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【映画】エイプリルフールズ/2015年日本

2016年05月23日 20時08分33秒 | 映画鑑賞
■エイプリルフールズ/2015年日本
■脚本:古沢良太
■出演
 戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、戸次重幸、宍戸美和公
 大和田伸也、寺島進、高橋努、浜辺美波、山口紗弥加、滝藤賢一、高嶋政伸、りりィ、岡田将生、生瀬勝久
 小池栄子、千葉雅子、窪田正孝、矢野聖人、浦上晟周、木南晴夏、古田新太、富司純子、里見浩太朗

■あらすじ
2015年4月1日エイプリルフール。1年に1度だけ嘘をついていい日。この日、街は朝から様々な嘘で満ち溢れていた。なにげなくついた嘘がウソを呼び、あちらこちらで大騒動! 嘘の中に隠されていた真実が少しずつ絡み合い、一日の終わりに奇跡を起こす。

■感想 ☆☆☆
何も考えずに楽しくアイロンかけをしながら見ました。映画館に見に行くほどではないけれど、でも、テンポよく楽しめる面白い映画でした。
嘘はよくないけれど、でも確かに嘘が誰かを救うこともあるし、嘘に助けられることもある。誰かを思っての嘘だったり、嘘をつくことで自分も救われたりすることもある。そんなふうに思える映画でした。

ただ、群像劇だけに、「これ、本当に必要かしら?」というエピソードやドタバタ煩い場面も多かったかなー、とも思います。もう少し話を絞ってもよかったんじゃないかな。出ている役者さんたちはみんな好きだからこそ、「これだけ?!」と勿体なく思う部分もありました。窪田くんファンの友人なんて、これっぽっちの使われ方には相当不満が噴出するんじゃないかしら・・・。

里見さんと富司さん演じる老夫婦のエピソードはとてもとても素敵でした。こんなふうにお互いを思いやりあいながら、ともに年を重ねられる夫婦になりたいなあ、と素直に憧れます。そして、素敵な夫と巡り合えた富司さんが対人恐怖症のヒロイン、戸田さんの片思いを見抜き、そっと背中を押してあげたことがこのお話の始まりだったということが終盤に分かるのも心温まる伏線でした。ドタバタしているんだけれども、どこか優しい気持ちになれるお話だった気がします。

ただ、それだけにラストのとってつけたようなSFネタのオチがとても残念でした。
しっかし、豪華な出演陣だったなー。そして、この豪華な出演陣の中で群を抜いて存在感があったなー。パーマネントをかけた高嶋さん・・・。いつの間にやら怪優専門みたいな位置づけになっている気がします。そして、その位置づけを高嶋さん自身がものすごくものすごく楽しんでいるようにお見受けします。楽しそうだった!


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