のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

役立ってる

2011年01月30日 22時23分29秒 | 日常生活
礼拝終了後、教会員の方々と立ち話をしていると
ひとりの教会員の方から「そういえば!」と話しかけられました。

「この前ね、息子を車で送っていくことになったんだけど
 道を1本間違えてしまって、待ち合わせ時間に10分ぐらい
 遅れてしまったのよ。息子も隣で不機嫌になってるし
 どうしよう・・・と思ったんだけど、
 そのときのりぞうさんのこと思い出したら、なんか元気になったの。
 電車乗り間違えて広島まで行ってしまったのに比べれば
 市内で迷うぐらい、たいしたことないなーって。」

そうですよー。
市内なんて全然っ!
すぐにUターンできちゃいますし。
近いところでぐるぐるするぐらいだったらかわいいもんですよー。
10分なんて誤差です、誤差!

と鼻息荒く主張しました。
でもって、私の失敗もちゃんと役立ってるんだわー
よかったわー、と嬉しくなりました。

それにですねー。
ワタクシ、どうやら「前の人についていく」習性があるんですよ。
右折する必要なんてまったくないにも関わらず
前の車が右折したために私まで右折してしまって
よく分からないコンクリート採掘場みたいな場所に
到着してしまったことがありますもん。

と、気軽に話したところ、その場にいる全員から
「・・・それ、気付くの遅すぎない?」
「え?到着しちゃったの?」
と心底、驚かれました。

・・・いやいや。いくらなんでも。
いくらなんでもそこまでのうっかりさんではありませんから。
ご安心ください。
道間違えたことにはすぐ気付きましたとも。

ただ。
右折した道がUターンきかないほど細い1本道だっただけです。
なんか山道のような砂利道のような
かなりの上級者コースだったっけなー、と懐かしく思い返しました。
私の目の前で右折した車は大型トラックで
私の後ろを走る車も大型トラックで
「私だけ場違い過ぎるにもほどがあるわ。」
とあたふたしたことを鮮明に思い出しました。
やむなく到着した山の頂上みたいなところで
前のトラックの運転手さんが私のことを見て
明らかにきょとんとしてましたもんねぇ。
ホント、懐かしい。

うん。大丈夫。
たいていのうっかりは時が経てば「よい思い出」になるな、と。
しかもうっかり具合が大きければ大きいほど
楽しい思い出になるな、と思います。

と断言して。
なるほどー。私のうっかりがいつまで経っても治らないのは
数々のうっかりを「楽しい思い出」にしてしまってるからかー
と思い至りました。

中には笑えないうっかりもあったはずなんだけど
それらは見事なぐらいに忘れてしまえるあたり
私の記憶力は自分の身を守ることにかけてとても優秀だな、と
思わぬところで自分の隠れた(・・・隠れてないな。)才能に
気付くことができました。


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