さわやかに生きるってことを、前に教えてもらったよ。そこのところ、もう少し詳しく教えてもらえないのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『感化力』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
『幸福への道標』では、さわやかに生きていると言えるための条件として、まず、「潔さ」ということを挙げています。
現代では、潔い人をあまり見かけなくなりました。弁解や言い訳が多くて、なかなか反省ができず、非常に理屈っぽくなっているのが現代人の特徴です。学校の勉強や、社会に出てから経験することの影響もあるのでしょうが、現代人には言い訳をする癖があります。知恵がつくと、いろいろと理由をつけたがる傾向が生じてきて、心の素直さを失っていく面もあるのです。
したがって、「自分は、弁解や言い訳をする傾向が少し強くなってきた」と感じたときには、潔さということを思い出してください。
人間には失敗が付き物ですが、失敗したとき、それを潔く認めることは、魂が前進するための方法です。失敗したときに潔さがないと、次のステップに、なかなか踏み出せないのです。
潔さを言う人は、現代では、ほとんどいなくなりました。そういうことを言うのは「忠臣蔵」の時代あたりが最後であって、現代人は言わなくなっていると思います。
しかし、「潔い」という言葉の意味を心に刻んでおくだけでも大事なのです。(中略)
次には、「多くの人たちに分け与えて、見返りを求めない態度」を挙げてあります。
こういう人は、ほんとうに少なく、百人に一人もいませんが、よく目を凝らして見ると、やはりいることはいるのです。
したがって、そういう人間になろうと思うことが出発点です。
朝、「おはようございます」と言って、人々の胸に花をサッと差し込んで、スーッと通り過ぎていくような人格を目指すことです。
いつも心掛けていると、やがて、風のように自然に通り過ぎていける性格になることができます。ぜひ努力してみてください。
(238~241ページ)
さわやかに生きるための条件の第一は、「潔さ」であり、この言葉を心に刻んでおくことが、大事である。
条件の第二は、多くの人たちに分け与えて見返りを求めない態度であり、まずはそういう人間になろうと思うことが、出発点である。
いつも心掛けていると、やがて風のように自然に通り過ぎていく性格になることができる──。
そして、その先の条件は? というお話は、また次の機会に!
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『感化力』
大川隆法著 |
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