いやぁ、帰りの飛行機は飛ぶのだろうか。
それくらい吹雪いていた。
空港手前の交差点で・・・
どうにかレンタカーを富山空港店に返し、荷物を持って最終確認をしたつもりだった。
それも二人がかりである。
レンタカーを返す場所は屋外で、車のドアを開けておくとどんどん雪が降り込むといった具合だ。
荷物を持って空港に行き、荷物検査をして搭乗口に行く。
羽田から1時間で着くはずの機材が、空で1時間の待ちぼうけを食っている。
19時40分発の飛行機に乗るはずが、20時30分の出発に変更になった。
20時に到着した機材の点検と燃料の積み込みが終了したようで乗り込みが始まった。
乗り込む前の風景を見た。
水を羽にかけて雪を溶かしているようだ。凍り付いたら危ないからね。
にこやかなCAの挨拶を聞き、座席に向かう。
ゆきたんくは窓側である。
その窓から外の風景を撮ろうとしてハッとなった。
窓は凍っていた。
そうだよなぁ、そんなコンディションの中を飛んでいたんだよなぁ。
機長さんには頭が下がる。
結局20時50分発の飛行機となった。
飛び立って少ししたら、小石のぶつかるような音がしばらく続いた。
雪の中を跳んでいるのであろう。
あとはお任せするだけである。
そして無事に羽田に着いたのであるが、車を預かっていただいている所で自分の車を見た時に思い出したのは・・・
ETCカードをレンタカーに忘れてしまったことだ。
吹雪いているコンディションの中では、忘れ物は防げないのだろうか。
大いに反省した。
2日後に富山空港オリックスレンタカーから着払いでカードを送っていただいた。
お手数をおかけして申し訳なかった。