夢七雑録

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ふみの日切手

2022-07-18 07:15:11 | 随想ほか雑記

 毎月23日は語呂合わせで「ふみの日」と呼ばれている。中でも7月23日は、7月が文月と呼ばれることから、文月ふみの日として、ふみの日切手が発行されている。1998(平成10年)から2002年(平成14年)の5年間は、オランダの絵本作家ディック・ブルーナ(1927~2017)のデザインによる、ふみの日の切手が発行されている。今回は手持ちの切手の中から、「ふみの日」すなわち“Letter Writing Day”を、「LETTER」と「WRITING」と「DAY23」の3回に分けて切手シートのデザインとした、1999年、2000年、2001年の切手シートを取り上げる。

 

(1)1999年(平成11年)ふみの日切手シート

この年の切手シートの図柄のうち、上段は“LE”、中段は“TT”、下段は“ER”になっていて、合わせて“LETTER”を表している。上段には、「①お星さまにとどけ」「②キリンさんこんにちは」「③いっしょに飛ぼう」「④なに書こうかな」の4枚、中段には、「⑤ミッフィーとバーバラ」「⑥トランペットとぼく」「⑦きもちをこめて」の3枚、下段には「⑧お手紙まっててね」「⑨お手紙出すの」「⑩アヒルのさんぽ」の3枚、計10枚の80円切手が記されている。このシートの特徴は各切手のサイズや形が同じでないことで、④と⑧と⑩は円形になっている。

 

(2)2000年(平成12年)ふみの日切手シート

この切手シートの図柄のうち、上段は“WR”、中段は“ITI”、下段は“NG”になっていて、合わせて“WRITING”を表している。上段には、「①風船にのって」「②リンゴの木」「③インコさんこんにちは」の3枚、中段には「④自転車とウサギ」「⑤こころをこめて」「⑥うれしい手紙」の3枚、下段には、「⑦ハープ」「⑧リコーダー」「⑨コントラバス」「⑩お手紙届けてね」の4枚、計10枚の80円切手が記されているが、切手の形は、5枚の方形のほか、長円形が2枚、楕円形、円形、半円形が各1枚ある。

 

(3)2001年(平成13年)ふみの日切手シート

この切手シートの図柄のうち、上段は“DA”、中段は“Y”、下段は“2.3”になっていて、合わせて“DAY 23”を表している。上段には、「①うさぎをだっこ」「②白い小鳥」「③たくさん書くよ」「④読みたいワン」の4枚、中段には「⑤サイクリング」「⑥お空にとどけて」「⑦小鳥と風見鶏」の3枚、下段には「⑧こぶたとニワトリ」「⑨うさぎとお花」「⑩ぼくらは仲良し」の3枚、計10枚の80円切手が記されているが、方形が3、円形が2、半長円形が2、長円形2、楕円形が1と、切手の形は様々である。変わった形の切手を使ってみたい気もないではないが、そうなると、ディック・ブルーナの切手シートのデザインの一部が欠落してしまうことになるので、やめた方が良さそうである。

(注)この記事を書くに当たって「日本切手カタログ」などを参考にした。

 


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