レッスンに行ったら 「歩くといつも背中が張ってしまう~~」という方が
いました
いろいろ質問してみたら この方の場合
ふくらはぎの筋トレ(カーフレイズ)が 原因だと分かりました
カーフレイズとは 踵を持ち上げる運動(筋トレ)です(結構この運動
を行ってる方は多いんじゃないでしょうか?)
この方の場合 このカーフレイズで ふくらはぎの筋肉を鍛えたことで
歩く際の カラダの使い方=筋肉の連動性にある傾向が出てました
ふくらはぎの筋力が強くなってくる あるいは ふくらはぎの筋肉がニュー
トラルな状態より活性化してくる と 連鎖して 太もも表、外側の
筋肉が活性化します すると さらに連鎖して お尻の筋肉~腰が
張って、背中全体が張りやすくなる という流れが出来上がってました
ふくらはぎ
↓
太もも表~外側
↓
お尻の筋肉~腰
↓
背中の筋肉
こんな筋肉の連鎖です
こうなると 反対にハラが抜けて より全体的な筋バランスが崩れます
(FATOFFでは チューニングが崩れたと表現します)
つまり 背中が張って 不快感があるだけじゃなく こうなってしまうと
全身の筋肉が機能的に連鎖しないので カラダが詰まって代謝が下が
ってしまうことがマイナスなのです
この筋バランスで 有酸素運動を行っても どんどんカラダが詰まる&
背中が張る流れが促進されるので 思った以上に脂肪が燃えません
努力しても結果が出にくい悪循環が始まります
しかも 自分の中では カーフレイズが足を引っ張って こんな連鎖に
至ってると思いもつかないでしょ~
カーフレイズは カラダに良かれと思ってやっていた運動でした
この運動がこの方の場合 結果として 背中が張って 代謝が落ちて
努力のわりに 脂肪が燃えにくくなってたのでした
やれば やるほど ゴールから遠のく
見えない マイナス努力ですね~~
このように 自分では努力してるつもりでも 結果としてマイナス努力
を重ねてるケースがあります(まあ~ 今回のケースは専門家に見つ
けてもらうしか気付けないケースですが、、)
こうなると 歩きに限ったカラダの使い方だけではなく 日常の無意識に
動く動作全般=ほとんどの無意識のカラダの使い方に悪影響が出ます
改善策は簡単です
カーフレイズの後 全体の筋バランスの状態の チューニングチェック
をまず行ってみます
うまく仕上がったチューニングより 明らかにチューニングの仕上がり
が崩れてるのがわかります
そしたら 再度チューニング(リチューニング)をして 筋バランスを整え
ますが 選択肢は 2つあります
1、カーフレイズの後 ふくらはぎのストレッチを行って チューニングを
整える
2、カーフレイズをやらない ことで いつものチューニングを維持する
どっちがいいか? は両方を行ってみて その後3日~1週間のカラダ
の反応を見ます
どっちが 代謝が安定してるか?(背中の張り具合や チューニング
チェックでの筋バランスの安定度、、疲労度の傾向、、などをみます)
(脂肪燃焼ステージなら)どっちが 体重が減りだしてるか?
このような視点から カラダの反応のいい方=代謝がよく回ってる方
を選択しましょう~~
★
ちなみに この方の場合は アキレス腱のリハビリが必要だったので
カーフレイズは必要で さらに プラスしてふくらはぎのストレッチを行う
という選択になりました
逆に 多くのその他の方は カーフレイズの選択をやめる方が代謝
が安定することが多いです
選択肢はみんなそれぞれ違ってきます
いま40代半ばの男です。
実は2ヶ月前まで引きこもっていて、ほとんど動かない生活をしていました。
2ヶ月前から、決心をしまして専門学校に通っているのですが、その際に朝と帰りにウォーキングを取り入れました。大体8000歩くらいです。
引きこもっていたのが1ヶ月くらいで5キロも太って、その後これだけ行動して頭も使って、スロートレーニングやもも上げなどもしています。それでも体重は1キロ弱しか落ちませんし、体脂肪も1%しか落ちません。食べる量は逆に減っているのに・・・です。
そして2週間前にリーボックが出している、バランスを取れてふくらはぎやももの筋肉に付加がかかると言う靴を履いてウォーキングを始めたところ、背中(背骨を中心に)全体が張って痛くて仕方ないです。背中から肩・首まで張っているような状態です。とくに歩いた次の日の寝起きに痛みが増します。
ストレッチはどのようなものが良いのでしょうか?それか、この靴は辞めたほうが良いと思われますか?