ロッコさんの散歩

街を歩く。近くの山に登る。店に入って安くておいしいものを食べる。掘り出し物を見つける。それが散歩の醍醐味。

北斎と広重 富嶽三十六景への挑戦

2024年05月21日 | おでかけ

中之島の香雪美術館で北斎と広重を観てきた。

 

会期末が近づいたせいか、けっこうな人出。中高年多し

 

 

 

北斎の代表作神奈川沖浪裏は前期の展示で今回はなし。もう一つの赤富士凱風快晴は観られた

 

作品には解説がついているがちょっとおもしろいのも

 

確かに振り返っている

 

どれをとっても構図の大胆さにため息

 

 

広重はといえば、なんとなくしっとり

 

 

北斎は引っ越し魔で部屋が汚くても全く気にしなかったようだ。今ならゴミ屋敷?

 

広重はグルメで持ち物も粋

 

対照的な2人が描いた富嶽三十六景と東海道五十三次。どちらも構図が大胆で独特の色遣いが素晴らしい。昔も今も富士山は大人気だったのね。

版画の作品を観るとこれを彫った彫り師、刷った摺り氏が気になる。どちらも黒子に徹して名前などは残っていないのだろうか。究極の職人技だと思うのだが。


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