私的図書館

本好き人の365日

冥王星の消えた日

2006-08-27 18:07:00 | 本と日常
冥王星が太陽系の惑星からはずされてしまいましたね。

なんでももともとすごく小さな星だったんだとか。

ま、だからと言って冥王星自体がなくなってしまうわけじゃないし、小さな地球の上に住む、これまた小さな人間がどう呼ぼうと、冥王星はちっとも気にしないで、今日も元気に太陽系の外側を回っていることでしょう。

ちなみに冥王星の周期は248年なので、発見された1930年から見ても、まだ太陽の周りを一周さえしていない計算になるんだとか。

気の長い星だなぁ~

こういう今まで常識だと思われていたことがひっくり返るのを体験するのは面白いです♪

二足歩行の恐竜がシッポを地面につけたゴジラみたいなイメージから、「ジェラシックパーク」のようなシッポでバランスを取るスピーディーなイメージに変わっていったり、理科の実験で普通に使っていた石綿が、アスベストと呼ばれて発ガン性物質だと急に騒がれたり(これはちょっと怖いけど)、人間の知っている知識がいかにまだまだかってことを思い知らせてくれる。

クジラと人間が同じ種類に分類される哺乳類って分類は果たして妥当なのか?

一週間が7日間でみんなはホントにいいのか?(3日にすれば日曜日が2日おき*(音符)*)

う~ん、ついつい想像力がふくらんでしまいます☆

今回の騒動で教科書も訂正しなくっちゃいけないから大変だとか。

教科書に書かれていることがすべて正しいとは限らないってことがまた証明されて嬉しいなぁ。

かつて冥王星って星があったんだよって、いつか子供たちに話す時が来るのかな?

「昔はね、消費税なんてなかったんだよ…」

ただし、昔のほうがよかったってことも多々ありますけどね。