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ハウルの動く城

2008年04月21日 19時41分20秒 | 映画鑑賞
10.ハウルの動く城/2005年日本

■ストーリ
 紹介の必要もないくらい有名な映画なんですけどね。
 主人公ソフィーは18才。荒地の裾野に広がる町で生まれ育ち、
 亡き父の残した帽子屋を切り盛りしている。
 ソフィーはある日、町で美貌の青年と出会う。何かに追われて
 いるらしい青年はソフィーと共に天へ舞い上がったかと思うと、
 束の間の空中散歩にいざなう。夢のような出来事に心奪われる
 ソフィー。しかしその夜、ソフィーは荒地の魔女と名乗る魔女に
 呪いを掛けられ、90才のお婆ちゃんに姿を変えられてしまう。

■感想 ☆☆☆☆
 ハウルに関しては賛否両論多いけれど、私は大好きです。
 映像、音楽、ストーリすべて。ストーリに関しては、
 「ハッピーエンドだったら、たいてい好き」というだけで
 高尚な基準があるわけではありませんが。

 少し前に原作を読み、宮崎監督の「映画を作るにあたっての
 場面選び」にものすごく感動し、映画を見直したい・・
 と思っていました。昨日夜中にようやく実現。

 うん。やはり好き。
 どのキャラクターも実に見事。
 個性的でわがままで人間くさくて、愛嬌があって愛さずには
 いられない。困ったやつたちばかりだけど、その「困った」を
 「愛すべき」が上回ったキャラクターに仕上げているところが
 この作品の魅力だと思うのです。
 特にカルシファー。原作であまり詳細に書き込まれていないためか
 自由自在にキャラクターを作り上げていて、原作に縛られていない分
 自由奔放で魅力的。

 色々と好きな場面はあるけれど、荒地の魔女が
 「恋をしているのね。」とソフィーを諭す場面
 ソフィーが女王に向かって、ハウルの魅力を伝える場面が特に好き。

 色々と要素を詰め込みすぎてしまったという意見には
 反論できないものがありますが、原作を読んで改めて見ると
 あの作品をよくここまでまとめられたな、と尊敬します。
 すごい。さすがプロ。でも、ここまでまとめることができたのなら
 後半のすべての謎がとけていくあたりも、うまくまとめられそうなのに。
 あと、もう少しなのに、という気持ちも否めません。

 原作にはない戦争に対する宮崎監督の意見表明部分は
 今、この時代だからこそ、ぜひ入れたかったところなんだろうな。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
タイトル (みゃ)
2008-04-21 23:01:29
ハウルの動く城だと思うんだけど…。
ハウルと?
返信する
お返事☆ (のりぞう)
2008-04-23 23:39:31
■みゃ
 おっと。まちがえた!
 ご指摘、ありがとー。
 ちなみにアップしたときは「ハウルと空飛ぶ城」という題名でした。
 どんだけ、タイトルを覚えてないんだっつー話だよね。
返信する

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