうかと思えてきました。
返信する
春庭さん、ありがとう☆ (ホーク)
2012-05-13 00:24:42
ぜひ息子さんに作ってあげて下さい。
「勝負服」はきっといつか必要になると思うので。
私自身の体験ですが、けっこう気分も変わりますしね。
高梨みどりさんの作品はあいにく見逃しましたが、職業をあつかった作品って好きです。
特にお客と店主の関係を描いた、「プロの仕事人」みたいなドラマ!
今は安価な大量生産品に押され気味ですが、確かな技術を持った職人技って、やっぱり長い年月をかけて培ってきただけあって、本当にお客である相手のことを考えているんですよね。
私の接したテーラーも素敵なお店でした。
返信する

コメントを投稿