のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

七首目:天津風・・・

2007年02月11日 19時07分54秒 | 百人一首
新年早々、訪れた京都で「時雨殿」にて
久々に百人一首を楽しみました。
百人一首って、なかなか一緒に遊んでくれる方がいないのです。
それがここではひとりで遊び放題!
思わず同行してくれているぽこりんの存在を忘れ
本気モードで思う存分、遊びまくりました。

札をとるときの快感、久しぶりー!
やっぱり面白いー!!!
(のりぞうのみの)大興奮のあまり、
当初の計画より時雨殿出発の時間が大幅にずれてしまいました。
・・・すまんねぇ。ぽこりん。

そんなこんなで再び百人一首熱再発です。
虚仮さんからもありがたいリクエストをいただき
ちょっぴり嬉しい気持ちで再開です。

ていうか、記事はたまってるのです。
映画の感想や本の感想や百人一首への想いなど
バーチャル世界の記事はどんどんたまる一方なのです。
現実世界よりバーチャル世界で過ごしている時間が
いかに多いかがよく分かる記事の量です。

今年はコンスタントに(一度にどさっとではなく)
たまっている記事をどんどんアップしていきます。
というわけでのりぞうセレクト七首目。

天津風 雲の通ひ路 吹きとぢよ
 をとめの姿 しばしとどめむ


■のりぞう的解釈
 風さん、風さん。
 空と地の間をがつんと吹いとくれ。
 思いっきり吹き荒れとくれ。
 舞い終わってすぐに帰ろうとしている
 天女のように美しい乙女たちを
 もうしばらくここにとどまらせておくれ。
 
 注:文法書などまったく調べてません。
    のりぞうはこういう意味だと思ってます。
    という解釈ですので、十中八九間違ってる
    ところや浅いところがあると思います。
    信じ過ぎませんように。

■ひとことふたことみこと
 この歌も比較的、始めのほうにあるため
 割と早くに覚えた歌です。
 白状すると、のりぞうはこの歌を
 「スケベな親父心」満載の歌だと思ってました。

 ・・・・僧正遍昭様、ゴメンナサイ。
 浅はかなのりぞうをお許しください。

 だって!ほら!
 「風よ吹け!」って言ってるし!
 「をとめの姿しばしとどめむ」ですよ?!

 現代の小学生は思うわけです。
 「ははーん。
  スカートがめくられてパンツ丸見え状態の
  オトメの姿がまぶたに焼き付いてるんだな。」
 と。

 そんなわけないっつーの。
 時代は平安時代だっつーの。

 そんなこんなで思い出深い一首です。
 やー。幼い頃から馬鹿丸出しですわー。

吾輩は主婦である

2007年02月11日 18時40分29秒 | テレビ鑑賞
■月曜~金曜13時放送(花王愛の劇場枠)
■出演:斉藤由貴、及川光博、竹下景子
    本田博太郎、レッド吉田、岡田義徳
    その他昼ドラとは思えない豪華出演陣!
■脚本 宮藤官九郎
■ストーリ
 「吾輩は主婦である。名前はみどり。」
 矢名みどり(斉藤由貴)はごく普通の専業主婦。
 学生時代のミュージカル研究会の友人で、レコード会社に
 勤務する矢名たかし(及川光博)と結婚し、ふたりの子供が
 生まれて幸福な生活を送っていた。しかしたかしが会社を辞め
 ビンボー生活に陥り、マンションを引き払って、
 たかしの母・ちよこ(竹下景子)宅に居候することになる。
 あまりにお金のやりくりに頭を悩ませたみどりに
 ある日、夏目漱石(声:本田博太郎)の魂が宿ってしまう。

■感想 ☆☆☆☆☆☆
 三連休を利用して、録画したままずっと見れずにいた
 ドラマを消化しました。
 「もう!なんで今まで見てなかったの!」
 と歯軋りしたくなったぐらい面白いドラマです。
 絶対にお勧め!ぜひ再放送してほしい!
 絶対に永久保存版として録画しなおします!
 てか、DVDボックス購入しちゃおっかな!

 と、鼻息荒くして語りたくなるほど、とにかく面白いです。
 見ながら、何回声出して笑ったことか。
 でも、徹底してコメディ!というわけではなく
 家族っていいな、お隣さんっていいな、
 子供っていいな、お友達っていいな、
 信頼したり尊敬し合えたりできる仕事仲間っていいな
 としみじみ感慨にふける場面もあるのです。

 とにかく中身の濃い素敵な素敵なドラマです。
 出演者のはじけた演技がすばらしいのです。
 役者ってこういう仕事なのよ!と訴えたくなるのです。
 最終回に近付くにつれて
 「あぁ、幸せな時間が終わっていく・・」
 と寂しくてたまらなくなりましたもの。

 やっぱりDVDボックス買っちゃおうかな。
 本気で考え中です。

マイ・ディア/氷室冴子

2007年02月11日 18時13分15秒 | 読書歴
■内容
 「赤毛のアン」「花かざりのローズ」「リンバロストの乙女」
 「少女レベッカ」「あしながおじさん」など、タイトルや
 主人公の名まえを耳にしただけで、少女だった頃の夢と想い出と
 懐かしさで胸いっぱいになってしまう家庭小説の数数。
 本屋さんで目につきにくくなった主人公の少女たちの復活を願って
 初めて書き下ろしたマイ・ディア・ストーリー(親愛なる物語)の
 ブックガイド・エッセイ。

■感想 ☆☆☆☆☆
 小さい頃に通っていた図書館にはローズピンクの背表紙の
 文学シリーズがそろっていました。今にして思うと
 背表紙がローズピンクだったのは、セレクトが女の子好みの
 物語ばかりだったから。
 私はそこで「若草物語」や「昔気質の一少女」や
 「ローズの幸福」などの家庭小説に出会いました。
 家庭小説の女の子たちが過ごしているのは、古き良き時代。
 その時代の女の子たちは、家族思いで真っ正直で、健全で
 節度があって、明るくて、でもおっちょこちょいで
 洋服やおいしいものやおしゃべりが大好きで。
 ほんの少し良い子で、でも私たちとちっとも変わらない
 等身大の女の子。おかげで、すぐに彼女たちと「仲良し」になり
 折にふれ、読み返してました。

 そこから派生して出会ったのが「赤毛のアン」シリーズ。
 アンだけでなく、マリラ、マシュウ、ダイアナ、ギルバート
 どの登場人物も大好きでした。何より親近感を抱いたのは
 アンが「見えない友人」を持っていたこと、
 空想大好きな少女だったこと。おしゃべり大好きな明るい子だけど
 それだけではなく、根暗な部分も持っていたこと。

 振り返ってみると、家庭小説の主人公はみな明るいけれど
 常に困難の真っ只中で根暗部分を感じさせる子達ばかりでした。

 ・・・というふうに、語りだしたら止まらない家庭小説の魅力を
 氷室先生が思う存分、語ってくれてます。
 紹介してくださっている本の9割が読んだことある本なので
 「あー!やっぱり!そこよね!
  そこが素敵なんだよね!
  そうそう!あそこも面白いよね!」
 と一緒に本談義をしているような気分が味わえます。
 久しぶりに「赤毛のアン」や「パレアナ」を
 読み直したくなりました。

 ちなみに、この家庭小説たちは「ハウス名作劇場」で
 アニメ化され、身近だったものも多いのです。
 小公女セーラ、小公子セディ、若草物語、
 愛少女ポリアンナ(原作は「少女パレアナ)
 ペリーヌ物語(原作は「家なき娘)などなど
 「見たよ!見たよ!」という人も多いのでは。
 私も未だに割と細部まで鮮明に覚えてます。
 原作も女性で独占してしまうのは勿体無いんだけどな。

もはや習慣

2007年02月11日 17時27分00秒 | 日常生活
三連休初日、久々に興奮のあまり眠れない夜を過ごしました。
最近ののりぞうは「目指せ!23時就寝!」を目標に
せっせと家の片づけをしてはベッドに入っていたのです。

でも、せっかくの三連休初日。
眠気が訪れたら眠ろうかねぇ。
と夏休み初日のちびっこ気分を味わいつつ
優雅に眠気の到来を待っておりました。
なんせ、前日は飲み会から帰宅直後
22時半には睡魔に襲われてましたから。
どうせすぐに眠くなるに決まってます。

しかし、1時になっても2時になっても
ちっとも眠気が襲ってくる気配はなく
しょうがないのでお風呂に入り、そこかしこ掃除をしまくり
「動物の森」へ遊びに行き・・・・気がつくと深夜3時。

「いかん!いかん!いかんですよ!
 こりゃ絶対に明日の礼拝に支障をきたすよ!」
と眠気より先に危機感が訪れ、すぐに布団に入りました。

・・・まーね。
眠気なんて訪れなくても、布団に入ったら
あっという間に眠れるんですけどね。
3分以内には眠っちゃうんですけどね。
ただ単に、三連休初日に早く眠るのが
勿体無いような気がしたただけです。

あまりに夜更かししてしまったので
目覚ましは8時にセット。
ボウケンジャーと仮面ライダーは録画予約です。




朝。
目覚ましもならないのに、ふと目が覚めました。
「さては寝過ごしたか?!」
と、慌てて時計を見ると午前七時でした。

・・・日曜日に起きる時間が体にしみついています。


ちなみに。
教会のちびっこくんたちに
「新しい仮面ライダー見よる?」と尋ねたところ
「あんなガキの見るもんは、もう卒業したと!」
という返事が返ってきました。

仮面ライダーもゴレンジャーものも
対象は「幼稚園のガキ」らしいです。

・・・小学一年生にガキ扱い。。。