今日は出張で群馬県の上野村に行く。
途中で富岡製糸場による。
様々な施設を見学するが、印象に残っているのは建物のガラスだ。
ガラスが割れてそのままになっている。
操糸場の窓が割れている。
そのままになっているのは割れたガラスで、雨が入らないように別のガラスでカバーしている。
このガラスは東北地方太平洋沖地震の時に割れたそうである。
この施設が建てられた時にはガラス窓はなかったという。
後に、フランス製のガラスが着けられたそうだ。
ガラスの厚さが均一でない
そのガラスのほとんどが当時のフランス製のガラスだそうだ。
当時の技術では、厚さを均一にできないのだということで、窓越しの景色がゆがんでいる。
そして割れたガラスは新しくつけたものだ。
昔のガラスは割れていない。
強度が強いのだろうか。
何か嬉しくなる話である。