夢七雑録

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豊島区内名所めぐり(5)池袋から椎名町

2022-11-30 17:54:30 | 散歩道あれこれ

「コース」

池袋駅-池袋西口公園―産業振興プラザ―上り屋敷公園―12番・目白庭園―13番・目白の森―椎名町駅

池袋駅西口に出て池袋西口公園沿いの道を西に行くと劇場通りに出る。ここを左折し東京芸術劇場に沿って南に進み、池袋警察署前交差点を渡った先で、としま産業振興プラザの7階にある豊島区立郷土資料館に立ち寄る。目的は開催中の区政90周年特別展「豊島大博覧会」を見るためで、期間は来年3月までという。入館料は無料。月曜は休館になる。 

産業振興プラザのすぐ先で、現在の劇場通りは終りになっているが、その先を南へと伸びていく細い道がある。この道を進み、次のT字路を右に行くと上り屋敷公園の角に出る。ここを左折して南に行くと目白庭園への案内表示があり、先に進んで西武池袋線の踏切を渡るとすぐ、12番・目白庭園がある。園内を見て回り小休止してから目白庭園を後にする。なお、目白庭園については当ブログの「寒のあとさき・目白庭園」(2016.2.19)でも取り上げている。

目白庭園を出て、庭園北側の道を塀に沿って西に向かい、突き当りを左に行く。なお、ここを右に行くと踏切に出るが、その右側は上り屋敷駅があった場所で、プラットホームらしき跡が残っている。さて、左に行けば目白通りに出るのだが、その直ぐ手前に右へ行く道がある。この道は目白駅から椎名町駅に通じる道で、今回のコースはこの道を利用している。この道を先に進むと下り坂となる。坂の下の右側にカフェがあるが、その先の十字路を左に行くと13番・目白の森に出る。目白の森には門が2カ所あるが、事務所に近い方の門を仮に表門と呼び、もう一つの門を裏門と呼んでおく。園内を散策してから裏門(写真)から外に出る。右に下ると目白駅から椎名町駅に通じる道に出るが、ここを左に行く。道なりに先に行くと五色湯があり、その先で山手通りに出る。ここを右に行き、頭上注意のガードは見送って、その先のガードをくぐると、右手に椎名町駅の入口がある。

 

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豊島区内名所めぐり(4)大塚から池袋へ

2022-11-26 07:49:13 | 散歩道あれこれ

「コース」

大塚駅―10番・鈴木信太郎記念館―雑司が谷霊園―11番・雑司ヶ谷旧宣教師館-大鳥神社―法明寺―池袋駅

大塚駅南口から南大塚通りを南に向かうと春日通りとの交差点に出る。地下鉄丸の内線・新大塚駅の入口を横目に横断歩道を2回渡り、それから、春日通りを左に行く。その先の角を右に下れば直ぐに道が分かれるが、右に行く方を選ぶ。道幅の割には通る人の多い道である。少し先の右側に、豊島区立の鈴木信太郎記念館の入口がある。この記念館はフランス文学の研究者であった鈴木信太郎の旧宅で、入館料は無料。月曜は休館日になっている。この旧宅は明治20年代の建物を移築した座敷棟と昭和21年建築の茶の間・ホール棟、1階部分を鉄筋コンクリートとした昭和3年の書斎棟からなっており、旧鈴木家住宅として豊島区の有形文化財(建造物)に指定されている。

鈴木信太郎記念館を出て右に行き、道なりに左へ曲がって行くと開運坂下の交差点に出る。記念館の場所は豊島区だが、開運坂下はすでに文京区で、ここから暫くは文京区内を歩く。交差点を渡って急な開運坂を上がり、突き当たりを左に、その先を右に行く。ここからは護国寺裏の静かな道を歩くことになるが、それも長くは続かず、間もなく喧騒の日出通りに出てしまう。首都高の下を潜ると再び豊島区内となり、雑司が谷霊園に沿って左に行き、次の角を右に入って霊園沿いの道を歩く。保育園の近くに旧宣教師館への案内板があり、ここを左に行き、その先の案内板により幼稚園の角を左に入ると雑司が谷旧宣教師館に出る。この建物はアメリカの宣教師マッケーレブが明治40年に居宅として建てたもので、数少ない明治期の宣教師館として貴重なので、旧マッケーレブ邸として東京都の有形文化財(建造物)に指定されている。

保育園まで戻り霊園沿いの道を先に行くと道は下り坂となり、雑司が谷七福神のうち毘沙門天を祀る清立院を過ぎる。その先、宝城寺の石垣沿いに進み、介護老人保健施設に出て左へ、次の角を右に折れると都電の踏切に出る。踏切を渡る道は弦巻通りで、大鳥神社を過ぎると東京音楽大学がある。その先、法明寺の境内に入って北に向かうと東通りで、ここを左に行くと南池袋一丁目の交差点となり、横断歩道を2回渡って右へ行けば池袋駅に出る。

なお、鈴木信太郎記念館と雑司ヶ谷旧宣教師館については、当ブログの記事「鈴木信太郎記念館と山崎家住宅」(2018.10.31)と「東京文化財ウイーク2021・豊島区その2」(2021.11.12)に細部の記載がある。

 

 

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豊島区内名所めぐり(3)西巣鴨から大塚へ

2022-11-22 18:51:32 | 散歩道あれこれ

「コース」

西巣鴨駅~7番・大都映画巣鴨撮影所跡~8番・明治女学院跡~9番・大塚駅北口駅前広場~大塚駅 

巣鴨駅から都営三田線で西巣鴨駅に、ここが今回の出発地となる。西巣鴨駅のA4出口から左へ、白山通りを南に向かって歩く。左側は旧朝日中の敷地跡で、歩道側の壁面には7番目の名所である大都映画巣鴨撮影所についての案内板が設けられている。この地に天然色活動写真の撮影所が設置されたのは大正8年(1919)のことで、後に大都映画撮影所となり、昭和17年(1942)に企業統合される(大映)まで、大衆娯楽映画を製作した。

白山通りを先に進み正法院を過ぎ、その先の横断歩道で白山通りを渡って右側の道に入る。先に進んで巣鴨北中の横を進むと庚申塚通りに出る。ここを左に行き、都電の踏切の手前の角を右に入る。菊かおり園を過ぎてその先の西巣鴨幼稚園に、8番目の名所である明治女学校之址の石碑がある。案内板によると、明治女学校は明治18年の設立で、明治30年には巣鴨に移転したという。この女学校は多くの人材を輩出したとされるが、財政状況が悪化したため明治41年に閉校したとしている。

西巣鴨幼稚園の西側の角を左に行くと道は下り坂となる。突き当りを左へ次の角を右に、西巣鴨小沿いの道を歩く。この道を先に進むと西巣鴨新田通りに出るので、ここを左に行き保育園のある角を右に行くと宮仲公園通りに出る。ここを左に行き空蝉橋下の交差点を過ぎ、さらに進んで大塚駅北口の交差点を右に行くと大塚駅の北口に出る。大塚駅北口駅前広場は再整備されて、イロノワヒロバという愛称まで付けられているが、イロ(色)は多様性を表し、ワ(輪)はつながりを表すということらしい。夜になると広場全体をカラフルに彩る光のファンタジーが見られるということだが、それまで待てないので、モニュメントの一つを写真に撮って大塚駅へ。本日はこれにて終りとする。

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豊島区内名所めぐり(2) 駒込から巣鴨へ

2022-11-17 18:49:27 | 散歩道あれこれ

「コース」

 駒込駅―5番・染井吉野桜記念公園―染井通り―私の庭みんなの庭―染井坂通り―6番・門と蔵のある広場―染井よしの桜の里公園―白山通り―巣鴨駅

前回の続きとして、5番と6番の名所を見て回る。池袋駅から山手線で駒込駅に、ここが今回の出発地となる。駒込駅の北側に、豊島区内名所の5番目にあたる染井吉野桜記念公園がある。桜の季節でないのが残念だが、公園内の「染井吉野桜発祥之里」の記念碑が、桜の記念公園であることを表している。ただ、少々汚れているのが残念な気もする。

本郷通りを渡って線路沿いの道を進み、染井橋に出て右へ染井通りを歩く。「私の庭みんなの庭」を過ぎ、大師道と彫られた道標を目印として右に折れ北に向かう。この道を染井坂通りと言い、少し先に6番・門と蔵のある広場がある。「染井王子巣鴨辺絵図」によると、江戸時代には染井通りの南側に藤堂家の下屋敷があり、北側には植木屋が多かったようで、この広場の門は、藤堂家下屋敷の裏門を植木屋の丹羽家が譲りうけたとされる。なお、この門は区指定有形文化財(建造物)になっている。蔵は昭和10年の建築で、旧丹羽家住宅蔵として国登録有形文化財(建造物)になっている。

門と蔵のある広場を出て右に、駒込小の横を通り次の角を左に行く。江戸の絵図にあった西福寺と染井稲荷は道の右側にある。先に進むと、染井よしの桜の里公園に出る。公園を横切って南に向かい、染井通りの駐在所を過ぎて先に進むとスポーツセンターの裏手に出る。ここを左に、さらに右に左に右へと行くと白山通りに出る。左へ行けば巣鴨駅だが、時間に余裕があるのであれば、白山通りを渡って右へ行き巣鴨地蔵通りを散策しても良い。

 

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豊島区内名所めぐり(1)池袋駅周辺4公園

2022-11-15 18:44:40 | 散歩道あれこれ

豊島区では区政施行90周年記念事業として高齢者のフレイル(虚弱)予防の事業を行っているが、その中の一つに「区内名所をめぐる つながるウォークラリー」というのがあった。65歳以上の豊島区の居住者を対象とし、24カ所の区内の名所のうち5カ所をまわってクイズの答を書いて提出すると記念品が貰えるということで、移動方法は徒歩でも自転車でもよく、公共交通機関も利用可能になっていた。期間は9月1日~10月31日で既に終了しているが、記念品はともかくとして、せっかく24カ所の名所を選定しているので、1番から順に名所めぐりをしてみた。

豊島区内名所のうち、1番から4番は次のようになっている。

1番:池袋西口公園。西池袋1-8-26。令和元年(2019)再整備開園。

2番:南池袋公園。南池袋2-21-1。平成28年(2016)再整備開園。

3番:イケ・サンパーク。東池袋4-42。令和2年(2020)開園。 

4番:中池袋公園。東池袋1-16-1。令和元年(2019)再整備開園。

この4カ所について、当ブログでは、「池袋駅周辺の4公園めぐり」(2020.10.10)として投稿しているが、今回は別のルートで4カ所の公園をめぐっている。

「今回のコース」

池袋駅―1番・池袋西口公園―ウイロード―2番・南池袋公園―グリーン大通り―3番・イケサンパーク―サンシャイン通り―4番・中池袋公園―池袋駅。 

池袋駅の西口を出て、近くの池袋西口公園に行き、GLOBAL RINGをしばらく眺める。それから公園を後にし、池袋駅北側の線路下の通路であるウイロードを通って明治通りに出る。ここまでは、「池袋駅周辺の4公園めぐり」と同じルートだが、ここから先は異なる。

明治通りを先に進み西武鉄道池袋駅東口を過ぎて、その先の交差点で明治通りを渡り右斜め前方の道を先に進むと南池袋公園に出る。芝生には休憩する人々、キッズテラスには遊んでいる子供達の姿が見える。

グリーン大通りに出て東へ、首都高の下を潜り、日出町第二公園の交差点で左に入る。左側にサンシャインシティ、右側に保健所がある交差点を右に行くとイケ・サンパークに出る。公園名は「としまみどりの防災公園」で、イケ・サンパークは愛称ということらしい。

イケ・サンパークから戻って保健所の先の交差点を渡り、バスターミナルの出口を横切って先に進むと、サンサインシティの入口がある。サンシャインシティ内を散策し、動く歩道を通ってエスカレータを上がり、サンシャイン60通りを左に、ユニクロの先の角を右に行けば、広場のような中池袋公園に出る。公園から西に、明治通りを渡れば池袋駅に出る。

 

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