のりぞうのほほんのんびりバンザイ

あわてない、あわてない。ひとやすみ、ひとやすみ。

打たれ弱い性格です

2007年03月10日 10時42分44秒 | 日常生活
友人と我が家でビデオ鑑賞しながらの夕食会。
メインイベントのビデオ鑑賞は、
ビデオの画質劣化により、若干、人の顔が歪み気味で
頼まれていた友人に申し訳ないビデオ鑑賞となってしまいました。
くっそう。どうせ我が家で見るんだったら
DVD録画しておけばよかったぜ。

・・・ま、撮った番組は芸人さんの歌合戦ですからね。
画質なんてどーでもいいのです。
歌さえ聴ければそれでいいのです。

開き直りと逆切れは昔から得意なんです。

歌を聴くだけだしね、と開き直りながらも
友人とご飯食べながら、出演している芸人さんを肴に
しっかり妄想トークは繰り広げます。
ふたりとも現実世界の話より妄想世界での話のほうが
数倍盛り上がってしまう困った性癖の持ち主です。

ヤツがかっこいい!だの
アイツは遊んでそうだ!だの
この人と付き合ってみたい!だの
痛々しくて見てられないわ!だの
テレビ画面のこちら側で言いたい放題。

・・・女性は、テレビ番組ひとつで
無限に妄想と会話を広げられちゃうんです。

妄想が一段落ついたところで
友人が現実世界に話を戻してきました。

「で、アナタ、最近はどうなの?」

目には目を。歯には歯を。質問には質問を。

「アナタのほうはどうなの?」
「何にもない。」

現実世界の会話終了。
5秒、もったかしら?
あっという間に会話終了です。

「ちょっと!
 もっと会話を広げようという努力はないの?!」
と問い詰めたところ、
「アナタなんて答えることもなく
 0秒で会話を終わらせたじゃない!」
と責め返されました。

・・・・返す言葉もありませんわ。

それにしてもこの状態は非常にヤバイ。
このままだとワタシタチ、現実世界の話ができない
あちらの世界の住人になってしまうわよ!
何か現実的な対策を考えねば!

と頭を抱えているのりぞうに対して
友人からの現実的かつ積極的なアドバイス。

「アナタ、明日はお暇なの?」

え?明日?明日ですか?何のお誘い?

「アナタ、明日は天神(注 福岡の中心地です)に出て
 3時間ずっと立ってなさい。3時間も立ってれば
 誰かしら声かけてくるでしょ。何かが始まるわよ。」

・・・え?
3時間もただ立ってて誰も声かけてくれなかったら?
のりぞう、既に弱気モードです。

「そんときは翌週、5時間お立ちなさい。
 場所変えてもよくってよ。」

・・・スパルタ?
3時間でダメなら5時間立て、と?
それは既に星飛雄馬の匂いがぷんぷんする世界なんですけど。
甘いピンクの匂いはどこにも感じられないんですけど。
ていうか、5時間も立ってて誰にも相手にされなかったら
のりぞう、本当に立ち直れそうにないんですけど?

「よし!そんときは私がちゃんと慰めたげる。
 砕け散った骨はちゃんと拾ってやるけん。」

・・・オトコマエな友情の証、ありがとう。
でも、やっぱりパステルピンクの少女漫画の世界じゃなく
明日のジョーのファイティングポーズが目に浮かぶんですけど。
男同士の固い握手、みたいな世界が見えるんですけど。
求めてるのはそんなオトコマエの友情じゃありません。

てか、自分が何を求めてるのかが
今ひとつはっきりしてないのが
現在ののりぞうの一番の問題ですわ。