本多勝一って、朝日新聞の記者がいたじゃない。日本の良識のジャーナリストだったと思うんだけど、その人のスクープを、自虐史観とか言って否定されてもねえ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『本多勝一の守護霊インタビュー―朝日の「良心」か、それとも「独善」か』(幸福実現党刊)のまえがきとあとがきで、こう説いておられます。
まえがき
今の若い人たちは、本多勝一というジャーナリストのことはもう忘れているかもしれない。しかし、かつては大朝日新聞をバックにして、日本の良心・良識のようにスター記者として輝いていた時もあった。
ある意味では、日本の戦後の自虐史観と大企業の発展を憎む共産主義的呪いの“源泉”あるいは、“毒泉”ともいえる人物かもしれない。本文中にもあるが、スター記者としての本多勝一は知っているが、朝日新聞の社長が誰かは知らない、という意味で、「かませ犬」的に大企業の朝日新聞に使われただけなのかもしれない。旧ソ連や中国の文化大革命のむごさ、ハエ一匹飛んでいないかに言われた「理想の国」の北朝鮮の実態が判るにつれて、良心が苦しんでいるのは本人自身かもしれない。
かつての新聞社の後輩や、同郷の高校の後輩にさとされて、もつれた心の糸がほどけていくのが判るのも本書ならではの面白さかもしれない。
あとがき
共産主義に正義を感じる人もいるだろうが、「無神論・唯物論・経営者悪玉論」から出てくる結論は、ナチスのユダヤ人虐殺とかわらないのだ。
いつの日か近い将来、カンボジアのポルポト政権と同じく、中華人民共和国、旧ソ連、北朝鮮で殺された数多くの人たちの真実が明らかになる時がくるだろう。
中国に靖国神社参拝を、日本政府が「許可」してもらえなかったことを恥ずかしく思う日がきっと来ることだろう。ありもしない日本兵による中国人の「百人斬り競争」、「南京三十万人大虐殺」、軍部の強制連行による「従軍慰安婦制度」などが、虚偽にもとづいて日本人を卑屈にさせる作戦だったことが判るようになるだろう。
欧米諸国は、アジア・アフリカ諸国を「隷従」の中に置いたが、日本はアジア・アフリカ諸国を「独立」させた。
アメリカは、日本を倒して、共産主義を全世界に解き放った。
事実は事実、真実は真実である。
(1~2、214~215ページ)
このまえがきとあとがきを理解するには、年配の方にはなじみ深い本多勝一という記者が、どういう仕事をして有名になったのかについて、一定の知識が必要だろうと思います。
ここでご紹介すべきは、「百人斬り」とか「南京大虐殺」とかいう“嘘”を日本に紹介したことで、日本のいわゆる「自虐史観」の源流の一人だということであると思います。
本書は、「共産主義」の誤りや「自虐史観」の誤りについて、少しでも興味関心がある方、必読の文献の一つであると改めて私は思っているのです。
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『本多勝一の守護霊インタビュー』
大川隆法著
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