伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

航路

2023-08-18 23:11:14 | 

 今回の旅では初体験があった。

お世話になった航空会社も初体験のルフトハンザ。

羽田空港を飛び立ち、高度がぐんぐん上がる。

見慣れた景色を目が捉える。

うん、九十九里だね。



綺麗な弧を描く九十九里浜


次に目に飛び込んできたのは、旧海軍香取航空基地。
右上に十文字の滑走路跡が見えるだろう。


 千葉県旭市の戦争遺跡である。この近くまで足を運んだが、十文字の滑走路跡は見ることができなかった。グーグルマップでも見ることができるが、生で見たのはこれが初めてである。

雲がなければもっと良かったね。

 そう北京に行った時に、このように九十九里まで飛んで180度旋回して飛んだことを思い出した。

 今までヨーロッパに行くときには、日本列島上空を飛び新潟県から日本海に入ってロシア上空に抜けたと記憶していた。

 座席前のモニターに映っていたのは、ロシア上空を通って第一の目的地ミュンヘンまで結ぶ航路だった。

 へぇ、ロシア上空を飛ぶんだ。

 しばらくしてモニターを見ると、示されていた航路に対して垂直に飛んでいる飛行機が映っていた。時間を置いて見直しても描かれた航路と飛行機の向きは垂直に近い。



あれれ、航路を外れてないか・・・


 どこへ行くんだろう。

 大の大人が冷静に考えれば、ロシア上空を飛ぶはずがない。

 その時のゆきたんくは、ハイジャックされた飛行機に乗っているような気分に一瞬なっていた(笑)



ロシアとアメリカの国境近くを抜ける航路が示された。


 なるほど、ロシア上空は避けているのね。

 結局、北極海上空を飛び、普段は見ることのできないカナダの島々を写真に収め、目的地まで到着することができたのである。

 こうなると安心するゆきたんく。

 帰りの飛行機も、右側の窓際に座るから、今度はどんな写真が撮れるかな・・・

 帰りの航路は全く違っていた。


今度はロシアの南側を飛んで日本へ向かう。


 ロシアの南350km離れた所をを通って、日本へ向かった。

 ゆきたんくは悟った。

 燃料を喰う訳だよな。

コメント
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