10.ハウルの動く城/2005年日本
■ストーリ
紹介の必要もないくらい有名な映画なんですけどね。
主人公ソフィーは18才。荒地の裾野に広がる町で生まれ育ち、
亡き父の残した帽子屋を切り盛りしている。
ソフィーはある日、町で美貌の青年と出会う。何かに追われて
いるらしい青年はソフィーと共に天へ舞い上がったかと思うと、
束の間の空中散歩にいざなう。夢のような出来事に心奪われる
ソフィー。しかしその夜、ソフィーは荒地の魔女と名乗る魔女に
呪いを掛けられ、90才のお婆ちゃんに姿を変えられてしまう。
■感想 ☆☆☆☆
ハウルに関しては賛否両論多いけれど、私は大好きです。
映像、音楽、ストーリすべて。ストーリに関しては、
「ハッピーエンドだったら、たいてい好き」というだけで
高尚な基準があるわけではありませんが。
少し前に原作を読み、宮崎監督の「映画を作るにあたっての
場面選び」にものすごく感動し、映画を見直したい・・
と思っていました。昨日夜中にようやく実現。
うん。やはり好き。
どのキャラクターも実に見事。
個性的でわがままで人間くさくて、愛嬌があって愛さずには
いられない。困ったやつたちばかりだけど、その「困った」を
「愛すべき」が上回ったキャラクターに仕上げているところが
この作品の魅力だと思うのです。
特にカルシファー。原作であまり詳細に書き込まれていないためか
自由自在にキャラクターを作り上げていて、原作に縛られていない分
自由奔放で魅力的。
色々と好きな場面はあるけれど、荒地の魔女が
「恋をしているのね。」とソフィーを諭す場面
ソフィーが女王に向かって、ハウルの魅力を伝える場面が特に好き。
色々と要素を詰め込みすぎてしまったという意見には
反論できないものがありますが、原作を読んで改めて見ると
あの作品をよくここまでまとめられたな、と尊敬します。
すごい。さすがプロ。でも、ここまでまとめることができたのなら
後半のすべての謎がとけていくあたりも、うまくまとめられそうなのに。
あと、もう少しなのに、という気持ちも否めません。
原作にはない戦争に対する宮崎監督の意見表明部分は
今、この時代だからこそ、ぜひ入れたかったところなんだろうな。
■ストーリ
紹介の必要もないくらい有名な映画なんですけどね。
主人公ソフィーは18才。荒地の裾野に広がる町で生まれ育ち、
亡き父の残した帽子屋を切り盛りしている。
ソフィーはある日、町で美貌の青年と出会う。何かに追われて
いるらしい青年はソフィーと共に天へ舞い上がったかと思うと、
束の間の空中散歩にいざなう。夢のような出来事に心奪われる
ソフィー。しかしその夜、ソフィーは荒地の魔女と名乗る魔女に
呪いを掛けられ、90才のお婆ちゃんに姿を変えられてしまう。
■感想 ☆☆☆☆
ハウルに関しては賛否両論多いけれど、私は大好きです。
映像、音楽、ストーリすべて。ストーリに関しては、
「ハッピーエンドだったら、たいてい好き」というだけで
高尚な基準があるわけではありませんが。
少し前に原作を読み、宮崎監督の「映画を作るにあたっての
場面選び」にものすごく感動し、映画を見直したい・・
と思っていました。昨日夜中にようやく実現。
うん。やはり好き。
どのキャラクターも実に見事。
個性的でわがままで人間くさくて、愛嬌があって愛さずには
いられない。困ったやつたちばかりだけど、その「困った」を
「愛すべき」が上回ったキャラクターに仕上げているところが
この作品の魅力だと思うのです。
特にカルシファー。原作であまり詳細に書き込まれていないためか
自由自在にキャラクターを作り上げていて、原作に縛られていない分
自由奔放で魅力的。
色々と好きな場面はあるけれど、荒地の魔女が
「恋をしているのね。」とソフィーを諭す場面
ソフィーが女王に向かって、ハウルの魅力を伝える場面が特に好き。
色々と要素を詰め込みすぎてしまったという意見には
反論できないものがありますが、原作を読んで改めて見ると
あの作品をよくここまでまとめられたな、と尊敬します。
すごい。さすがプロ。でも、ここまでまとめることができたのなら
後半のすべての謎がとけていくあたりも、うまくまとめられそうなのに。
あと、もう少しなのに、という気持ちも否めません。
原作にはない戦争に対する宮崎監督の意見表明部分は
今、この時代だからこそ、ぜひ入れたかったところなんだろうな。
ハウルと?
おっと。まちがえた!
ご指摘、ありがとー。
ちなみにアップしたときは「ハウルと空飛ぶ城」という題名でした。
どんだけ、タイトルを覚えてないんだっつー話だよね。