年末からゆっくりゆっくり亀の歩みで後輩と取り組んでいた
マシン予約確認表システムの作成がようやくようやく最終段階を迎えました。
今週は、後輩が見え方(画面の色合いやボタンの位置など)の微調整、
私がテスト作業の準備を行っています。
そんな中、後輩が私の作成した部分でバグを見つけてくれました。
「この値がnullのときにオブジェクトエラーを起こすみたいなんですよね。」
「なるほど!じゃあ、この値がnullのときはfalseを戻せばいいんじゃない?
ちょっと記述を追加してみよっか?」
という会話を後輩と交わし、その会話だけでものすごい達成感を抱きました。
すーごーいー!
今の会話、聞いた?!なんなら録音しといて!
確実に仕事してる風だったんですけど。
なんかよくわかんないけど「分かってる人」風だったんですけど!
と、後輩とふたり、よく分からないままに感動をかみ締めました。
しかも、このエラー、運よく15分程度でカタが付いてしまい
本来、小心者の私は「うまいこと行き過ぎて怖いよ・・・」
とびくびくする羽目に陥りました。
もっとも、びくびくしたその1時間後には今週の担当業務
「テスト作業の項目洗い出し」をまったく進められずにほっと一安心。
よかったー。
これでようやく前借していた借金を返した気分だよ。
今はなんとか収支ゼロに戻ってきた気分だよ。
と一息ついたものの、それはそれで困るというか
テスト作業に関しては既にお手上げ状態というか、なんというか。
もーね。これ、私に向いてないわ。
どこをテストすればいいのやら、どんなふうに疑えばいいのやら
まったくもって見当付かず。
だってね?ワタクシ、自分で言っててもちゃんちゃらおかしいのですが
こと仕事に関して言えば、実のところ根は素直なのです。
「このボタン押せば予約状況見れるんだよねー!」
「わー!ホントだー!出た!出たー!」
みたいな感じでまったく冒険しないタイプ。
求められてるとおりにシステムを動かして満足してしまうタイプ。
ここ、こうすればエラー起きるんじゃないの?
このボタン押したらどうなんの?
ここ1件しか予約入れられないの?じゃ、2件入れたらどうなんの?
みたいな猜疑心に満ちた視点を入れた引き出しを
まったくもって持ち合わせておりません。
と仕事を半ば投げ出しながら、後輩に呟いたところ
「あー。分かります。分かります。
ちょっとぐらい不便だったり画面の見た目が悪かったりしても
そのちょっと不便なシステムに自分を合わせちゃいますよね。」
と共感してもらえました。
・・・共感してもらえて嬉しいけど。
つまり、今回私たちが作ったシステムは
そんなふうにシステムに自分を合わせがちな人ふたりで
「向上心」とか「探究心」とか「利用者視点」よりも
「自分を守ること」優先で作ったシステムというわけで。
やっぱり不安だなー。