ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



考えれば考えるほど、自分って何なのか、わからないんだよね。誰か教えてくれないのか? なーんて哲学的疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『勇気の法』(幸福の科学出版)で、こう説いておられます。

 古来、宗教的な世界では、「宇宙には、『宇宙樹』とでも言うべき大きな木がある。宇宙のなかに一本の生命の木、生命の大樹が生えている」という言い伝えがあります。(中略)この生命の大樹は「宇宙木」とも言われています。(中略)
 宇宙を貫く、この大木は、大きな視点で見ると、地球というレベルを超えて、全宇宙にまで、その枝を伸ばしている大木です。
 これを地球的視点から見ると、地球という霊系団のなかにも、一本の大きな大きな柱のような木が生えています。
 その生命の大樹の名を、「エル・カンターレ」といいます。
 このエル・カンターレという存在が、地球に生きる、すべての生命の根源なのです。ここから霊的なエネルギーが流れ出しています。
 この生命の大樹、生命の大木から、大きな枝がたくさん出ています。そして、地球の霊系団のなかで、この大きな枝に当たるものが「民族」なのです。いろいろな国の民族が、この大きな枝の部分に当たります。
 では、民族を決めるものは何でしょうか。それが「宗教」です。「民族の違い」とは、実は「宗教の違い」なのです。それぞれの民族は、「新しい教えを創唱した宗教指導者によって導かれた人々の群れが、その始まりである」ということになります。
 そして、そこから大きな枝が何本も分かれ、いろいろな時代に、いろいろな宗教ができて、いろいろな民族が繁栄したわけです。
 このように、文化や文明の基底、基本には宗教があります。何千年かの間、一つの民族が、さまざまな傾向性を持った文化を生み出し、そこで、人々は何度かの転生、生まれ変わりを経験しながら、その宗教のなかでの一定の文化というものを経験しています。
 この「民族」という一本の大きな太い枝の先のほうを見ると、さらに枝がどんどん分かれていきます。
 それぞれの枝は、国としてまとまっている場合もありますし、国を超えた幾つかの地方、アジアやヨーロッパなどの地方にまとまっている場合もありますし、世界中に広がっている場合もあります。(中略)生命の枝は次々と細分化されていきます。大きな枝から中ぐらいの枝になり、さらに細い枝が伸びています。
 そして、この細い枝のいちばん先のほうには、末端の小さな枝が無数に出ていて、たくさんの葉っぱが繁っているように見えます。
 さらに近寄ってよく見ると、一つの小さな枝の先端に、六枚ぐらいの葉っぱがついています。この枝についている六枚の葉っぱを「一つの生命体」として見るのです。これを「魂の兄弟」といいます。
 「魂の兄弟」は、原則として、「本体」という、魂の中心となる“司令塔”の部分、“頭”になる部分と、その兄弟である五人の魂で、“一つ”にまとまっています。この六人の魂全体で、“一つの生命体”になるのです。
 それぞれの魂は、順番に、この地上に生まれます。死んで霊界に還っても、地上に生きていたときの姿のままで生活していることが多いのですが、それでも、本体と分身の全体で、まとまった一つの個性として、「自分たちは、こういう魂である」という自覚を共有しているのです。
 それぞれの魂には違いがあって、外見上は、地上に生きていた時代の姿の違いにも見えます。しかし、魂の面から、まとまった一つの個性として見ると、それぞれの魂が地上で経験した記憶が、いろいろな断面として重なり合っているようにも見えるのです。
(195~200ページ)

宇宙を貫く「宇宙樹」、「生命の大樹」というものがあって、これは地球レベルを超えて、全宇宙にまで、その枝を伸ばしている大木である。

地球という霊系団のなかにも、一本の大きな柱のような生命の大樹が生えていて、その名を「エル・カンターレ」という。

この生命の大木から、宗教によって分かれる「民族」と呼ばれる大きな枝がたくさん出ている。

この「民族」という太い枝がどんどん枝分かれして、一つの小さな枝の先端についている六枚の葉っぱの一つが、私たち人間である──。

いやあ、気の遠くなるような大きな宇宙観にして世界観、人間観です。

私たち人間は、一つの生命の大樹のほんの一部なのであり、すべての人間はじつはつながっていて、この生命の大木から、エネルギーを供給されている存在である。

そして、その生命の大木の名こそが、「エル・カンターレ」であるのだって。

これを他の言葉で表現したとき、「人間は仏の子、神の子である」ということになるのだと説明されると、なるほどと納得できる方も多いのではないかと改めて私は思っているのです。

『勇気の法』

 大川隆法著

 

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