さて、またルートヴィヒ2世関連のお城に行った。
ドイツ語では、地名につく「ゼー」が「湖」を意味している。
つまりヘレンキームゼーというのは、キーム湖に浮かぶヘレン島ということだ。
そこに行ってきた。
船ででかけるお城。船は景色がゆっくりと動くからいいね。
イケメン、ルートヴィヒ2世が建設を命じたヘレンキームゼ城は、彼が亡くなったことで建設が中止され、70部屋のうち50部屋は未完成のままだという。
この城はヴェルサイユ宮殿を正確に模倣しなければならなかったというが、2世紀の時間差があり、17世紀には用足しはおまるだったが、この城にはたくさんのトイレが作られている。
庭園は正式のフランス庭園で、すばらしい様式の噴水と像がある。
城の前にあるフランス式庭園。 → Map
地図を貼ったので、クリックして庭園の様子を空から目線で見ていただきたい。
見事なものである。
噴水も素敵だった。
時間を決めて水を放出しているようだ。
中は写真撮影は禁止なので、画像はない。
心でシャッターを押した。
また再び来ることはあるのだろうか。
きっとないと思う。
そう思って、一生懸命に見た。
そして、帰路。
そう船だった。
乗り遅れると30分待たなくてはいけない。
暑い中を早歩きをした。
時々すれ違う馬車のお馬さんの蹄の音に癒される。
字のごとく、本当にカッポカッポと聞こえるのが楽しい。
時間のある時は乗りたいな。高いけれど・・・
船着き場に着いたのは、出航予定時刻の2分前。
よし、乗れる。
と思ったら船着き場にいる係のおじさまが手をクロスして×を作る。
船は出航してしまったのである。
30分待ちである。
運転手のN氏に電話を入れる。
待たせてしまうからだ。
船には売店もある。おじさん、暇そうだったな。
30分後、余裕で乗れた。
当たり前である(笑)
素敵な所だったよ、ヘレンキームゼ城。