さて、プロストから西に進む。
100mほど歩いたところで一休み。
「アイスヲタベマショー」
とN氏の一言で休憩となった。
素適な組木の建物が見えた。
アイスに舌鼓を打つ。小さいけれど旨い。
その場所にあった青色の箱は何か。
N氏のなぞなぞを考えながら異国情緒を楽しんでいたゆきたんく。
リューデスハイムの青い箱。
これは郵便ポストだという。
うんうん、日本では赤が定番だよなぁ。
と次の瞬間。
大きな声で聞こえてきたのは日本語であった。
日本人観光客のご一行様が目の前にいらっしゃったのである。
まぁ、異国情緒が吹っ飛んだのはこの方たちのせいではない。
自分たちも日本人観光客ではないか。
自分の心持がガキだっただけのことである。