のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

ありがとうとよろしくとトラウマ

2019年09月14日 07時15分02秒 | 日常生活
4回目の結婚記念日を迎えました。
ようやく4年。でも、思い返すと、あっという間の4年でした。
そして、あわただしくも楽しい、とても幸せな4年間でした。

と、言いつつも結婚記念日の前日は、あまりに疲れた素振りの夫さんに絶望し、息子さんを連れてプチ家出したんですが。

教会の水ようごはんで夕食を取り、妹さんちでおやつを食べて、お風呂に入って帰宅しました。近場に居場所が色々あるってすばらしい。迎えてくれる方々に感謝です。

帰宅後も夫さんと会話することなく過ごしましたが、結婚記念日当日の朝に駆け込みで仲直りをしました。(仲直りというか、私が機嫌を直しただけですが。でも、ひとりで機嫌をなおせない面倒くさい性格なので、きっかけを作ってくれた夫さんには心から感謝です。)

そんなこんなで結婚生活も5年目に突入しました。
結婚記念日当日は、朝、仲直りができたので、夕食はいつもよりこじゃれた感じの高級食器を出しました。
夫さんもちびっこもがっつりとしたお肉が大好きなので、鶏南蛮にタルタルソースを添えて。
そして、ちびっこさんがとてつもなくポテトが好きなので、ジャガイモのガレットを焼きました。
我が家なりのお祝いメニュー。ささやかなお祝いです。

できれば、少し夫婦でゆっくり過ごしたいな、と思い、夕食後はちびっこのリクエスト通りに本を読み、満足した頃合いで「ねんねするよー!」と寝室に誘導しました。

が、何か察するものがあったのか、ちびっこさんは
「おとうさんとおかあさんといっしょにねたい。」
とおねだり。夫さんと私でちびっこを挟み、寝かしつけを行いました。

なのに!
全然、寝ないちびっこさん。
「おちゃ、のむ」
「おしっこいく」
「あ、おもちゃわすれとった。」

・・・全然、寝ない。
22時になり、とうとう寝ない我が子にあきれ果てた夫さんは自分のベッドに移動。携帯でニュースを見始めました。
その15分後、ようやくようやくちびっこさん就寝。
寝るまでに1時間以上、かかったよ!なんなんだ!

というわけで、22時半ごろから夫婦二人でお祝い第二部を開催しました。
夫さんがおみやげに買って帰ってくれたケーキを楽しみ、そして結婚式で歌った讃美歌「善き力に我囲まれ」にふたりで耳を傾けました。

善き力にわれかこまれ 守りなぐさめられて
世の悩み共に分かち  新しい日を望もう

過ぎた日々の悩み重く なお、のしかかるときも
さわぎ立つ心しずめ  み旨にしたがいゆく

たとい主から差し出される 杯は苦くても
恐れず、感謝をこめて   愛する手から受けよう

輝かせよ、主のともし火  われらの闇の中に
望みを主の手にゆだね   来たるべき朝を待とう

善き力に守られつつ 来たるべき時を待とう
夜も朝もいつも神は われらと共にいます


結婚式にふさわしいとはあまり言えない歌詞なのかも、と今更ながらに思いますが、でも、この曲は私の人生の指針だなぁ、と改めて思いました。この曲のことが大好きだったふたりが思い出されて、寂しくなり、と同時に、この曲を一緒に聞ける人がいる幸せを噛み締めました。
この曲を毎年、忘れることなく、自ら一緒に聞いてくれようとしてくれるところが、夫さんの素敵なところです。

というわけで、どうなることかと(私だけが勝手に)もやもやしていた結婚記念日も、無事に穏やかな気持ちで終えることができました。

12時を過ぎたころ、未だに夜泣き率の高いちびっこさんが、一人で寝かされていることに気付き、怒って泣きながら起きてきたため、またもや家族3人でベッドに入りました。
ちびっこさんを寝かしつけた後、夫さんに
「たまには夫婦ふたりでゆっくり過ごしたいね。恋人同士みたいな感じでなかなか過ごせないね。」
と伝えたところ、夫さんは
「ちびっこがおる限り、無理やね。実家に預けんと。」
と至極もっともな回答をし、その瞬間、寝入ったと思ったちびっこさんが「きぃー!!」と泣きながら、足をジタバタさせたのでした。

・・・お、怒ってる?

「うん。怒っとるんやろ。今、置いて行かれることに敏感やけんね。」

そうなのです。
来るべき100キロウォークに備え、先々週、我が子を実家にお泊りさせたのですが、無事にお泊りを終え、にこにこしながら「おかえりー!」と出迎えてくれたちびっこさんはその後、あまり実家に行きたがらなくなり、実家に行って大好きな従兄姉たちがいてもすんなりと帰るようになり、なんなら夜泣きの際に
「おうちかえりたい・・・・。」
と言うようになったのでした。これは、完全なるトラウマ。

「練習のために泊まらせて、100キロウォーク本番のときにめちゃめちゃ泣いてお泊りできんパターンやね。」
と他人事のように言う夫さんと、置いて行かれると思ったのか、眠ったまま(驚いたことに、目は開いていないのです。半分寝たまま、怒りながら泣き)必死に私にしがみついてくる息子さんに挟まれて、ある意味、最後の最後まで、とても幸せな結婚記念日となったのでした。

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