大川隆法先生って、政治に進出して、政治思想にまで関わるような提言をいろいろしておられるけど、その学問的裏付けって、あるのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『篠原一東大名誉教授「市民の政治学」その後』――幸福実現党の時代は来るか(幸福実現党刊)のまえがきとあとがきで、こう説いておられます。
まえがき
恩師というのは有難い存在だ。宗教家になってからの私の活動もじっと見守って下さっていたのだろう。
学生時代の私は、「国際政治」や「政治思想」に興味を感じながらも、結論としては、「政治理論家」のようなものを目指していたのだと思う。
篠原教授の学説にも厳しい批判をポンポンと投げかけていた私に、「ヨーロッパ政治史」の試験にも、ゼミの評価にも「優」(当時の東大法学部の評価では、一般大学の「優」より上の「秀」あるいは「SA」にあたる「九十点以上」)をキチッとつけて下さった。「彼は他の科目はちゃんと勉強しているんですかねえ。」と時々は友人たちに聞いて下さって心配しておられたようだ。まことに不肖の教え子ではあったが、日本の政治、世界の政治に影響を与え始めているという点では、ご恩返しはしているつもりだ。
私は、マルクスが哲学で世界の政治の半分を変えたことを、逆のベクトルでやってのけたかった。随分と迂回したが、一政治学徒としての人類への遺産も遺したいと願っている。
あとがき
とにかく今、「幸福実現党」という新しい政党を旗揚げすべくねばっている。宗教家と分類はされているが、若き日から「諸学問の統合」を目指していた私にとっては、自分なりの「大川政治学」を打ち樹てることも一つの目標だと思っている。
「幸福実現党」は、自民党の先にある、「未来型政権政党」である。真実の正論によるユートピア政治を実現してみたい。今は「孔子の政治学」のように実際性が足りないと思われて、机上の空論と見ている人も多かろうが、「私の言葉の上に未来は築かれる」と信じている。
東大史上初の新宗教の開祖が、東大政治学を超える「超政治学」をも切り拓こうとしている。そういえば、社会学の開祖のように言われるオーギュスト・コントも、新宗教を創ろうとしていた。幸福な未来社会を開きたい点では、皆同じなのかもしれない。
(1~2、158~159ページ)
篠原一(しのはらはじめ)東大名誉教授は、大川隆法先生の東大時代の国際政治ゼミの指導教授です。
2013年の発刊当時はご存命だったわけですが、その守護霊が語る、大川隆法先生の東大生時代の秘話の数々。
これによって、幸福実現党というのが、いかに政治学的にしっかりしたバックボーンがある政党であるのかが、とてもよく分かります。
本書は、幸福実現党の凄味の秘密を、学問という角度から知りたい方にとって必読の文献であると、改めて私は思っているのです。
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『篠原一東大名誉教授「市民の政治学」その後』
大川隆法著
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