のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

結局、お蕎麦を食べました。

2014年05月26日 19時22分00秒 | 日常生活
地元友達と晩御飯を食べに行きました。
「たまにはお魚食べたいねー。」と訪ねて行ったお店にて
これっぽっちも混んでいるように見えないのに
なぜか入り口にて足止めを食らうという状況を味わい、
気短な私は徐々に徐々に地味にイライラを募らせます。

なんですかー!
あの席もあの席もあの席も!この席だって!!
全部全部空いてるんじゃないんですかー!
せめて空いている席にお客さん通すぐらいしてくれたっていいんじゃないんですかー!
店員さんだって、あそこにもあそこにもあそこにもいるってのに!
なにゆえにこんなにまわってないですかー!
どゆことですかー!

わずか10分ほどの間に全然、地味ではないイライラ状態になったため
(地元友達の名誉のために付け加えると、地元友達は終始穏やかでした。
 でも、私は我慢ならんかった!ので!)
「よし、この店はやめて他のお店に行きましょう。
 こんなお店に入ったって、お食事スムーズに出て来ませんよ!」
と諦めてお店を出ました。

すぐ隣にはいつも満席御礼の焼肉食べ放題のお店。
「空いてるわけないですよね。」と言いつつも、ひとかけらの希望を胸に店へ向かうと
お店の前に立っていた店員さんが
「いらっしゃいませ!お二人様ですか?」
とにこやかに、そして元気に迎え入れてくださいました。

え?!もしかして今日は空いているのですか?!
でも、予約してないんですけど・・・。
と(珍しく)少し気弱にお伝えしたものの
「どうぞ!どうぞ!」と元気よく案内してくれる店員さんの姿に
空いてるんですね!
お肉食べられちゃうんですね!!
と喜び勇んで(しかも当初の目的「今日はお魚が食べたいね」をすっかり忘れて)お店の中に入りました。

「いらっしゃいませ!お二人様です!」
とやはり元気よく迎え入れてくれる店員さん。
以前、来たときにはぎっしり人が並んでいた入り口ですが、確かに今日は待ってる人が皆無なのです。

わーい!
念願のお肉ー!(当初の目的は魚だってのに。)
と素直に喜んでいると、店員さんがこちらを振り返り
「あのー。今日は予約のほうは・・・?」
と尋ねてきたのでした。

さっきから!
予約してないって!
言ってますよねぇ!?
それでも!
「いらっしゃいませ!」って迎え入れたのは!あなたですよねぇ!?

と叫びたい衝動をぐっとこらえ(いちおー大人なので。)
「してません。」
と答えたところ、元気な店員さんは
「少々、お待ちください。」
と奥に入り、しばしの時を経て戻って来ると
「すみません・・・。
 本日は、予約をされていないと、少々、お待ちいただくような状態でして・・・。」
と言ってのけたのでした。

かろうじて笑顔を貼り付けたままでいることに成功した36歳のいちおー大人は、貼り付けた笑顔で
「少々って、どのくらいですか?」と尋ね、
「ちょっと・・・正確にはわからないんですが・・・、最低でも1時間ぐらいじゃないかと・・・。」
という返答に、貼り付けた笑顔を完全に凍り付かせ、
「あ。じゃあ、いいです。」と伝えたのでした。

お店を出るや否や(すぐ後ろに店員さんがいたにも関わらず)

「じゃあ!なんで!
 あんなに元気よく!
 私たちを招き入れちゃったのかなあ!?と、私は問いただしたいわけですよ!」

と衝動のままに叫ぶ36歳のいちおー大人。
しばらくむしゃくしゃ叫んだ後、我に返り、おのれの猛々しさに若干、ひいたのでした。

だって、もうすっかりお肉を食べるつもりになってたんだもん。
(今更のぶりっ子仕様。ホントに今更だよ・・・。)


つまるところ、言いたいのは、「根は素直なんです。」ってことなのです。

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