のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

勇気をもらいました。

2007年02月25日 23時13分33秒 | 日常生活
礼拝のプログラムに「献金」というものがあります。
神社でいうところの「お賽銭」を想像していただくと
分かりやすいのではないかと思うのです。
もっとも私たちにとって、この献金は「お返しするもの」。
「神様の御用のためにお役立てください。」と願いながら
神様から賜っている中から、また神様にお返するのです。
もちろん、人間だもの。
用意がないとき(私の場合、主に心の用意。
そして財布の中身の用意です。)は献金せず、
そのままスルーしちゃうこともあります。

ところで、本日、お昼ごはんのお片づけをしていると
男性信者の方が
「献金袋ある?献金したいんやけど。」
と会計担当の方を探しにやってきました。
会計担当の方は、にこにこと
「もちろんあるわよ。献金ならいつでも歓迎よー。」
とおっしゃいました。

しかし、ついさっき礼拝は終わったばかりです。
何ゆえに今頃?礼拝中にしなかったんですか?
・・・・もはや本日二回目?!
と、いつも信者にあるまじき、いじましい感情と
お金に対する執着や煩悩の狭間で献金をしている
のりぞうは尊敬のまなざしで彼を見つめます。

そんなのりぞうの尊敬のまなざしを一身に受けて
彼はあっけらかんとおっしゃいました。
「うんや。礼拝中やったら、おつりもらえんやろ?
 お札を入れる勇気はなかったんよ。
 おつりちょうだい。」

・・・え?!おつり?!
献金っておつりを要求できるんですか・・・?

「そらそうさー。
 あんただってお札入れるには勇気が必要やろ。
 今日の俺にはその勇気が出せんかったと。」

あぁ。のりぞうは、あなたのその出せなかった勇気のおかげで
いろんな勇気が与えられましたとも。
なんだー。お金に対する煩悩にまみれてるのって
のりぞうだけじゃないんだー。

こういうゆるい、というか個性的というか
クリスチャンにありがちな硬さ、生真面目さを
逸脱した方がたくさんいるうちの教会が大好きです。


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4 コメント

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うん!あり!!! (ゆきの)
2007-02-26 19:44:19
やっぱり人間、生きていくにはお金が必要ですしね~。

こういう言い方は不敬かもしれませんが、明日も神様への感謝のお祈りをするためには、今日しっかりご飯を食べて、しっかり寝て、って必要じゃないですか。

そのためにはお金いりますもんね。現代日本では。

神様には、自分の出来る範囲で少しずつお返ししていけばいいと思うのです。

でもこういうことを素直にさらっと言えるのって、大人で、いいなあって思いました。(笑)
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何処の世界でも (ZIDANE)
2007-02-26 22:56:42
お金は必要です。
(俺が真面目にコメントしたのは何振りの事であろうか?誰も知るものはいない)
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やっぱり (ご隠居)
2007-03-02 09:58:13
やっぱり、入れるのは5円ですか?

ご縁いっぱい!
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お返事☆ (のりぞう)
2007-03-04 20:39:51
■ゆきのさん
 うわーん。ゆきのさんの力強いお言葉も大好きです☆
 ありがとうございます^^
 そうなんです。神様に感謝もするけれども
 自分のこともやっぱり大切なんです。
 自分に余裕がないと、感謝の心も生まれないんです。
 (あぁ、心が狭いなぁ、私ってば^^;)

■ZIDANEさん
 おお!!ZIDANEさんの真面目コメント!!
 ちょっぴり感動いたしました。

■ご隠居さん
 おお。日本人にありがちな5円 笑。
 25円もありですよね!
 二重にご縁がありますように☆
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