神戸ゆかりの美術館で開催中のはしもとみお展を観てきた。以前テレビで取り上げられているのを観て、ぜひ作品を観たいと思っていた。
作品となっているのはネコといぬが多い
私のお気に入りはドンちゃん
ネコ、イヌ以外も多数
わさお
このヒツジの毛並み、とても硬い木とは思えぬ柔らかさある
どれも硬い木を彫ったとは思えない柔らかさ、優しさを感じさせる作品ばかり。半分ほどは触ることもOKだったのがよかった。大きいものからモビールのように吊り下げるものまでその数は膨大。いったいどれほどの時間を費やしているのだろうかと思いながら観ていたのだが、作者にインタビューした映像で語られていた内容に少々驚いた。実際の制作時間は9時から5時くらいだそうだ。その理由は昼間の自然光の下で作りたいからそうだ。夜は料理をし、本を読み、バイオリンを弾いたりして過ごすと語られていた。
他にも彫刻家になったきっかけなど興味深い話が聞けて、作品の魅力とともに人間としての魅力にも強く引き付けられた。願わくば作品をひとつ手に入れたいくらいだが写真集を一冊買って我慢することに。
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