のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

クリスマス・クリスマス/2004年日本

2007年12月25日 22時22分10秒 | 映画鑑賞
■ストーリー
 同棲4年目の健太(大倉忠義)と美和(伊藤歩)は倦怠期の
 まっただ中。ある夜、いつものように美和とけんかして
 家を飛び出した健太は、銭湯で「ファンタジー保存協会」という
 秘密組織の3人組と出会う。
 世の人々を楽しませるためファンタジーを演出する世界規模の
 組織だというのだが、やっていることは雪男やUFOに河童など
 オカルト伝説の捏造。見るからに怪しげな団体だが、行き場のない
 健太はアジトに住まわせてもらうため入会する。

■感想 ☆*
 ものすごいB級感漂う映画です。
 おそらくタイトルだけでクリスマスイブにテレビ放送されたのでは
 ないかと思います。でも、懐かしくなってビデオ録画し・・・・
 あまりのB級テイストに今回は諦めました。
 やはりこういうまったりとした映画は、映画館か、もしくは
 休日の深夜に集中してみるものだと思う。
 イブで浮かれた気分の昨日のワタクシには少々つらい映画でした。

 公開当時の感想を見ると、そこそこ楽しんでますが
 でも、やはり今、冷静に振り返ると、脚本の痛々しさは否めません。


 -------【2005/1/4の感想】--------------------------------------
 B級映画大好きな同期と日本映画が好きではない友人を無理やり
 誘って3人で鑑賞。
 ・・・・・本当に3人でした。広い映画館に。

 映画館独占のすばらしい状況で思う存分、楽しむことができました。
 26歳で「結婚したい」と思っている彼女と「このままこの仕事で
 いいのかなぁ」と今の自分に疑問をもっている彼。
 あまりにも設定が今の私たち世代の話で、映画を見ながら
 友人たちの顔が走馬灯のように駆け巡りました。

 馬鹿馬鹿しいようなコメディなのに、それでもクリスマスっていいね、
 奇跡って起こるかもね、と思わせてくれます。
 それは勿論、この映画の力でもあるけれど、
 無条件で「クリスマス」が持っている力なんだと思うのです。
 クリスマスの晩にファンタジー保存協会の4人とヒロインが起こした
 奇跡は、登場人物全員に元気を与え、そしてスクリーンを越えて
 私たちにも笑顔をもたらしてくれました。


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