7.金髪の草原/1999年日本
■原作:大島弓子
■監督:犬童一心
■ストーリ
自分を20歳と思い込んでいる80歳の老人、歩(伊勢谷友介)と
18歳のホームヘルパーなりす(池脇千鶴)の不思議な恋模様を
綴るファンタジー。
■感想 ☆☆
とにかくなりすを演じる池脇千鶴から目が離せない。彼女の持つ
甘い声と幼い顔つきは「かわいい」という言葉がよく似合う。
けれども、彼女の魅力は「かわいらしさ」ではない。
憂いを含んだ瞳、言いたいこと、伝えたいことがあるのに
伝えられないでいることを伝えている表情、涙を懸命に
こらえているような唇。
どこか翳がある彼女の存在がこの作品のファンタジーめいた
雰囲気を現実につなぎとめている。
大島さんの原作を読んだことがあって、彼女の作品特有の空気感
世界観が好きなだけに、最後までこの作品への違和感を拭い去る
ことはできないでいた。それでも池脇千鶴の演じる「なりす」には
原作と同じくらい魅力を感じた。彼女の女優としての魅力を
最後まで堪能した。
■原作:大島弓子
■監督:犬童一心
■ストーリ
自分を20歳と思い込んでいる80歳の老人、歩(伊勢谷友介)と
18歳のホームヘルパーなりす(池脇千鶴)の不思議な恋模様を
綴るファンタジー。
■感想 ☆☆
とにかくなりすを演じる池脇千鶴から目が離せない。彼女の持つ
甘い声と幼い顔つきは「かわいい」という言葉がよく似合う。
けれども、彼女の魅力は「かわいらしさ」ではない。
憂いを含んだ瞳、言いたいこと、伝えたいことがあるのに
伝えられないでいることを伝えている表情、涙を懸命に
こらえているような唇。
どこか翳がある彼女の存在がこの作品のファンタジーめいた
雰囲気を現実につなぎとめている。
大島さんの原作を読んだことがあって、彼女の作品特有の空気感
世界観が好きなだけに、最後までこの作品への違和感を拭い去る
ことはできないでいた。それでも池脇千鶴の演じる「なりす」には
原作と同じくらい魅力を感じた。彼女の女優としての魅力を
最後まで堪能した。
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