のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

美味しい+懐かしい=幸せさん

2010年10月04日 22時30分54秒 | 日常生活
昨日の礼拝終了後、牧師と青年会メンバで教会員の方のご自宅へ。
一人暮らしの教会員の方が手首を痛められたため、
庭の草取りをみんなで行いました。

久々の庭仕事に小学校まで住んでいた家を思い出してほのぼの。
この土の感触が懐かしい。
庭と呼べないせまい敷地・・・違うな。
あれは庭ではありませんでした。道、ですな。
自宅前の通路がアスファルトで塗装されていなかった
古き良き時代だったため、母上が勝手に花や野菜を植えていたんでした。
その勝手に庭にした部分をよく母上が草取りしていたなー、とか、
その隣で「お手伝いしなさい!」と怒られながら遊んでたなー、とか
でも、たまに草取りをお手伝いして、そのたびに
「根っこからきちんと抜いてよ!」
と怒られてたなー、とか、でも草花ってしっかり根付いているので
根っこから抜くのって面倒だったんだよねー、力いるよなー、とか
懐かしい記憶に想いを馳せながらさくさくと作業を行いました。

襲い来る蚊とか、ごろごろ出てくるだんご虫とか
普段ならきゃーきゃー言いながら逃げ惑ってしまうであろう
名前がよく分からない虫たちにも次第に慣れ、
土の感触の心地よさを楽しんでいると、
あっという間に1時間が経過しました。
ふと気がつくと、草が覆い茂っていたお庭もすっきり。
大満足で作業を終えると、居間にはご馳走が並べられていました。

山盛りほかほかおでんに、今が旬の巨峰に梨。
そして少しシーズンにはまだ早いりんご。
どれもこれも大好物ばかり!
大好物だから、というフィルターがかかっていなくても
どれもこれもとっても美味しそうなおご馳走で
みんな我先にと手を洗い、我先にとぱくつきました。

もう!おでんのこんにゃくが!大根が!すじが!
どれもこれも中の中まで味がしみ込んでいて
噛めば噛むほど美味しさが滲み出てくる感じ。幸せになりました。
あまりの美味しさにこんにゃくをひたすらぱくつきました。
うーまーいー!!

そして、とにかく大好物の果物たち。
アタシはどの果物も大好きなんですよー。
特に旬まっ盛りの果物は汁気たっぷりで
どれだけでも食べられるんですよー。
と大興奮で食べ続けました。
本当に美味しいものっておなかがいっぱいになっても
食べたい気持ちが勝ってしまうから恐ろしい・・・。
さすがに最後の最後に出てきた羊羹は
どうにもおなかの中に入らず、お持ち帰りさせていただき
(諦めることなく持ち帰ったあたり、図々しいというか何というか。)
幸せ満腹気分で帰り道につきました。

夕暮れ時の帰り道。
教会員の方のご自宅は少し高台にあったため
夕焼け空が普段より広く鮮やかに楽しめて
幸せ気分を更に盛り上げてくれました。

先週、北九州で行われた脳科学者の茂木さんの講演会。
残念ながら旅行中で参加できなかったのですが、
教会員の方が詳しく内容を教えてくださいました。
その中で特に心に残ったのが
「脳は周囲の誰かのために何かをしてあげると、喜ぶ物質
 (アドレナリン?このあたりの記憶はあやふやです。
  なにせまた聞きですし。アタシの記憶力ですし。)
 を作り出す。
 だから人のために何かをしてあげると幸せになるんだ。」
というものでした。
これを聞いたとき、以前、友人から言われた
「人の為に善いことをすると書いて、『偽善』なんだよ。」
という言葉を思い出し、なるほどなー、ちょっと解釈が違うけれど、
でも結局は「情けは人のためならず」ってことなんだろうなー、
と納得したのでした。

で、本日。
またもや、その講演内容を思い出し、
うん。今日の草取りは教会員の方のため、ではなく
アタシ自身のためだったなー、としみじみ思いました。
それは物理的なご褒美をもらったから、というだけではなく
(おでんとか果物とかとっても美味しくて
 そこからもたくさん幸せをいただいたているわけですが。)
あの土の感触とか帰り道の夕暮れ風景とか、草取りをしながら
交わした他の方との会話とか、蘇ってきた幼いころの記憶とか
そういったものすべてを思い出して、色々もらっちゃったなー、
と思いながら、自宅に帰り着き。


美味しく夕御飯をいただきました。

びっくりした!
あんなにおでん食べたのに!果物ぱくついたというのに!
もう羊羹すら入らない!と思ってたのに!
夕食どきになったら(って、たったの3時間後)、
ごくごく普通におなかすいちゃってましたよ!
気付いたら「いただきますー!」と食べてましたよ!

自分の食欲が恐ろしい。

でも、持ち帰った羊羹1切れは家族3人で分け合って食べました。
ダイエット♪ダイエット♪


最新の画像もっと見る

コメントを投稿