主人公エミリアは妻子ありの男性と恋に落ち、相手は離婚し、結婚する。子どもも生まれてハッピー、かと思うと、その子は出産後3日で亡くなってしまう。傷心の彼女だが、毎週水曜日には前妻との間に生まれた小学生の少年が父親に会いに来る。その少年の言動に苛立ち、夫婦仲もしっくりいかなくなっていく。
こういう話は一昔前まではアメリカならではだったが、今は日本も他人事ではないほど離婚が増えてきた。大人の都合に振舞わされる子どもをかわいそうというのは簡単だが、現実は現実。現実を受け入れられるか入られないか、周囲の大人の対応次第で幸せにも不幸にもなるんだろうなぁ。子どもの世界も大変である。
少年の実の母で女医の役を演じていたちょっと癖のある女優をどこかで観た気がしたが観ている間は思い出せず落ち着かなかった。家に帰ってから、アメリカのテレビドラマ「フレンズ」という青春コメディの「フィービー」という少し素っ頓狂な女の子だ、とハタと思い出してスッキリした。
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