山の奥の細道から

今日からブログを始めました。 山野草が好きでこんなタイトルをつけました。

秋風は涼しくなりぬ・・・・・

2021-08-25 07:24:51 | 旅行

夏の暑さも終盤に向かい茜色の夕暮れ空に秋の気配を感じます

 

秋の七草の筆頭を務めます「はぎ」 です

万葉の頃からも人気の花で一番多く歌に詠まれているそうです

その中でも 私は     秋風は涼しくななるぬこま並(な)めていざ見にゆかんはぎのはなみに

が好きです   なぜかと言えば男の方が馬に乗って萩の花見に行くというの良いのです

そして帰りには一枝取って髪に飾るのが男の方も女の方もなさっていたとか・・・・・?

ふ~んなんと優雅な時代なのでしょう

何は無くても何ともゆったりとしていて心が落ち着くのです

 

盛夏のころに比べますと秋の花は皆小さめで優しい「まつむしそう」 です

松虫が鳴くころに咲きますとかでこのなまえだそうです

でも私はこの種が虫の見えてそれもまた名前の由来でしょう

草むらに咲くこの一輪は秋の訪れを感じさせてくれます

 

 

秋の花の「女郎花」に比べますと一寸がっしりとした「おとこえし」 です

黄色いオミナエシは女めしで粟だそうです

それに比較して白い花はお米だそうです

男女の格差がこんなところにまだあって面白いですね

それでも現在はお米よりは粟の方が栄養豊か人気が有りますそうです

 

秋の空を背景にして咲きますこの花は「おおせんなり」です

この花が余りに可愛くて友達に種を分けて頂きました

その折に「増えすぎて困る時があるよ」と言われました

確かに大草になってなかなか丈夫なのです

また来寺されたかたにも分けてあげました

きっとこまっているでしょう、、、_

人はなぜかなかなか殖えないものはだいじだけけれども

一寸元気がよいと嫌われる?ですね

人間の勝手だと思うのです

 

 

野に咲きます秋草の代表のような「柚香菊」(ゆうがぎく) です

野菊では一番早いです

もう野菊の季節なのですね 素朴ながらも古典的な気品と美にあふれているように思います

又野菊のごとき君なりきの映画化された花だそうです

 

秋は実りの季節でもあります

春先に白い穂のような花を咲かせていました「うわみずさくら」 です

赤や黄色い実が沢山になって「アンニンゴ」とよばれていて

地方によっては塩付けして頂くそうです

この地区ではもっぱら熊、猿、リスのごちそうです

実って果実からは秋が感じれれてれしいですね

昨年も見せて頂きまし「よるがお」です

幻想的なこの花は今まさに開かんとすと言う時に見せて頂いて

その香りに圧倒されました夜に咲く花はどれも香りで昆虫を誘うのでしょう

朝になりますと徐々にしぼみ始めて短い花の命の終焉を迎えます

それにしてもこの大きさと白さはやっぱり素晴らしいです

隣で朝顔が小さくあって「私は規則正しく生活しています」と

言っているようでした

 

 

これは何年か前に小鳥によって運ばれてきました「くさぎ」 です

この花は百合に似た香りで深山深く蝶等の昆虫を香りで誘っているようです

この雄しべ雌しべが決して自花受粉出来ないそうです

花の知恵にはまたまた驚きです

又秋になりますと蒼黒い実がなって藍染の原料の様です

 

この逞しい姿は「ぼたんずる」 です

白い花と香りがよいのでこれをアーチにする方が有っておどろきました

なんでも伝って行く姿からは力強さを思うのですが

地を這って行けば足元が危なくて丈夫な嫌われくさです

 

パラリンピックが始まりました

遠い国々からこの東京を目指して車いすや松葉つえで行進される

選手の方々が充分に持ち前の力を発揮していって下さること祈っております

又この競技を見せて頂いけばみんなの笑顔と元気になりますことでしょう

殊に不自由なって今まで以上に不自由ですごすことの大変さを思っております

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする